【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年07月10日

【帰着レポート】野鳥の楽園・天売島と焼尻島の旅

<7月5日発・添乗員:東京支店 長谷野博紀>

 北海道の北部に浮かぶ天売(てうり)島は周囲約12kmという小さな島ながら、初夏から夏にかけて100万羽ともいわれる野鳥が飛来する鳥の楽園として知られます。絶滅危惧種のオロロン鳥(ウミガラス)や、約80万羽のウトウのコロニーは世界最大で、日本のみならず世界でも稀有の自然体系が広がっており、ワールド航空サービスとしましても、初めてツアーとしてご案内して参りました。7月11日発にも同ツアーが出発しているので、本レポートでは天売島の様子を、11日発の添乗員・福島からはもう一つの離島・焼尻島をご紹介します。

民宿「大一」に宿泊。新鮮な海の幸に舌鼓。

 天売島へのアクセスは、羽幌町からフェリーで移動します。今回は一等客室をご用意して、焼尻島を経由して天売島へ。島の港は東部にあり、多くの島民の方は港周辺に暮らしています。入港すると、今回宿泊した民宿「大一」の送迎車に乗り、お宿にチェックイン。少し休憩していただき、島の漁師たちが獲った鮑やウニなど新鮮な海の幸が揃ったご夕食をお楽しみいただきました。

吹き抜けの2階には、宿泊者が休める共有スペースが広がります。
一番の目玉は鮑の蒸し焼き。肝まで新鮮でした。

3回に分けて島の自然風景を鑑賞。

 今回は1泊でしたが、3回に分けて島の観光にご案内しました。1回目は、初日の夕食後のナイトツアーです。日没前後の時間帯に、80万羽のウトウの親鳥が雛鳥に餌を与える為に帰巣する様子は圧巻でした。見学中のお客様に当たるのではないか、というぐらいスレスレの低空飛行をするものもいたりして、あっという間に時間が過ぎました。        
 2回目は翌朝の早朝クルーズです。今回は朝方の天候が悪かった為、10時スタートの出航となりましたが、漁船にて島の北部の断崖を眺めながら、バードウォッチングです。絶滅危惧種のウミガラスには出会いませんでしたが、足の赤いケイマフリはよく見ることが出来ました。
 3回目は、日中の島内ドライブツアーへ。現地在住のガイドさんと「大一」オーナーの案内で、島の見どころを見て回りました。今回は、フェリーのスケジュールが変更になったこともあり、滞在時間が十分に取れてゆったりと島時間を感じていただけたと思います。

島のシンボル赤岩を展望台から遠望
天然記念物「ウミネコ」も住んでいます。
ふのりも美味でした。
島間を移動するフェリー。あまり揺れず、安心いたしました。
天売島の港の風景。


 

 

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