山河と文化のシンフォニー

フレンチ・アルプスの首都グルノーブル滞在と周辺の旅【10日間】

  • 集合場所:羽田空港または成田空港または関西空港
  • 出発日: 5月25日(日) 、 6月1日(日) 、 6月15日(日) 、 6月22日(日)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥598,000〜ビジネスクラス利用¥1,178,000

旅のポイント

Point 1
自然と文化に恵まれたグルノーブルに7連泊。視察をして発見した多彩な楽しみ方をご紹介します。
Point 2
2日に渡り、専用バスを利用しての日帰り旅行にご案内。豊かな魅力を秘めたグルノーブルの周辺を探訪します。
Point 3
公共交通機関を利用しての近郊の町や村を訪ねるプランもご用意しています(実費)。

ツアープランナーより

 これまで、フランスではパリ、ストラスブール、ニースそしてリヨンの滞在の旅を発表し、いずれも多くのお客様にご参加いただきました。「次なる滞在の舞台はどこにしよう?」と模索していたところ、2024年5月に実現したリヨンでの特別企画でご協力いただいたオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏観光局のラシェルさんから提案があったのが、フレンチ・アルプスの首都グルノーブルでした。
 グルノーブルとそれを県都とするイゼール県は弊社でもご案内する機会の少ない場所でしたが、地元を愛するラシェルさんに導かれて、現地を視察。とても魅力的で豊かな観光素材を秘めている地域であることに驚きました。日本では情報が少ない地域を舞台にした今回の旅では、これまでの滞在型の旅とは一線を画し、これは外せない!というプログラムをツアーに組み込んでおり、より充実した内容となっております。 これまで誰も体験したことがない、発見する喜びに満ちた旅をフレンチ・アルプスの首都グルノーブルでお楽しみください。

フレンチ・アルプスの首都に滞在し、山間に秘められた多彩な魅力を探訪。

グルノーブルを選んだ5つの理由
①360度を山に囲まれたロケーション、町中からも山の景色を楽しむことができます。
②ケルト、古代ローマ時代、中世、近代まで、幾重の歴史の層が残っています。
③多種多様な美術館、博物館があり、入場料は無料。気軽に文化に親しむことができます。
④ヨーロピアン・グリーン・キャピタルに選ばれ、公園や街路樹が多く、居心地の良い町です。
⑤公共交通網が充実し、近郊の町や山中の村を訪ねることもできます。
このように様々な条件が揃うグルノーブルは長くいるほどに味わい深く、居心地が良く感じられる、滞在の旅にぴったりの町です。
左はオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏観光局のラシェルさん、右はヴェルコール地方観光局のステファニーさん、中央が視察者の渋江

グルノーブルってどんな町? 自然豊かな文化都市

グルノーブルはフランス南東部オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏にあるイゼール県の県庁所在地。同地域圏の首府リヨン近郊の空港からバスで約1時15分の場所にあります。
約16万の人口を擁する都市でありながら、360度を山に囲まれ、アルプスを水源とする川が流れ、自然が身近にあるのが特徴です。町の起源はケルト時代に遡り、4世紀後半にこの地を訪れた古代ローマ皇帝グラティアヌスが地名の由来となっており、町の一部にはローマ時代の城壁も残っています。また、フランス革命の前年に国民による国王権力に対する暴動(「屋根瓦の日」と呼ばれています)が起こり、「革命の発祥の地」と自負しています。
町の中心部にはパリをモデルにした瀟洒な建物が並ぶ一方、イゼール河畔には南イタリアを思わせるパステルカラーの家屋が軒を連ねており、町の景観に変化があります。ヨーロッパ・グリーン・キャピタルに選ばれており、町中には多くの公園があったり、一般道や川沿いの遊歩道に街路樹が植えてあったりと緑が豊か。長くいるほどに味わい深く、居心地が良くを感じられる、滞在の旅に最適な町と申せましょう。

町の中心・ノートルダム広場からも山が望めます。(視察時撮影)
旧市街にある公園。初夏にはバラが彩りを添えます(視察時撮影)
町には5本のトラムが走っています。(視察時撮影)
鉄道を利用して、シャンべリー、アヌシー、リヨンなどへ行くこともできます。(視察時撮影)

グルノーブルのとっておきスポット

山に囲まれた町を一望!バスティーユ要塞
標高約480ⅿの丘の上に築かれた展望台からは北はシャルトリューズ山塊、西はヴェルコール山塊、東と南はフレンチ・アルプスのベルドンヌ山脈と、グルノーブルの町並みを一望できます。要塞へは「シャボン玉」の愛称もある5連のケーブルカーにて約6分間の空中散歩も楽しみながら、アクセスします。
ツアーでは展望台の近くにあるレストランにてフレンチ・アルプスの絶景を眺めながら、昼食をお召し上がりいただく予定です。

バスティーユ要塞からの景色。360度を山に囲まれた町であることがよくわかります。(視察時撮影)

山河と町並みを望む、イゼール河畔の遊歩道
アルプスを源とするイゼール川は蛇行して流れているので、歩く場所によって見える山が変わり、時間帯や天候によって山の見え方も変わってきます。時間を変えて何度も歩きたくなる道です。歩行者専用のサン・ローラン橋に立つと、一方にはパリをモデルとした瀟洒な家並み、もう一方には南イタリアに似た明るい色彩の家並みがを一度にご覧いただけます。自然と文化が融合したグルノーブルを象徴するような景色が広がる、お薦めのビュースポットです。

「山河と文化のシンフォニー」グルノーブルを象徴するようなイゼール河畔の景色 (視察時撮影)

山間に秘められた美の殿堂・グルノーブル美術館
1798年にナポレオンがパリに集中していた美術品を地方都市に分配するために創設した美術館の一つ。絵画は古いものは13世紀に遡り、15世紀前後のルネサンス絵画、18世紀以降の近代絵画そして現代アートまで展示され、中世以降の美術史を辿るように芸術鑑賞できます。ルーベンス、ジョルジュ・ラ・トゥール、アングル、ドラクロワ、モネ、ルノワール、マティス、ピカソなど綺羅星のごとき画家の作品が並び、見応え十分です。
 

近代的な建物には古から現代までの芸術作品が並んでいます。 © PIERRE JAYET
広々とした空間に椅子もあるのでゆったりと鑑賞できます。

こんな教会はほかにない!サン・ローラン考古学博物館
12世紀建造のロマネスク様式の教会の中に入ると、6世紀に遡るネクロポリス(巨大墓地)が広がっています。優美な装飾が施された教会と露わになった墓所のコントラストは鮮烈。ヨーロッパに数多くある教会の中でも特異な存在でしょう。グルノーブルが重ねてきた歴史の重層を肌で感じられる場所です。教会内部には見学ルートが整備されており、バルコニーや地上階から、角度を変えてご覧いただけます。

6世紀の墓地と中世の教会。グルノーブルが重ねてきた歴史を実感します。

グルノーブルでのお食事、お土産についてはこちら

 居心地の良さと立地のバランスを重視してホテルを選びました。

パークホテル・グルノーブル・Mギャラリー(約30㎡)

客室や公共スペースの内装はシックかつエレガントで居心地の良いホテルです。確保しているスーペリアルームにはベッドのほかにソファスペースもあり、疲れた体をゆったりとお休めいただけます。(客室にはコーヒーメーカーがあります。)
町の中心部から徒歩15分、トラムに乗れば約10分の場所にあります。近くの停留所からバスに乗れば近郊へも気軽にお出かけができます。ホテルの周辺にはスーパーマーケットやレストランもあります。ホテルの目の前にはグルノーブル最大の公園があり、地元の人に交じって、朝のお散歩もお楽しみいただけます。

落ち着いた雰囲気の客室でリラックスしてお過ごしください。(視察時撮影)
エレガントかつフレンドリーなスタッフがお待ちしてます。(視察時撮影)
ホテルのレストラン。夕食もお召上がりいただけます。(視察時撮影)
ホテルの向かいにあるミストラル公園
© PIERRE JAYET

知られざる景色を求めて、山の奥へ

視察時に、グルノーブルを中心とするイゼール県には日本ではほとんど知られていないものの、訪ねる価値のある場所を数多く発見しました。「山間の秘宝」ともいうべき景勝地や歴史ある村に専用バスを利用してご案内します。「自然と文化が響き合う」、この地域の醍醐味をご堪能ください。

5日目 大自然の懐に飛び込む~フレンチ・アルプスを目前に望むスポットと景勝鉄道

山間のビュー・スポット シャズレ
グルノーブルから東へ向かって、バスで1時間半でシャズレに到着します。標高は約2000mの場所にあり、フレンチ・アルプスに囲まれたビュー・スポットからは名峰ラ・メイジュ山を望みます。標高約4000ⅿの山には主要なピークが3つあり、鋭く尖った山容が見る者を惹きつけます。山の懐に入り、白い雪を頂いた迫力あるフレンチ・アルプスの絶景をお楽しみください。(雪解けの状況次第ではアクセスが困難な場合がございます。その場合はラ・メイジュ山を望むラ・グラーヴ村にご案内します。)

フレンチ・アルプスの名峰ラ・メイジュを間近に望むシャズレ(イメージ)

ラ・ミュール景勝鉄道
グルノーブル南部にある町ラ・ミュールからレトロな赤い列車に乗って、アルプスの山中を駆け抜けます。ガタゴトと列車に揺られ、5つのトンネルと3つの高架橋を通過しながら、山々や小さな町や村の景色を眺めます。約1時間で展望台がある駅に到着し、歩いてトンネルを抜けるとヴェルコール山塊の2000m級の山々と真っ青な湖の雄大な景色が広がります。

峻険な山々とターコイズ・ブルーの湖。この景色には景勝鉄道でしか辿り着くことができません。

8日目 ヴェルコール地方探訪~神秘的な鍾乳洞とフランスの最も美しい村

ショランシュ鍾乳洞
グルノーブルの西にあるヴェルコール山塊をドライブして、約1時間で到着するのがショランシュ鍾乳洞です。この洞窟の一番の特徴は天井から伸びる直径約5mmのレースのように細い管状鍾乳石で、シャンデリアのようにエレガントな形をしています。石灰岩が浄化した青い池とその色彩を引き立てあうようです。鍾乳洞の一部ではプロジェクションマッピングが行われ、自然と芸術のコラボレーションもご覧いただけます。

スーッと澄みわたる青い池とレースのような鍾乳石。山間に秘められた息を呑む美景。©adelinev38 pour Inspiration Vercors

サン・タントワーヌ・ラベイ
フランスの最も美しい村にも登録されており、11世紀に聖アントワーヌの聖遺物がもたらされたことがきっかけで巡礼地として栄え、巡礼者のために建てられた修道院が村の名前になっています。村の規模に不釣り合いなほど大きな修道院が建ち、村には神聖な雰囲気が漂います。修道院をはじめ村の建物は黄色を帯びた砂岩で造られており、温かみのある、かわいらしい村並みは地元の人に深く愛されています。

村の入口となる門。中世へ誘われるようです。(視察時撮影)
多くの巡礼者が上った階段(視察時撮影)

自由行動時にお薦め 公共交通機関で気軽に訪ねるグルノーブル近郊の町や村

フレンチ・アルプスの首都グルノーブルからはトラム、バスそして鉄道を利用して、様々な町や村にお出かけいただくことができます。「こんな山中にまで?」と思うような山間の村に行くこともでき、車窓からは山岳風景をお楽しみいただけます。

歴史と自然を楽しむ・ヴィジール城
17世紀に建てられた城館はフランス革命博物館となっており、革命軍が使用した太鼓や市民が身に着けていたトリコロールの紋章などが展示されており、動乱の時代の息吹が感じられます。
城の前に広がる公園からは山を望むことができ、ゆっくりと散策したい場所です。

初夏には彩り豊かな花々も楽しめます。

山間の村・ユリアージュでちょっと特別なランチ
古代ローマ時代から温泉保養地として人気を集めてきたユリアージュ村にミシュラン2つ星のレストラン「Maison Aribert」があります。隣接しているカフェでは手頃な価格でランチを楽しむことができます。小さく、愛らしい村を散策するのもお薦めです。

標高約400mに位置し、涼やかな風が心地良く感じられます。© T. Lefebure 4

秘伝のハーブ酒と町歩きを楽しむヴォワロン
地元の名酒シャルトリューズは同名の山中に佇む修道院で製造しているハーブ酒。イギリス女王も驚いたほどの効能があります。シャルトリューズ山麓の町・ヴォワロンにある博物館ではその奥深い歴史を学ぶことができます。中世から栄えた旧市街の散策もご一緒にお楽しみください。

パステルカラーの家々や荘厳な教会が建つヴォワロンの旧市街

サヴォワ公国の古都・シャンベリー
かつてグルノーブルが中心都市だったドーフィネ地方と国境を接し、ライバル関係にあった」サヴォワ公国の古都がシャンベリーです。気品漂う旧市街にはサヴォワのシンボル「赤地に白い十字」も見られ、グルノーブルとは異なる歴史を辿ってきたことが実感できます。

旧市街の散策ではユニークな彫刻の噴水との出会いも楽しみです。

ツアー日程

10日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
成田空港22:30発

■夜、成田空港より、航空機にてドバイへ。

(機中泊)

2日目
ドバイ04:50着 08:55発 リヨン13:50着 グルノーブル16:30頃着

■着後、航空機を乗り換え、リヨンへ。

■着後、グルノーブルへ向かいます。途中、車窓からヴェルコール山塊、シャルトリューズ山塊が望めます。

■夕刻、グルノーブルに到着し、ホテルにチェックイン。

【7連泊】(グルノーブル泊)

3日目
グルノーブル

■午前、グルノーブルのオリエンテーション。旧市街、屋内市場、イゼール河畔などグルノーブル中心部の散策にご案内します。

■その後、ケーブルカーを利用し、バスティーユ要塞へ。グルノーブルの街並みと囲の山々を一望します。

■午後、自由行動。

 

(グルノーブル泊)

4日目
グルノーブル

■午前、中世の教会の中に初期キリスト教時代の史跡が残るサン・ローラン考古学博物館と中世から現代までの絵画コレクションを有するグルノーブル美術館にご案内します。

■午後、自由行動。

(グルノーブル泊)

5日目
グルノーブル (シャズレ) (ラ・ミュール)

■午前、フレンチ・アルプスの山間にあるシャズレへ。標高約4,000ⅿのラ・メイジュ山を目前に望みます。

※雪解けの状況次第ではアクセスが困難な場合がございます。その場合はラ・メイジュ山を望むラ・グラ-ヴ村にご案内します。

■午後、アルプス山中を走るラ・ミュールの景勝鉄道に乗車します。展望台からは2000ⅿ級の山々とターコイズ・ブルーの湖をご覧いただけます。

■夜、グルノーブルに戻ります。

※景勝鉄道のスケジュールにより、ホテルの到着が夜になる可能性がございます。また、日程を入れ替えてご案内する可能性もございます。

 

(グルノーブル泊)

6日目
グルノーブル

■終日、自由行動。
ご希望の方は添乗員が公共交通機関を利用しての日帰り旅行にご案内します。(ご実費)

 

(グルノーブル泊)

7日目
グルノーブル

■終日、自由行動。
ご希望の方は添乗員が公共交通機関を利用しての日帰り旅行にご案内します。(ご実費)

 

(グルノーブル泊)

8日目
グルノーブル (ショランシュ鍾乳洞) (サン・タントワーヌ・ラベイ)

■本日はグルノーブル西部ヴェルコール地方を探訪します。

■午前、●ショランシュ鍾乳洞にご案内します。

■午後、「フランスの最も美しい村」サン・タントワーヌ・ラベイを訪ねます。往時の雰囲気を留める村の散策をお楽しみください。

■夕刻、グルノーブルに戻ります。

(グルノーブル泊)

9日目
グルノーブル11:00発 リヨン15:40発 ドバイ23:59着

■午前、グルノーブルを出発し、リヨン空港へ向かいます。

■航空機にてドバイへ。

■航空機を乗り換え、帰国の途へ。

(機中泊)

10日目
ドバイ02:40発 成田空港17:35着

■夕刻、成田空港に到着後、解散。

※日程表の時刻は成田空港発着のエミレーツ航空の便の利用を想定したものです。他航空会社利用の場合、発着空港及び時刻、日程は異なります。またエミレーツ航空でも羽田空港発となる場合もございます。

※関西空港発着の6月15日発の航空会社につきましてはお問い合わせください。

 

 

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは10日間のコースです。

出発日 旅行代金
5月25日(日)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,178,000

ビジネスクラス利用

6月1日(日)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,178,000

ビジネスクラス利用

6月15日(日)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用(関空発)


旅行代金:¥1,178,000

ビジネスクラス利用(関空発)

6月22日(日)発

旅行代金:¥598,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥1,178,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥120,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

■ビジネスクラス利用区間:日本発着の国際線区間にのみ適用

■燃油サーチャージ別途目安:¥66,000:12月1日現在

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(ただし、羽田空港の施設使用料及び保安サービス料合計2,950円または成田空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,160円または関西空港の施設使用料及び保安サービス料合計3,100円ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■国内線割引料金
大阪・名古屋〜東京 片道・・・¥5,000
福岡・札幌〜東京 片道・・・¥10,000
但し付帯条件がございますので支店・営業所へお問い合わせ下さい。

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