【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年04月20日

【帰着レポート】九州一周 最新の豪華列車「36ぷらす3」の旅

2021年4月8日~4月13日 6日間 添乗員:東京支店 小島 晃

<4/8発 ・添乗員:東京支店 小島 晃>

 昨年の秋、JR九州が満を持してデビューさせた特別仕様の豪華観光列車「36ぷらす3」に乗車し、九州各地で新緑が芽生え始めた4月に、6日間かけて文字通り九州を一周してまいりました。ななつ星をデザインした水戸岡氏がデザインした36ぷらす3の車両、内装は豪華そのもの。専属スタッフのきめ細やかなサービスと沿線や停車する駅での熱烈な歓迎など、ハード面もソフト面も充実した特別列車の旅。一般的には抽選倍率が数倍から10倍以上になるという人気の秘密が乗車することによってより理解できました。

豪華な内装と贅沢にスペースを使った車内は豪華列車そのもの。

 漆黒の車体に金文字で描かれた「36ぷらす3」の文字と専属スタッフに迎えられ車内に入ると、さまざまな催しも行われるラウンジカー(4号車)やオリジナルグッズや軽食が楽しめるビュッフェカー(3号車)があり、水戸岡さんデザインの九州各地の特長を活かした落ち着いたデザインとこだわりが細部にまで感じられます。1号車と2号車はコンパートメントスタイルの車両となっており主に個人用。私共のグループはグリーン車仕様の5号車、6号車に乗車しました。座席は2席・通路・1席の配列でゆったりとした作り。6号車は畳敷きで靴を脱いでリラックスできるようになっています。5日連続で4時間から6時間車内で過ごすことを考えて、体にも心にも優しい造りの車内です。

変化に富んだ九州をぐるり一周。移ろいゆく車窓からの景色はハイライトの連続です

 初日は博多から熊本・天草経由で鹿児島中央、鹿児島から宮崎、宮崎から別府、別府から門司港経由で博多、最終日には博多から佐賀を経由し長崎まで、5日間かけて九州を一周しますが、海あり、山あり、渓谷あり、毎日違った変化に富んだ景観を列車の窓から直に眺められるのも大きな魅力。旧鹿児島本線の肥薩おれんじ鉄道から眺める八代海や東シナ海、鹿児島を発車すると間近に見上げる桜島と錦江湾、霧島連峰や日向灘の絶景、有明海、諫早湾沿いの走行時には海越しに島原半島や雲仙普賢岳の姿など、シャッターチャンスは数知れず。各地景色の良い所ではゆっくりと減速走行してくれるなど、気遣いにも感謝でした。

車窓から望む八代海
桜島と錦江湾
山岳地帯も走行

宿泊は駅直結か隣接のJR系ホテルが中心。乗車前後の観光もユニークな内容です

 荷物の運搬をご不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、宿泊は駅直結か隣接のホテルですので安心です。今回は鹿児島、宮崎、博多がJR経営のホテルで駅直結か隣接。導線はもちろんバリアフリーです。別府、長崎も徒歩数分。こちらも段差はほぼなくホテルまで楽に移動できます。そしてホテルを起点に各地でユニークな観光プログラムへご案内するのも私どもの特徴のひとつ。再訪の方でもお楽しみいただけます。例えば博多では地元の方でもあまり訪れていないか普段素通りしている博多の旧市街や寺社町、九州の鉄道発祥の地などを散策。実は日本初、発祥地がたくさん点在しているのが博多の旧市街なのです。全国的に有名な博多山笠の櫛田神社や弘法大師が日本で最初に創建した東長寺などは専門ガイドの解説で目から鱗、、、という具合で、その他の宿泊地でもさまざまユニークな観光プログラムを楽しみました。

復元された門司港駅
重要文化財の宮崎県庁
博多の旧市街

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