【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年04月23日
【帰着レポート】置賜さくら回廊と南東北春景色の旅
2021年4月19日(月)~4月21日(水)3日間 添乗員:東京支店 矢澤高宜
<4/19発・添乗員:東京支店 矢澤高宜>
3月22日、平年より12日も早く桜の満開を迎えた2021年の東京。「置賜のさくらは、ツアーまで保ってくれるだろうか…」全国から続々と届く満開の便りとは裏腹に、今年ほど桜前線の北上に気を揉んだ年はありませんでした。出発前週の風雨により、桜吹雪の中とはなりましたが、南東北の桜は私たちの目を存分に楽しませてくれました。


桜の古樹が咲き誇る
東洋のアルカディア(理想郷)、置賜地方
置賜(おきたま)、とは耳慣れない地名かも知れません。米沢市を中核とした近隣3市5町からなる山形県最南部の地方名で、四方を完全に山に囲まれた陥没盆地です。かの英国の旅行家イサベラ・バードをして「東洋のアルカディア(理想郷)」と言わしめた置賜はのどかな田園地帯なのですが、特筆すべきは周囲の山の美しさ。南に吾妻連峰と飯豊山地、西に朝日山地、北に朝日山地と白鷹山、東に奥羽山脈とどこを見渡しても山、また山。雪を頂いた山を背景に、山桜の代表種であるエドヒガンザクラと中心とした桜の名所が20か所以上、47キロにわたって点在する、それが置賜さくら回廊です。写真は全て私が4月20日に撮影したもの。例年になく早い桜でしたが、ぎりぎり間に合いました。観光客も団体は私たちの他おらず、心行くまで観桜できました。




置賜地方をゆくローカル鉄道
フラワー長井線にも全線乗車
なかなかゆっくり巡る機会のない置賜地方。ならばと急遽、予定外のローカル鉄道乗車を手配しました。軽便鉄道からの歴史を有し、間もなく開通100年を迎える第三セクター・山形鉄道長井線の赤湯~荒砥駅間52分の全線乗車。ガイドさんも乗車し、山形弁の軽妙な語り口で沿線の紹介をしてくれました。バスで走っている際は気付きませんでしたが、散居集落が多く点在するのも置賜地方の美観要素のひとつ。あと1か月もすれば車窓の水田全てに水が張り、えも言われぬ美しさだろう、と夢想しつつ、あっという間の1時間弱でした。お客様からも「置賜の美しさを堪能できた」とたいへん好評いただきました。






米沢の奥座敷 小野川温泉でのんびり連泊を堪能
米沢市街から車で15分とアクセスのよい小野川温泉。小野小町が発見したとされる美肌の湯で、温泉好きの皆様も泉質に満足されていました。温泉街は小ぢんまりとしており、20分もあればゆっくり見て回れます。名物はラジウム卵(温泉卵)で、各宿こだわりの茹で時間があるのだとか。また共同浴場も2軒あり、地域密着型の温泉場というのも旅愁をそそります。そのうちのひとつ、尼湯に行ってみたのですが、あまりの熱さにびっくり!温度表示を見ると44℃でした。それでも地元の方は涼しい顔で一日の疲れを癒しており、軽い敗北感を味わったのでした。





庄内ガストロノミーの血を引く
名店 イル・レガーレ
2日目の昼食は南陽市のイル・レガーレでしたが、ここは弊社「庄内ガストロノミー」の旅でもお世話になっている鶴岡市の有名イタリアン「アル・ケッチャーノ」の元料理長を務めた佐藤氏が2019年にオープンさせた、知る人ぞ知る名店。日本では珍しいトレーラーハウスを改装した店内は15人も入ればいっぱいの小ぢんまりとした空間。前菜からデザートまで写真でご紹介します。
シェフに店名の由来を尋ねたところ、レガーレ=繋がり、という意味とのこと。地域との繋がりを大切にするローカルガストロノミーが着実に根付いている証でもあります。






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