【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年05月03日

【帰着レポート】富山・春の四重奏を訪ねる旅

<2025年4月9日(水)~4月11日(金) 添乗員:東京支店 大石橋 弘明>

<2025年4月9日(水)~4月11日(金) 添乗員:東京支店 大石橋 弘明>

「富山・春の四重奏を訪ねる旅」は、春の四重奏という自然だけではなく、富山の伝統文化、芸術、そして食文化という多彩な要素を楽しめる旅でした。

富山の薬売り

富山の伝統である薬業文化を、300年以上の歴史を持つ薬種商の館・金岡邸で深く学ぶことができました。江戸時代に考案された「先用後利」という独自の商法や、20kgもの柳行李を背負って全国を巡った薬売りの姿は、富山の進取の気性を物語っています。現在も営業を続ける池田安兵衛商店では「反魂丹」の製造工程を見学し、伝統的な製薬技術の一端に触れることができました。

薬種商の館・金岡邸
壁一面に並ぶ薬を入れる百味箪笥

満開のソメイヨシノ

今回は、あいにくの空模様が続き、曇りや雨の中での見学が続きました。しかし、富山市内は立山連峰が近いため、曇りでも立山の雪景色を街中からも見ることができました。朝日町では、舟川沿いの約280本のソメイヨシノが満開でした。

チューリップと桜並木
満開の桜

芸術と文化施設

富山市のギャルリ・ミレーでは、バルビゾン派の世界的名画を間近で見学。新潟県糸魚川市の谷村美術館では、木彫芸術家・澤田政廣氏の仏像作品に出会い、日本の伝統工芸の真髄に触れることができました。また、足立美術館の庭園で知られる造園家・中根金作氏が手掛けた玉翠園では、見事な日本庭園の景観を楽しみました。

一幅の絵のような玉翠園

食文化と郷土料理

富山・新潟の食は、この地域の魅力を存分に伝えてくれました。特に魚津の「四季料理 悠」での会席料理は印象的で、ホタルイカのお造り、ゲンゲの天ぷら、白エビのかきあげの混ぜご飯など、地元の新鮮な食材を活かした料理の数々を堪能しました。また、糸魚川の老舗料亭「鶴来家」では、2016年の火災から復活を遂げた新しい建物で、伝統の味を味わうことができました。

この季節ならではのホタルイカのお造り
コラーゲン豊富なゲンゲの天ぷら

春の訪れを感じながら、富山から新潟にかけての文化、自然、芸術、そして食の魅力を存分に味わう充実した3日間の旅でした。

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