ペトラでは遺跡まで徒歩圏内のホテルに連泊し、ペトラ・バイ・ナイトも含めてじっくりと見学します

ペトラは紀元前3世紀に栄えたナバテア人の隊商都市。シクと呼ばれる断崖絶壁の細い道を進むと、見事なファサードを持つエル・ハズネ（宝物殿）が忽然と姿を現します。2024年10月には、地下より2000年以上前の「秘密の墓」が見つかり話題となりました。徒歩圏内のホテルに宿泊することによって、午後の自由行動の時間も合わせて、広大な都市遺跡をご自身のペースで見学できます。夜もランタン・キャンドルのほのかな灯りにエル・ハズネが浮かび上がる、幻想的な「ペトラ・バイ・ナイト」にご案内します。

『アラビアのロレンス』の世界　ワディ・ラムでは、砂漠での特別な滞在

ヨルダン南部に広がる世界遺産のワディ・ラムは映画「アラビアのロレンス」のロケ地でもあり、映画に登場した、風雨が造り上げた壮大な大地の芸術が目の前に広がります。そこでは、砂漠の真っ只中にあり、部屋から星空を満喫できるバブル・テント型のホテルに宿泊。夜は人工の明かりが少ないホテルから星空を眺め、翌日は四輪駆動車でワディ・ラムの砂漠と奇岩の壮大な景観をお楽しみいただきます。（注）星空は自然現象ゆえに必ずご覧いただけるとは限りません。

古代ローマの栄華を今に伝えるジェラシュ遺跡

「中東のポンペイ」とも呼ばれるジェラシュ。古代ローマの植民地として栄えましたが、大地震により崩壊しました。砂に呑み込まれたために保存状態がよく、当時の姿をよく残しています。広大な遺跡をゆっくりと歩きながら見学します。

サルトの町はヨルダンの首都アンマンから北西に約30㎞。エルサレムに続く街道沿いに位置し、ローマ帝国時代から発展した歴史ある街です。ビザンチン帝国時代には主教座がおかれ、19世紀には貿易の中心地として発展し、現在のヨルダン・ハシミテ王国の前身となるトランス・ヨルダン王国の首都となりました。オスマン帝国時代の面影を伝える山吹色した石造りの伝統的な建物が建ち並び、古都風情を感じさせてくれます。この町の中心部には、アール・ヌーヴォー様式とネオ・コロニアル様式、そして地元の伝統や習慣が融合した約600の重要な歴史的建造物があり、2021年にはユネスコの世界遺産に登録されました。実はその背景には日本のJICA(国際協力機構)の協力があります。10年以上前から「持続可能な観光開発や都市基盤整備」を目的として、オスマン帝国時代の街並みの修復が行われてきたのです。

死海では浮遊体験をご体験ください

ヨルダンを訪ねたなら見逃したくない名所のひとつ、塩湖の死海。海水の10倍もの塩分濃度があり、浮力が強いことからぷかぷかと浮遊体験が楽しめます。体の力を抜くのがコツ。ぜひお試しください。添乗員が写真をお撮りします。