奥田シェフの「アル・ケッチァーノ」でディナーを

庄内ガストロノミー 鶴岡・酒田の旅【3日間】

  • 集合場所:羽田空港※庄内空港合流/庄内空港離団可能
  • 出発日: 3月3日(火) 、 3月17日(火)
  • 旅行代金:¥228,000

ここにご注目。旅のポイント

Point 1
ローカルガストロノミーの雄・奥田シェフのアル・ケッチァーノへ。
Point 2
坂茂氏設計でも話題の「スイデンテラス」に連泊滞在します。
Point 3
県外の方からも人気の高い鮨店「こい勢」でのランチもお召し上がりください。

ツアープランナーより

日本で最初に「ユネスコ食文化創造都市」に認定された鶴岡と、北前船で賑わった港町酒田を中心に広がる庄内地方。そこには日本海の海の幸と、国内屈指の穀倉地帯のひとつ庄内平野の穀物や農産物が育んできた豊かな食文化が花開き、北の「食の都」と呼ばれています。これらの食文化は今日も人々の中に息づき、近年まで交通が不便だったこともあり、残された歴史の町並みや史跡群とともに魅力溢れる訪問地となっています。ツアーでは、庄内平野の象徴である田園地帯に立つ話題のホテル、「スイデンテラス」に連泊。酒田、鶴岡の文化を訪ね、ローカルガストロノミーの先導者・奥田シェフの「アル・ケッチァーノ」でのディナーをお楽しみいただきます。そして、出羽三山のひとつ、羽黒山に残るかつての宿坊「斎館」にて楽しむ「精進料理」も、庄内ガストロノミーを支える「山伏料理」です。

「ユネスコ食文化創造都市」鶴岡に
ローカルガストロノミーのルーツを求める

ローカルガストロノミーの雄・奥田シェフのアル・ケッチァーノ

 日本各地に広がりつつあるローカルガストロノミー。その先導者こそ、奥田政行シェフです。鶴岡の郊外に建つ奥田シェフの一軒家レストラン「アル・ケッチァーノ」は、鶴岡の食の魅力を全国に、そして世界に発信し、美食の町として名を高めてきました。2022年7月に同市内で移転リニューアルオープン。新たな店舗で、奥田シェフの創造性溢れるイタリアンの世界をお楽しみいただきます。

日本のローカルガストロノミーの先駆者であり、国内外で多くの表彰も受ける奥田シェフ
地元産の新鮮な食材を、素材の魅力を生かしたイタリアンに(イメージ)
「アル・ケッチァーノ」のお料理(イメージ)

独創的な建築と温かなもてなし「スイデンテラス

 建築界のノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞した、坂茂氏が手がけた「スイデンテラス」に連泊します。木の温もり溢れる客室や、開放的な露天風呂、庄内産の素材にこだわったお食事も、大変好評です。

田園風景と一体化するかのように佇む「スイデンテラス」(イメージ)
有機栽培した野菜をふんだんに使った朝食が大好評です。(イメージ)

北前船が運んだ富と華やかな京文化 酒田

 「西の堺、東の酒田」と呼ばれ、賑わった酒田。北前船が運んできたのは豊かな富と京文化でした。登録有形文化財でもある「山王くらぶ」など、賑やかな料亭文化は今も残されています。豪商として名高い本間家旧本邸、山居倉庫など、往時の繁栄を偲ばせる見どころも訪ねます。

庄内の米蔵として使われた「山居倉庫」
「山王くらぶ」では見事な吊るし雛の展示が見られます
酒田の料亭文化を伝える「山王くらぶ」の外観

山形県屈指の鮨の名店「こい勢」

2日目のランチは、酒田市内にある名店「こい勢」にて。ご主人の鈴木さんは山形の寒河江で生まれ育ち、浅草の名店で江戸前ずしを学び酒田に店を出して53年。「江戸前ずしと地魚の融合」をテーマに、常に進化する鮨を提供しています。庄内沖の旬の地魚を使った自慢の鮨をお召し上がりください。

江戸前ずしと地魚の融合を目指す「こい勢」の鮨(イメージ)

ユネスコ食文化創造都市、鶴岡

 鶴岡庄内藩の中枢だった鶴ヶ岡城の城下町として発展してきた鶴岡。町の中心には庄内藩が残した致道館が残り、その周辺には江戸、明治時代の和洋建築物が混在する風景が楽しめます。近年は食の都として注目を集め、ユネスコ食文化創造都市に認定されました。鶴岡駅前には「つるおか食文化市場」があります。

江戸時代の庄内藩の藩校、致道館

鶴岡でぜひとも訪れたい「畳の教会」鶴岡カトリック教会

 城下町鶴岡を訪れたら、ぜひ訪れたいのが「鶴岡カトリック教会」です。1903年(明治36年)に建てられた明治ロマネスク様式建築の傑作といわれ、国の重要文化財に指定されています。
フランス人のパピノ神父の設計で、日本人の大工、相馬富太郎が棟梁となって建築しました。世界でも貴重な、日本で唯一といわれる「黒いマリア像」が安置され、この国独特の「畳の教会」となっています。また窓絵はステンドグラスの代わりに透明な紙に描いた聖画を2枚のガラスで挟んだもので、日本でもここでしか見られないものとなっています。

その美しさでも知られる鶴岡カトリック教会
鶴岡教会は日本のキリスト教文化を今に伝える「畳の教会」のひとつ
日本ではここでしか見られないガラスに挟んだ聖画
世界でも貴重な、日本唯一の「黒いマリア像」

松尾芭蕉も立ち寄った宿坊「斎館」での精進料理

 庄内平野を囲むように立つ出羽三山。月山、羽黒山、湯殿山は、それぞれ「過去」、「現在」、「未来」に例えられ、3つの山を参拝することで「生まれ変わりの旅」と呼ばれていました。この参拝の中心となっているのが、羽黒山に建つ「出羽三山神社」。かつてはこの神社を中心に「山籠所」と呼ばれる宿坊が30軒以上ありましたが、現在は1軒が残るのみ。その1軒が「斎館」として、現在も出羽三山ゆかりの「精進料理」を提供しています。庄内の食文化は、米を中心とした野菜類、日本海の海の幸、そして、この山伏の食文化の融合といわれます。奥の細道をゆく松尾芭蕉も立ち寄ったという「斎館」の山伏料理も、庄内ガストロノミーの一つです。併せてお楽しみください。

出羽三山神社には、今でも多くの参拝者が訪れる
もうひとつの庄内ガストロノミー「斎館」の精進料理(イメージ)

ツアー日程

3日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
羽田空港10:40発 庄内空港11:40着 鶴岡17:00着

■午前、羽田空港より航空機にて庄内空港へ。

■着後、鶴岡の中心鶴ケ岡城址周辺を巡ります。●庄内藩校致道館●大宝館○荘内神社●旧風間家住宅丙申堂、「黒いマリア像」の●鶴岡カトリック教会などへご案内します。

■見学後、鶴岡郊外に建つホテル、「スイデンテラス」へ。

■夕食は、ローカルガストロノミーの草分けとなった奥田シェフの店、「アル・ケッチァーノ」でお楽しみください。

【2連泊】(鶴岡泊)

 

2日目
鶴岡 酒田 (アル・ケッチァーノでのディナー)

■午前、バスにて北前船の港町として栄えた酒田を見学します。明治時代の○山居倉庫●本間家旧本邸、かつての酒田の料亭文化や酒田の歴史を紹介する●山王くらぶなどを訪ねます。

■昼食は県の内外からファンも多い寿司店「こい勢」にて。

■夕食はホテルにてお召し上がりください。

(鶴岡泊)

3日目
鶴岡09:00発 羽黒山 庄内空港17:40発 羽田空港18:45着

■午前、山岳信仰の中心の一つ、山伏の修験の地として知られる出羽三山の羽黒山へ。着後、○羽黒山神社を見学。羽黒山参籠所「斎館」にて松尾芭蕉が奥の細道行脚の際にもてなされた精進料理を楽しみます。

■夕刻、庄内空港より航空機にて羽田空港へ。

■着後、解散。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは3日間のコースです。

出発日 旅行代金
3月3日(火)発

旅行代金:¥228,000

3月17日(火)発

旅行代金:¥228,000

※1名室利用追加代金:¥65,000
お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

※現地合流プラン:庄内空港合流(出発地)/庄内空港離団(帰着地) 旅行代金から¥36,000引きとなります。

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