【海外】注目の旅

【海外】注目の旅

2024年07月02日

【リレー連載 第1回】大エジプト博物館 プレオープン訪問記

ナイルの久遠の流れとともに栄えた古代エジプト。砂の大地にそびえるピラミッドやスフィンクス、壮大な神殿やファラオの黄金のマスク。エジプトという土地は、絶えることなく旅人を惹きつけてきました。

ワールド航空サービスではそんなエジプトをより魅力的に紹介すべく、特別プログラムを織り込んだ3ツアーを発表しました。今回は現地に添乗経験のある3人の社員からリレー形式でこの国の魅力をご紹介します。第1回目は担当チーム代表・桂より、注目のカイロ新旧博物館についてご紹介します。

第2回はナイル川クルーズの魅力
第3回はワールドならではの特別プログラムについて紹介の予定ですので、ぜひご覧ください。

2024年下旬開館予定!大エジプト博物館(GEM)はプレオープン中です

23年末に新たに公開された大回廊。奥の大窓からはギザのピラミッドが良く見えます
ギザの三大ピラミッドから約2キロメートルの距離にある博物館は、古代の遺物をただ展示するだけでなく、修復や保存も行う、文化センターとしての役割も担っています(イメージ)

大エジプト博物館って?

ギザの三大ピラミッドのすぐ近くに建つ大エジプト博物館(GEM=Grand Egyptian Museum)は、古代エジプトの至宝を一堂に集めた、エジプトの新たなランドマークです。単一文明を扱う博物館としては世界最大級で、ツタンカーメンの黄金のマスクなど、エジプト考古学博物館の収蔵品のうち約10万点を引き継ぐ予定です。建設にあたっては日本のJICA(国際協力機構)も様々に協力し、パピルスの修復には日本の和紙の技術などが使われています。

本館はほとんど完成し、見られるものも増えてきました

23年からはプレオープンということで館内が公開され、我々もツアーの中で訪問することとなりました。正面玄関から続く大階段には数十点の大型展示物(神殿の一部や立像など)が置かれ、階上まで登ると、奥の大窓から約2キロメートル先にギザのピラミッドが良く見えます。

また先日訪ねた際には、新たに大型プロジェクターを使った360°の映像体験室もオープン。着々と正式オープンに向けて準備が進んでいるようです。世界が注目する最新スポットへいち早く足を運んでみてはいかがでしょうか。

ミュージアムショップには洗練されたお土産の数々が並びます
360°の映像体験が楽しめるシアター。約30分でツタンカーメン王の生涯を辿ります

引き続き健在、カイロ考古学博物館

この100年、エジプト考古学研究の拠点を担ってきたのがカイロ考古学博物館です。1902年のイギリス統治時代に開館した由緒ある博物館で、新古典様式の重厚感のある建物内に古代の遺物が並ぶ様子はまるで映画の世界。現時点では「ツタンカーメンの黄金のマスク」とその副葬品を含む、旅行者に人気の展示物のほとんどは、ここカイロ考古学博物館で展示中です。

市内中心部にあるカイロ考古学博物館
世界最高の至宝とも言われる「ツタンカーメンの黄金のマスク」

※正式な時期は未発表ですが、ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめとする、エジプト考古学博物館の展示物はいずれ大エジプト博物館に移送される予定です。主たる展示物が大エジプト博物館に移送された場合、カイロ考古学博物館の見学はせず、大エジプト博物館のみをご案内します。

ご好評につき、追加設定が決まりました

2月6日(木)発、追加設定2月27日(木)発

24年冬シーズンのエジプトツアーはこちらから

昨シーズンの添乗員レポートもご覧ください

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