アブシンベルからルクソールへ

連泊で巡る・悠久のナイル2大クルーズとクフ王のピラミッド貸切見学の旅【13日間】

  • 集合場所:成田空港
  • 出発日: 2月6日(木) 、 2月27日(木)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥798,000〜ビジネスクラス利用¥1,318,000

旅のポイント

Point 1
一般的なツアーではほとんど紹介されない、ナセル湖クルーズで世界遺産ヌビアの遺跡群を訪ねます。
Point 2
ルクソールの参道ウォーク、サッカラの2つのピラミッド入場などこだわりの観光プログラムにご案内します。
Point 3
ギザやサッカラのピラミッドに加え、ダハシュールのピラミッドへもご案内します。
Point 4
数少ないナセル湖の高級クルーズ船やナイル川に面した客室など宿泊施設にもこだわりました。
Point 5
日中は混みあうクフ王のピラミッドを貸し切り特別観光。通常非公開の王妃の間や地下の間にも特別入場。
Point 6
幾千年の時を経て、今も彩りに溢れた古代世界を堪能。ネフェルタリ王妃の墓、ラムセス三世葬祭殿も観光。
Point 7
日本発の航空機で唯一、同日中にカイロに到着するターキッシュエアラインズを利用(2024年6月現在)。

ツアープランナーより

欧米では大変人気のあるナセル湖クルーズ。その魅力はまるで大海を旅するかのような広大な湖の自然景観、及び湖畔のヌビア遺跡見学にあります。アブシンベル神殿と同様にダム建設の際、水没の危機を逃れるために多くの古代遺跡がナセル湖畔に移築・保護され、世界遺産に登録されました。保存状態が良く、観光客もほとんど訪れない珠玉の遺跡へとご案内します。また、ナイル川クルーズもお楽しみいただくことでエジプトの主要な見どころを一度に訪れる内容としました。加えて、朝の時間帯のクフ王のピラミッドを貸し切りで内部見学します。通常は非公開の「王妃の間」や「地下の間」を含めじっくりとご覧いただき、三大ピラミッドを望むレストランでの朝食もご用意しました。日本発の航空機としては唯一(2024年6月1日現在)、機中泊の不要な成田発のターキッシュエアラインズを利用。同日中にカイロへ到着し、空港近くのホテルに宿泊することで、長距離フライトのお疲れを残さずに旅をスタートします。最新の見どころをご紹介しながらも、ナイル下流域を含めて見どころを厳選し、より印象的な旅へとしました。エジプトの旅の決定版としてご期待ください。

ナセル湖畔とナイル河畔に佇む遺跡群を訪ね
エジプト古代文明の神髄に迫る

ひと味違うギザの観光。クフ王のピラミッドを貸し切り特別見学

エジプトに現存するピラミッドの中で最大の大きさを誇るクフ王のピラミッド。内部への入場観光は一日300名限定のため常に長蛇の列ですが、今回は特別に朝の時間帯に貸し切りでご案内します。王の玄室に加え、通常はご覧いただけない「王妃の間」や「地下の間」もじっくりとご覧ください。また、観光客が少ない時間帯のピラミッドエリアの神秘的な景観もお楽しみいただけます。見学後は三大ピラミッドを望むレストランでの朝食をご用意しています。

「地下の間」には身をかがめながら進みます。
太陽に照らし出され始めたピラミッドを間近で見られる贅沢(イメージ・添乗員撮影)
日中は観光客で混みあうピラミッド周辺。誰もいないピラミッドを満喫出来るのは、朝の貸切見学ならでは(添乗員撮影)
誰もいないクフ王の玄室。貸切観光だからこそ古代建築の神秘に静かに触れていただけます(添乗員撮影)
観光後、ピラミッドを眺めながらの朝食にご案内します。角度や時間を変えてピラミッドをお楽しみください(イメージ)

僅か数隻しか運航していないナセル湖クルーズ。世界遺産ヌビアの遺跡群を訪ねます

アスワン周辺からスーダンにかけての地域はヌビアと呼ばれ、現在ではアスワン・ハイ・ダムやナセル湖が広がります。ダム建設計画の際、ヌビアの多くの古代遺跡はユネスコが中心となり遺跡を安全な場所へ移築し、ヌビアの信仰や文化を伝える貴重な世界遺産として保存されました。わずか数隻しか運航していないナセル湖クルーズの船をご用意し、陸上からは訪れることが困難なワディ・エル・セブア神殿、カラブシャ神殿などへアプローチします。

ヌビア地方最大の砂岩でできたカラブシャ神殿に残るレリーフ
ラムセス二世によって建設されたワディ・エル・セブア神殿

ルクソールやサッカラでこだわりの観光プログラム

かつてルクソール神殿とカルナック大神殿を結んでいたスフィンクス参道が近年発掘と修復を終えて、数千年ぶりに2つの神殿が結ばれました。ご希望の方は、かつて増水期に神々を迎えるための「オペトの祭り」が行われた、1200体ものスフィンクスが並ぶスフィンクス参道ウォークにご案内します。また、サッカラでは近年入場観光が可能になった階段ピラミッドやピラミッドテキストが残るウナス王の墓、彩色豊かなメフの墓などを入場観光でご案内します。

修復を終え、数千年ぶりに元の姿に戻ったスフィンクス参道(ルクソール)
近年、入場観光が可能となった世界最古の階段ピラミッド(サッカラ)
メフの墓に残る見事なレリーフ(サッカラ)
ピラミッドテキストが壁面にはっきりと残る重要史跡。ウナス王のピラミッド内部(サッカラ)

日本発の航空機で唯一、同日中にカイロに到着するターキッシュエアラインズを利用

中近東や北アフリカへの旅で利用する多くの航空会社は発着時間の関係で、往復ともに機中泊となる日程にせざるを得ない場合が大半です。このたびは、往路は成田空港発のターキッシュエアラインズを利用。日本発の航空機で唯一、機中泊なしで同日中にカイロに到着できます。到着後は、空港近くのホテルに宿泊しますので、お身体に楽な日程としております。復路はカイロを夜に出発する、利便性が高い羽田便を利用いたします。(2024年6月現在)

ターキッシュエアラインズで往路は機中泊無しでカイロへ

ツアーの見どころ

保存状態がいいレリーフは必見。ヌビア最古の神殿・アマダ神殿

エジプト第18王朝の3人の王によって建設されたヌビア最古の神殿。レリーフは極めて保存状態がよく、壁には色鮮やかな装飾が残されています。移転時には、元の形のまま現在の場所に運ばれました。

色彩がはっきりと残るヌビア最古のアマダ神殿内部 ©Dennis Jarvis

ギザやサッカラのピラミッドに加え、ダハシュールのピラミッドへもご案内

ギザの三大ピラミッドやサッカラの階段ピラミッドなどに加え、一般的なツアーでは殆ど訪れないダハシュールの屈折ピラミッドと赤のピラミッドも訪問。実際に様々な形状のピラミッドをご覧いただくことで、より深く、ピラミッドの変遷を肌で感じていただきます。

ダハシュールの屈折ピラミッド

「海のエジプト」・独特の史跡が残るアレキサンドリアも訪問

アレキサンドリアは、紀元前331年にアレキサンダー大王によって建設され、プトレマイオス朝の都として繁栄しました。地中海に面しているだけあって、他地域とは異なり、ギリシャ・ローマの影響が色濃く感じられる興味深い遺跡や出土品が多く、特にエジプト文明と地中海文明が混交した独特の文化が垣間見えるカタコンベは大変興味深いものです。また、近年改装を終えたばかりで見どころが豊富なグレコ・ローマン博物館にもご案内します。

地中海に面したプトレマイオス朝の都・アレキサンドリア
古代エジプト、ギリシャ、ローマの文化が混じり合ったカタコンベのレリーフ

プレオープン中のGEM(大エジプト博物館)とエジプト考古学博物館に加え、ヌビア博物館もご案内

カイロではGEM(大エジプト博物館)とツタンカーメンの黄金のマスクなどが展示されるエジプト考古学博物館へご案内します(注3)。GEMは現在正式オープンをひかえ、プレオープン中ですが大階段が完成し鑑賞区域が広がっています。エントランスではラムセス二世の巨象が皆様を迎えてくれます。更に、アスワンでは一般的なツアーでは殆ど訪れないヌビア博物館の見学へ。エジプト南部のヌビア地方で独自に発展し、地域の信仰を集めたここでしか見られない神々の像などが展示されます。比較的最近建てられた為、ライティングも考えられた見どころが豊富な博物館です。

プレオープン中の大エジプト博物館
エジプトとは異なるヌビアの文化にもふれます ©Vyacheslav Argenberg

ネフェルタリ王妃の墓や彩色豊かなラムセス三世葬祭殿も訪問

圧倒的な色彩を残し、エジプト美術の中でも最高傑作と呼ばれているネフェルタリ王妃の墓を見学します。荘厳にして華麗な死後の世界をどうぞご堪能ください。時を遙か3000年超えて、当時絶大な力を誇ったファラオの妻への思いにふれる、旅の幸せに満ちた体験になるはずです。また、今も当時の彩色が残され、往時の色とりどりの姿を思い浮かべることができるラムセス三世葬祭殿も訪問します。

※ネフェルタリ王妃の墓は2024年3月2日より修復作業中で公開されておりません。修復作業に時間を要し、ご案内できない場合は、他の観光にご案内させていただきます。(2024年8月現在)

エジプト美術の最高傑作のひとつ、ネフェルタリ王妃の墓

 
高級客船シュタイゲンベルガー・オマール・ハヤム号で3泊4日のナセル湖クルーズ

乗船するオマール・ハヤム号は、上位にランクされる高級客船です。ジェットバスやプールのあるサンデッキからは、心地よい風を感じながら湖畔の景色をお楽しみください。メインレストランのアブ・ナワスでのお食事やラウンジバー、スパなど設備も充実しています。運営はドイツの高級ホテルチェーン、シュタイゲンベルガーです。

高級客船シュタイゲンベルガー・オマール・ハヤム号
プールのあるサンデッキ
メインレストランのアブ・ナワス
スパでおくつろぎください
客室(イメージ)

ツアー日程

13日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港10:15発 イスタンブール18:00着/21:55発 カイロ23:20着

■午前、成田空港よりターキッシュエアラインズにてイスタンブールへ。

■航空機を乗り換え、カイロへ。

■着後、空港近くのホテルへ。往路は機中泊の無い、お身体にやさしい行程です。

(カイロ空港近郊泊)

2日目
カイロ午前発 アブシンベル午前着または午後着

■午前、国内線にてアブシンベルへ。(注1)

■着後、●アブシンベル大神殿●小神殿の観光へご案内します。その後、ナセル湖クルーズ船に乗船します。

【3連泊】(船中泊:アブシンベル停泊)

3日目
アブシンベル午前発 カスル・イブリム アマダ ワディ・エル・セブア午後着

■午前、カスル・イブリムへ向け出航。着後、サンデッキより○カスル・イブリムを遠望。その後、船はアマダへ。

■着後、 ●アマダ神殿●ペンヌウトの墓●デール神殿の見学。

■午後、ワディ・エル・セブアへ。広大な湖面に広がるナセル湖の景観をお楽しみください

(船中泊:ワディ・エル・セブア停泊)

4日目
ワディ・エル・セブア午後発 アスワン夜着

■午前、 ●ワディ・エル・セブア神殿の見学へ。

■その後、アスワンへ向け出港します。

(船中泊:アスワン停泊)

5日目
アスワン (カラブシャ神殿) (イシス神殿)

■午前、 ●カラブシャ神殿を見学し、ナイル川クルーズ船に乗船します。

■その後、●アスワン・ハイ・ダム●イシス神殿●古代の石切り場へご案内します。

■午後、●ヌビア博物館を見学。

【3連泊】(船中泊:アスワン停泊)

6日目
アスワン朝発 コム・オンボ エドフ ルクソール夜着

■朝、コム・オンボへ向け出航。着後、●コム・オンボ神殿を見学。その後、エドフへ。

■午後、エドフの●ホルス神殿の観光へご案内します。

■その後、クルーズ船はルクソールへ向け出港。ナイル川クルーズをお楽しみください。

(船中泊:ルクソール停泊)

7日目
ルクソール (西岸観光)

■本日は、西岸の観光へ。○メムノンの巨像●ハトシェプスト女王葬祭殿●王家の谷(●ツタンカーメン王の墓)●ラムセス三世葬祭殿、及びエジプト随一の美しいレリーフが残る●ネフェルタリ王妃の墓を見学。

(船中泊:ルクソール停泊)

8日目
ルクソール (東岸観光) ルクソール午後発 カイロ夕刻着

朝、ご希望の方は、かつて増水期に神々を迎える為の「オペトの祭」が行われた、ルクソール神殿とカルナック大神殿を結び、1200体ものスフィンクスが並ぶスフィンクス参道ウォークにご案内します。

■午前、東岸の観光へ。エジプト最大規模の遺跡●カルナック神殿●ルクソール神殿の観光へご案内します。

■午後、国内線にてカイロへ。着後、ホテルへ。ご宿泊は、シェラトン・カイロのナイル川に面した客室をご用意しました。

【4連泊】(カイロ:シェラトン・カイロ泊)

9日目
カイロ (サッカラ、メンフィス、ダハシュール)

■午前、サッカラへ。内部見学が可能となった、世界最古の●階段ピラミッド、貴重なレリーフで知られる●ウナス王のピラミッド、人々の暮らしぶりが描かれた●メフの墓を見学します。

■午後、メンフィス●博物館の観光。その後、ダハシュールへ。○屈折ピラミッド○赤のピラミッドを見学。

(カイロ:シェラトン・カイロ泊)

10日目
カイロ アレキサンドリア カイロ

■終日、日帰りにてアレキサンドリアを訪ねます。●グレコ・ローマン博物館○カイトベイの要塞●カタコンベ○ポンペイの柱○アレキサンドリアの大図書館をご覧いただきます。

■昼食はシーフードをご用意しました。

■午後、鉄道にてカイロへ戻ります。

(カイロ:シェラトン・カイロ泊)

11日目
カイロ (クフ王のピラミッド貸切見学) (ピラミッド・ブレックファスト) (大エジプト博物館) (エジプト考古学博物館)

■朝、早めに出発し、三大ピラミッドが聳え立つギザ台地へ。ほとんど観光客がいないピラミッドの景観と●クフ王のピラミッドの貸切見学です。通常はご覧いただけない「王妃の間」や「地下の間」を含め、じっくりとご覧ください(注2)。

朝食は三大ピラミッドを望むレストランでご用意しました。

■その後、三大ピラミッドを遠望出来る写真スポット○スフィンクス○河岸神殿へご案内し、プレオープン中の●GEM:大エジプト博物館の見学です。

■午後、カイロへ戻り、ツタンカーメンの黄金のマスクなど貴重な古代の品々が展示されている●エジプト考古学博物館(注3)の観光。

(カイロ:シェラトン・カイロ泊)

12日目
カイロ21:20発

■出発まで自由行動。

■昼食後、カイロ歴史地区の観光へ。●アズハル・モスクなどへご案内します。

■夜、航空機にてイスタンブールへ。

(機中泊)

13日目
イスタンブール00:45着/02:40発 羽田空港19:45着

■着後、航空機を乗り換え、帰国の途へ。

■夜、羽田空港に到着。

(注1)エジプト国内の航空機は不安定な為、カイロよりアスワンへ空路で移動し、アスワンよりアブシンベルへ陸路で移動(約3時間)する場合もございます。予めご了承ください。

(注2)エジプト政府の要請により、貸切観光がお昼、又は夜に変更となる場合があります。その場合、観光順番を入れ替えてご案内します。

(注3)正式な時期は未発表ですが、ツタンカーメンの黄金のマスクをはじめとする、エジプト考古学博物館の展示物はいずれ大エジプト博物館に移送される予定です。主たる展示物が大エジプト博物館に移送された場合、カイロ考古学博物館の見学はせず、大エジプト博物館のみをご案内します。

 

 

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出発日・旅行代金

このツアーは13日間のコースです。

出発日 旅行代金
2月6日(木)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,318,000

ビジネスクラス利用

2月27日(木)発

旅行代金:¥798,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,318,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥250,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■燃油サーチャージ別途目安:¥72,000:6月1日現在

■ビジネスクラス適用区間:成田空港~カイロ/カイロ~羽田空港間に適用

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

地方発着追加代金
大阪・名古屋~東京 片道・・・  5,000
福岡・札幌~東京 片道・・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので、各支店へお問い合わせください。

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