【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年11月05日

【帰着レポート】宮崎ガストロノミー 高千穂・延岡の旅 4日間

2021年10月11日(月)~10月14日(木)4日間 東京支店 金子友里恵

<10/11発・添乗員:東京支店 金子友里恵>

大変ご好評いただいている”地方の食 ガストロノミー”シリーズですが、今期から”九州ガストロノミー”が仲間入りし、多くのお客様にお申込みいただけました。

大分・宮崎・佐賀の中で、私が訪ねたのは宮崎です。宮崎と言えば、天孫降臨の地・高千穂や、南国ムードたっぷりの日南海岸が有名ですが、今回旅の拠点となったのは2連泊した「延岡市」です。宮崎県・延岡市は、大分県・佐伯市とともに”東九州バスク化構想”を掲げ、「地産地活」をテーマに、料理人・生産者・市民をはじめとする食を楽しむ人たちが輝ける美食エリアとしてブランディングに力を入れています。

そんな「宮崎の食」を楽しみに、宮崎の豊かな魅力を訪ねた旅の詳細をご紹介いたします。

熊本空港に到着!阿蘇五岳を望みながら高千穂へ

高千穂へ向かう途中、「道の駅あそ望の郷くぎの」へ立ち寄り、お昼休憩。道の駅から、根子岳・中岳・烏帽子岳・杵島を総称した「阿蘇五岳」が一望できる最高のスポットです。この季節は、ソバの白い花が咲き誇っており。皆様名物のお蕎麦をお召し上がりになられておりました。

高千穂到着後に観光がスタート。高千穂で一番有名なのはやはり「高千穂峡」でしょう。宮崎・熊本・大分の3県の県境に位置する全長1.7kmの渓谷です。幾何学的な岩の造形とエメラルドグリーンの水面が生み出す光景は九州を代表する神秘的な光景です。第3大橋駐車場から階段を下り、渓谷沿いを歩きます。戦国時代に落城した武士たちが槍を地面について飛び越えたという言い伝えが残る「槍飛(やりとび)」や、高さ100mにも及ぶ柱状節理が見られた「仙人の屏風岩」、荒神・鬼八(きはち)が力自慢に投げ飛ばした伝説の残る「鬼八の力石」などを見ながら、観光客が遊覧ボートを漕ぐ有名な光景が見られる「真名井の滝」まで到達しました。

1900年前に創建された歴史ある神社で、農産業・厄払い・縁結びにご利益があるとされる「高千穂神社」も素晴らしい風格です。

延岡の夜のハイライト① 延岡のイタリアン「チェルカトローヴァ」での夕食に舌鼓。

店前には看板が立っておらず、まるでご自宅にお招きされたような隠れ家のようなレストランで、店内はセンス際立つインテリアで彩られています。残念ながら、お料理の写真の撮影が禁止されており、ご紹介できませんが、パステルカラーのオリジナル皿に盛りつけられた料理は、決して煌びやかで派手なものではなく、延岡産の素材への配慮が感じられました。まさに、現地に足を運んだ方だけが、味わえる特別なレストランです。

<今回のツアーでご賞味いただいたコースメニュー>

*アミューズ ~目鯛のバッカラマンテカートと新じゃが~

*北浦漁れの河豚のフリット

*北浦漁れ赤座エビのフランと蕪のブルーテ

*北浦漁れ生アオリイカと自家製からすみのカッペリーニ

*五ヶ瀬川の天然鮎

*北浦漁れ伊勢海老とひよこ豆と伊勢海老のビスク

*北浦漁れアワビとポルチーニ茸の手打ちタリオリーニ

*延岡一本釣りのハタのポワレ

*宮崎牛の炭火焼きと天然舞茸

*ベルベーヌのジュレとキャンベルアーリーのソルベ

*日之影中山さんの栗のモンブラン

*グアテマラのコーヒー or 行縢山(むかばきやま)の紅茶

*庭のブラックベリーのマカロン

「北浦」の海を知る。 ~ガストロノミーの旅ならではの訪問地~

昨晩の夕食で皆様に堪能していただいた海の幸の宝庫である北浦の海にて、遊覧をお楽しみいただきます。生憎の雨でしたが、船長さんと共に、内海の遊覧を1時間ほど体験できました。実際に人々が住んでいる島浦島の様子や、盛んに行われているブリやカンパチの養殖場、日焼けしないように黒いカバーで覆われたタイの養殖の様子、伊勢海老漁に出る船などをご覧いただけましたね。最後には操縦体験までして、戻ってまいりました。

延岡と共に”北九州バスク化構想”を掲げる大分県・佐伯市の城下町を歩く。

約700メートルほどの「日本の道100選」にも選ばれている歴史と文学の道を歩きます。1605年に、佐伯藩初代藩主の毛利隆正が佐伯城と城下町づくりを始めました。時同じくして、毛利家の菩提寺として建てたのが養賢寺です。現在は修行寺のため、内部は見らせませんが、立派な風格をご覧いただけました。

九州の最東端に到達!鶴御埼(つるみさき)

佐伯の町から東へ狭く入り組んだ道を大型バスで抜けてゆき坂を上ると、リアス式海岸の入江が織りなす絶景が望めました。対岸にはうっすらと四国の地が!延岡の周辺は滞在すると、九州文化よりも四国の文化に近いような気がしていましたが、こんなにも近いのであれば納得です。

延岡の夜のハイライト②「きたうら善漁。」で食の真髄に触れる

延岡の繁華街を一本外れた静かな場所に位置する、凛とした店内にて、料理長の吉田喜兵衛さんによるお食事をお楽しみいただきました。昨日訪れた北浦の海が情景に浮かんできます。こちらのお店の特徴は、食事メニューが全て”物語”になっていることです。料理の説明はせず、記載されている物語からその背景を想像して味わうという料理長のこだわりでしょうか。一皿一皿にきちんと向き合って、お召し上がりいただきました。

店内の特等席であるカウンターの様子

<お召し上がりいただいたコースメニュー>

前菜「焼き栗」

第八善漁丸 「いさきのお造り」

翡翠 「なすのお浸し」

親父 「かますの焼きもの」

五右衛門風呂 「さつまいも チーズソース添え」

まぎり 「かつおのカツレツ 麹と粒マスタード添え」

活郎吉 「柿なます」

名脇役 「豚肉のロースト マッシュポテト添え」

真打 「白米 梅干し (卵)」

お袋 「お椀(本日の食材のアラや野菜の切れ端の出汁)」

コスモス香る西都原古墳群は、古墳祭りの準備真っただ中!


敷地内で唯一古墳の内部に入られる、鬼の窟(おにのいわや)古墳

延岡から宮崎市内へ向かう途中、足を延ばしたのが西都原古墳群です。11月の古墳祭りにあわせて、300万本のコスモスが咲き誇ります。10月中旬の訪問となった今回も、少しずつ先始めるコスモス畑をお楽しみいただくことができました。

古墳を背景にして、風に揺れるコスモスに秋を感じました。

宮崎にいながら海外の雰囲気が味わえる2つのスポットをご紹介

①英国式庭園

イギリスのトップガーデンデザイナーであるロビン・ウィリアム氏によってデザインされたガーデンハウス。家の四方が全く違うデザインになっているのが特徴です。

②サンメッセ日南

世界でも唯一のイースター島のモアイ像の複製が正式な許可のもと置かれている場所です。四国のクレーンメーカー(株)タダノ・奈良国立文化財研究所・飛鳥建設の石工 左野氏の3者で現地のモアイ象の再建に携わり、その御礼として許可を得たと言います。日南の海を背景に大きなモアイ像が立ち並ぶ様子はイースター島さながらで、素晴らしい景観となっておりました!

南国ムード溢れる地にパワースポットが集結!日南海岸を巡る

珍しい海岸沿いの神社である鵜戸神宮へ。駐車場から階段や坂を一生懸命に上り下りし、海岸線沿いにさらに歩を進めると、断崖絶壁の洞窟の中に、神社が佇んでいます。荒波の音を聴きながらの参拝となりました。

荒波が押し寄せ、神聖な雰囲気を醸し出しておりました
洞窟内にある鵜戸神宮
島全体がパワースポットとされている青島
ジャイアンツが毎年祈願に訪れることでも有名な青島神社を参拝しました。
参拝後はちょうど満ち潮の時間になり、島を囲む奇岩・鬼の洗濯岩が露わに!

宮崎ガストロノミーの旅は、ご参加いただいたお客様にも大変ご好評いただきました。より多くのお客様に宮崎の魅力を発信すべく、来年1月2月にも同ツアーを設定しております。ご興味のお客様は下記をご覧くださいませ。

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