【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年12月05日

【帰着レポート】宮崎「西の正倉院」と神話の源流の旅 5日間

2021年12月1日~12月5日 5日間 添乗員:東京支店 岩田尚之

<12/1発 添乗員:東京支店 岩田尚之>

 神話の舞台が数多く点在する宮崎を舞台に、日本神話の源流を巡りながら私たち日本人のルーツを再発見する旅に添乗してまいりました。景勝地・日南海岸に面した鵜戸神宮や青島神社に始まり、天孫降臨の地・高千穂など点在するゆかりの地を効率よく訪ねることができました。また、神話の舞台だけでなく、古墳文化や飛鳥・奈良時代の文化にも触れ、5日間で充実した中身の濃いツアーとなりました。

旅のハイライトである「西の正倉院」。観光客は誰もおらず貸切りでの観光ができました。当初予算の5倍近くかかったという「西の正倉院」。実現するまでに途方もない苦労があったとのこと。本物にこだわる熱意が伝わるエピソードが印象的でした。

神話の神々が生まれた地を訪ねました。

 江田神社奥にあるみそぎ池では、天照大神・月読命・須佐之男命が生まれ、初代天皇の神武天皇の父が生まれたのが鵜戸神宮、そして神武天皇が誕生した皇子原神社を訪ね、神と人とをつなぐ重要な日向三代の人物にまつわる地を訪ねました。
 このほかにも、神話の舞台となった天岩戸神社、天孫降臨の地・高千穂峡、神武天皇ご東征の地・美々津など日本神話にどっぷりと浸かった旅路となり、皆様、各地のガイドの話を熱心にお聞きになっていました。

伊邪那美命が黄泉の国から戻り、穢れた体を清めた場所。禊発祥の地となっています。
竜宮伝説の残る鵜戸神宮。太平洋に面した断崖にあり、天候にも恵まれて美しい景色を見られました。全国的にも珍しい下り宮の形をとっています。
天照大神を祀った天岩戸神社。神主の案内でのみ立ち入れる遥拝殿裏手からは、天照大神が隠れた天岩戸が木々の影から臨めます。
天照大神が岩戸隠れし、世の中が真っ暗になった際、八百万の神々が集い話し合いをした場です。小石を積めば願いが叶うとして、たくさんの小石のタワーが祠周辺に置かれていました。圧巻の一言に尽きます。

神話だけではない、古墳文化・飛鳥文化を感じる訪問地も巡りました。

 宮崎には神話の舞台以外にも、様々な時代の貴重な資料が残る隠れた名スポットがあります。その中で特筆すべきは、今回の旅のハイライトである「西の正倉院」です。建築材料から寸法に至るまで全てが奈良にある本家正倉院と同じです。オリジナルが内部非公開なのに対し、ここは内部見学もできるので、校倉造りの貴重な内部構造を知ることができます。
 また、西都市には日本最大級の古墳群があり、その数319基。宮崎県の古墳の10分の1がここに集中しています。通常は保存のため内部見学できないのですが、その内、内部一般開放されている古墳をご案内しました。

鬼の窟古墳。ここにも日本神話にまつわる逸話が残されています。二重構造が特徴的です。
百済王・禎嘉王が逃げてきた地とされることから韓国との繋がりがあり、韓国文化を紹介した展示品も見られます。

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