＜11月16日発　2日間　　添乗員　本社：外川 琉華＞

静岡県熱海市のMOA美術館能楽堂にて開催される「熱海座　坂東玉三郎　特別舞踊公演」。11月15日から19日までの5日間だけ開催される、特別な公演を鑑賞する旅に行ってまいりました。特別公演以外にも、運慶作の国宝や北条時政の墓が佇む「願成就院」、タカアシガニの漁獲量が日本一の戸田などを訪れました。宿泊先である富士山三島東急ホテルからは、富士山を大きく綺麗に見ることができました。

坂東玉三郎　特別舞踊公演

旅のメインである「坂東玉三郎 特別舞踊公演」。会場となったMOA美術館 能楽堂は、檜の温もりに包まれた落ち着いた空間で、舞台・橋掛がすっきりと見渡せるつくりになっています。お目見得では、演目「隅田川」の背景や衣装についての解説があり、物語の深さや舞台の見どころを知ることができました。本編では、皆様それぞれの思いを馳せてご覧いただきました。さらに館内では、坂東玉三郎の衣裳展も開かれており、刺繍の細やかさや色彩の美しさを間近でご覧いただけました。

海×アート　MOA美術館

熱海の高台に建つMOA美術館は、展示だけでなく、空間そのものの美しさも魅力のひとつです。入口から続くエスカレーターでは、光と色が移り変わる演出が続き、非日常の世界へ入っていくような気持ちになります。館内の円形ホールでは、天井いっぱいに広がる大規模な万華鏡アートがあり、光の中を歩くような幻想的なひとときを過ごせます。ロビーからは相模灘を一望。初島や伊豆大島まで見渡せる抜群の眺望が広がり、アートと景観の両方を楽しめる美術館として、皆様に好評でした。

運慶作の国宝が眠る願成就院