世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」

縄文を旅する 道南・洞爺とアイヌ文化の旅【5日間】

  • 集合場所:中部空港、羽田空港※函館空港合流/新千歳空港離団可能
  • 出発日: 6月6日(火) 、 7月4日(火)
  • 旅行代金:¥248,000→全国旅行支援対象 お支払い実額:¥228,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」に登録された北海道の遺跡を巡ります
Point 2
国・重要文化財にして北海道初の国宝「中空土偶」を見学します
Point 3
縄文人の末裔といわれるアイヌ文化も訪れます

ツアープランナーより

 縄文時代とはおおよそ1万5000年前から2300年前(紀元前1万3000年~紀元前300年)の1万年以上にわたる期間です。この途方もなく長い期間に、世界では四大河文明が栄え、様々な文明が攻防を繰り返し、アレキサンダー大王がアジアからヨーロッパに跨る大帝国を造営、中国では秦の始皇帝が国を統一する頃まで続くのです。 縄文文化は謎の文化、あるいは解明されることのない文化とも言われています。彼らの技術力の高さ、芸術性の高さは現在の我々も真似の出来ないものが多くあります。ヒスイの勾玉に小さな穴をあける技術などは現代の技術をもってしても難しいものです。また、土器や土偶の豊かな装飾は現代の芸術家をも唸らせる美しさがあります。それらはどこから来たものなのか? その技術や芸術性は宇宙人によってもたらされたと真剣に考えている学者もいるほどです。縄文の遺宝に触れることによって、その謎に少しでも近づいてみましょう。 縄文文化は日本全国に分布していますが、今回は世界文化遺産に登録された、貝塚と集落跡の「北黄金貝塚」(北海道伊達市)を中心に、道南の縄文遺跡や北海道初の国宝「中空土偶」などをご覧いただき、さらにアイヌ文化もご紹介いたします。 世界四大河文明に勝るとも劣らない縄文文化のすばらしさをお楽しみください。解明されることのない縄文の不思議の世界へ皆様をご案内いたします。  

縄文を旅する

 日本の縄文時代は、紀元前1万数千年前から1万年以上もの悠久の歴史を擁します。草創期から晩期まで分かれ、土地によっても一様ではなく多面的で、岡本太郎はその芸術性の高さを「日本が世界に誇るべき美」として称賛しました。
 2021年、「北海道・北東北の縄文遺跡群」は世界文化遺産登録を果たし、その貴重な文化は名実ともに世界が認めるものとなりました。
 日本には各地に46万を超える縄文遺跡がありますが、なかでもそれを多く数えるのが、東北と北海道です。東北には特別史跡の三内丸山遺跡や大湯の環状列石があり、北東北と北海道南部にはつながりのある広範な縄文文化が見られます。数と広さ、歴史的な価値の高さが日本を代表する縄文遺跡として世界遺産に登録されたのです。
 シリーズ「縄文を旅する」では、この東北と道南それぞれに焦点を当て、2つの旅をご案内します。これまでに両地を旅した方も、縄文をテーマに旅をすれば、まったく異なる魅力に気づかされることでしょう。

見どころのご紹介

世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を訪問

北海道・北東北の豊かな自然の恵みを受けながら1万年以上にわたり採集・漁労・狩猟により定住した縄文時代の人々。その生活と精神文化を今に伝える貴重な遺跡や遺物の数々は、2021年7月に世界遺産に登録されました。このツアーでは世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」として登録された北海道の遺跡を中心にご案内します。長期間継続して祭祀・儀礼が行われたと考えられている「大船遺跡」、定住発展期前半の貝塚を伴う集落「北黄金貝塚」、定住成熟期前半において共同の祭祀場や墓地を支えた周辺の集落の典型「入江貝塚遺跡」と世界遺産を構成する道南の縄文遺跡をめぐります。古代の遺物の中に見られる祭礼や祈りの跡から、先史時代に生きた人々の豊かな精神世界を感じられるでしょう。

大船遺跡 写真提供:函館国際観光コンベンション協会
大船遺跡  写真提供:函館国際観光コンベンション協会
入江貝塚遺跡から出土した縄文土器 ©洞爺湖町教育委員会
北黄金貝塚では、貝殻を使い貝塚の広さを表しています

国・重要文化財にして北海道初の国宝「中空土偶」

 1975年にジャガイモを収穫しようとしていた女性が発見した「中空土偶」。高さ41.5センチと国内最大級の土偶です。国の重要文化財にして、北海道初の国宝は、美しいフォルムと幾何学模様が魅力的で、「北の縄文のビーナス」の愛称で人気を集めています。

中空土偶 写真提供:函館国際観光コンベンション協会

「北の縄文文化」から「アイヌ文化」へ

 1万年以上の長きにわたる縄文時代。北海道にまで縄文文化が到達したのは今から1万3000年ほど前とされています。その時代から、人々は津軽海峡をわたり交流していたのです。その後、本州にはコメ作りが伝わり、弥生時代へと入っていきますが、北海道は当時はコメ作りには適さない寒冷の地。北海道は弥生時代とはならず、人々は縄文の伝統を引き継ぎながら、独自の文化を築いて行きました。つまり、オホーツク文化、アイヌ文化へと継承されていくのです。
 縄文の遺跡を訪ね、ツアーの最後には、アイヌ文化に最新の施設で触れる「ウポポイ」とアイヌの伝統が息づく二風谷へ。本州の縄文文化を訪ねる旅とは、一味違った観光になっています。

2020年オープンした人気のウポポイ(民族共生象徴空間)
アイヌを主題とした日本初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」
二風谷アイヌ文化博物館
二風谷アイヌ文化博物館
二風谷アイヌ文化博物館
二風谷アイヌ文化博物館

ツアー日程

5日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
中部空港11:10発 函館空港12:40着 函館

■中部空港より航空機にて函館空港へ。

■着後、縄文時代から現代までの函館の歴史を紹介する市立函館博物館、アイヌ文化を紹介する北方民族資料館を見学します。

■夜、希望者は実費にて函館山からの夜景観賞にご案内します。

【2連泊】(函館泊)

2日目
函館

■午前、道南の縄文遺跡を訪問します。まずは、垣ノ島遺跡に隣接し国宝の中空土偶足型付土版を所有する縄文文化センターへ。道南の縄文の説明の後、○大船遺跡を見学します。

■午後、自由行動。

(函館泊)

3日目
函館駅10:45発 伊達紋別駅12:50着 洞爺湖17:00着

■午前、JR特急にて伊達紋別へ。

■着後、伊達市に位置する縄文遺跡、北黄金遺跡へ。

■その後、入江・貝塚遺跡を見学し、洞爺湖畔へ向かいます。

(洞爺湖泊)

4日目
洞爺湖 白老 支笏湖

■午前、洞爺湖の遊覧を楽しみます。

■その後、国立アイヌ民族博物館の置かれたウポポイ(民族共生象徴空間)を見学します。

■夕刻、支笏湖畔の旅館へ。

(支笏湖泊)

5日目
支笏湖 二風谷 新千歳空港17:00発 中部空港18:45着

■午前、アイヌの文化を今も残す二風谷へ。

■着後、二風谷アイヌ文化博物館萱野茂二風谷アイヌ資料館を見学します。

■午後、新千歳空港へ。

■新千歳空港より、航空機にて中部空港へ。

ご自宅までお荷物を託送します。

※上記日程は中部空港発着(往路:エア・ドゥ、復路:全日空利用)の日程です。その他の航空会社を利用の場合は時間が異なります。  

 


【羽田空港 7月4日発】(全日空利用の場合の時間です。その他の航空会社を利用の場合は時間が異なります。)
往路:羽田空港09:55発函館空港11:15着
復路:新千歳空港17:00発羽田空港18:40着


パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは5日間のコースです。

出発日 旅行代金
6月6日(火)発

旅行代金:¥248,000

※中部空港発着

全国旅行支援割引:¥20,000

別途地域クーポン:¥8,000

お支払い実額:¥228,000

7月4日(火)発

旅行代金:¥248,000

※羽田空港発着

全国旅行支援割引:¥20,000

別途地域クーポン:¥8,000

お支払い実額:¥228,000

■1名室利用追加代金:¥40,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。お1人部屋利用の場合は洋室シングルルームまたは和室となります。

■現地合流離団:函館空港合流(出発)/新千歳空港離団(帰着) 旅行代金から¥34,000引きとなります。

 

※このツアーは全国旅行支援を利用するコースです。旅行代金の割引と地域クーポンが付与されます。利用条件とご注意は下記の「全国旅行支援(詳細はこちら)」をご覧ください。
※全国旅行支援の助成事業の予算が終了次第、助成事業は停止となり、通常の旅行代金でのご案内となりますので、予めご了承ください。なお、キャンセルされた場合は割引適用前の旅行代金に対して通常のキャンセル料がかかります。

 

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