【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年07月20日

【帰着レポート】憧れの上高地帝国ホテル2泊と白馬絶景の旅

2021年7月16日~7月20日 5日間 添乗員:東京支店 田澤 桃菜

<7/16発 添乗員:東京支店 田澤 桃菜>

4月から11月までと営業期間が限られ、極めて予約の取りづらい上高地帝国ホテル。ここに2連泊し、上高地と白馬の絶景に癒される5日間の旅の添乗に行って参りました。

何よりお天気に恵まれて、真っ青な空と気持ちの良い澄んだ空気の中で観光をお楽しみいただきました。

旅の前半を彩る白馬の絶景

白馬は長期滞在のツアーをはじめ、弊社の旅で何度もご案内している定番の地域です。私も学生の頃、スキー目的で訪れたことはありましたが、夏の訪問は初めてでした。

まずは、アルプスの山々を見渡す絶景展望台の白馬マウンテンハーバーへご案内しました。ホテルのシャトルバスにて10分走らせゴンドラ乗り場へ。ゴンドラに乗り継ぎ、360度の景色を楽しむ空中散歩をお楽しみいただきながら山頂へ。山の天気は変わりやすいので、山が雲で隠れてしまっていたらどうしようかと心配していましたが、その不安が吹き飛ぶほどの見事な快晴。雲ひとつない青空でした。山好きのお客様も「これまで何度も白馬に来ているが、こんなに綺麗に見えたことはない」と仰っていたほど、圧巻の光景でした。

残雪が残る白馬三山(白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
長野オリンピックの舞台となったスキージャンプンプ台。自由行動で訪れました。

そして、白馬を後にした我々は安曇野へ。いわさきちひろさんの作品の数々を展示する安曇野ちひろ美術館、碌山美術館に立ち寄り、のんびりと作品の数々をお楽しみいただきました。

大自然に囲まれた唯一無二の一流ホテル。連泊で過ごす贅沢な時間

上高地帝国ホテル

そして、いよいよ旅のハイライト上高地帝国ホテルへ。明治29年に日本にやってきた英国人宣教師ウォルターウェストが、上高地と北アルプスを世界へPRし広く知れ渡りました。この最高の避暑地に、昭和8年日本初の本格的な山岳リゾートホテルとしてオープンしたのが「上高地帝国ホテル」です。ホテルのスタッフによる施設の説明、上高地での過ごし方をお話の後、お部屋へ。机の上には可愛らしい一輪挿しとウサギの折り紙が置いてありました。

一輪挿しとかわいいウサギの折り紙

夕食は、信州の旬の食材を使ったこだわりのフレンチをお召し上がりいただきました。帝国ホテルでは、まず、席に着く前から感動させられます。ダイニングルームでは、お客様をお迎えする用意ができると、ベルを鳴らし開店を知らせてくれます。ダイニングルームへ向かうと、多くのホテルマンが廊下の両端に勢揃いして迎え入れてくれ、親切にテーブルまで案内してくださいます。さすが帝国ホテル、一流ホテルマンのホスピタリティは本当に素晴らしいです。フレンチレストランのダイニングルームでは、日替わりでコースが変わるので連泊でも楽しめます。この日は「神河内コース」をいただきましたが、その全てが絶品。牛フィレ肉は柔らかく、有頭海老もプリプリの身とパリパリとした衣が相まって、これもまた逸品でした。デザートは、オレンジを剥いてフランベする演出が。味覚だけではなく、視覚でも楽しむことができる夕食でした。

鮪の赤ワインマリネ 茄子と豆腐のピュレ
トウモロコシの冷たいスープ フォワグラと夏の信州産林檎
有頭海老のパートブリック衣焼き 奈川清水牧場のチーズ風味
国産牛フィレ肉と安曇野産玉葱 ポテトのソテーと赤ワイン長野メルローのソース
チェリージュビレ
メニュー:神河内

朝食も和食・洋食の2種類から選ぶことができます。レストランでは、「おはようございます。昨晩はよくお休みになれましたか。」「昨晩はありがとうございました。」などと、レストランにいらっしゃるお客様1人1人にキャプテンがお声をかけていらっしゃる姿が印象的でした。上高地帝国ホテルでは、上高地の大自然の静家さの中で、都会では決して味わうことのできない優雅さと、あたたかいおもてなしから気持ちの良い1日を始められる気がしました。

ダイニングルームでの洋朝食
あずさ庵での和朝食

連泊だからこそできる。終日かけて楽しむ上高地

上高地で迎える朝。窓の外には鳥のさえずりが聞こえます。本日は、まだ観光客で混み合うことない早朝、ガイドさんのご案内で朝の散歩にご案内しました。田代橋で引き返し、梓川沿いを歩き、山々が靄に包まれる幻想的な風景はこの時間でないと味わうことのできないものでした。

朝食をお召し上がりいただいた後は、再びガイドさんのご案内でホテルから大正池、そして路線バスにて河童橋へ。2つのグループにわかれてご案内したので、1グループ7名様と密を避けてゆっくりとハイキングをお楽しみいただきました。田代湿原では、見事な奥穂高岳と明神岳が、そして大正池では迫力ある焼岳が圧巻の姿で聳えていました。また、ガイドさんのご案内により、ウツボグサ、シモツケソウ、梅花藻(白いお花が咲いていました)、トリカブト、チダケサシなどの植物、歴史などの説明を聞きながらの約3キロの散策はあっという間でした。午後は自由行動でしたので、ご希望のお客様はホテルに戻られてのんびりと、まだまだ歩きたいというお客様は明神池までのハイキングにご案内しました。

コロナ禍ということもあって、観光客も例年に比べて少ないようでしたが、大自然に包まれる癒しの5日間となりました。

朝靄に包まれる梓川を眺める早朝散歩
徐々に堆積の進む田代湿原。
河童橋。お昼の自由食は河童橋付近でお召し上がりいただきました。

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