【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2024年10月08日

【帰着レポート】七久里神社の裸祭りを見学 南信州の奇祭と雲上の楽園

〈2024年9月27日(金)~9月30日(月) 添乗員:大阪支店 八百屋健太〉

ようやく暑さが和らいだ9月下旬、民俗芸能が盛んな南信州を訪れ、七久里神社の秋季例祭を見てきました。「裸祭り」「けんか祭り」とも呼ばれるこの祭り、まさに「奇祭」と呼ばれるにふさわしいものでした。今回はお祭りをメインに、飯田を中心とした南信州地方の歴史と文化、そして人々の生活を垣間見る旅となりました。

まさに奇祭!「七久里神社の裸祭り」を見学

村の鎮守「七久里神社」の秋季祭典のクライマックスは、太い注連縄を腰に巻き付けた男たちが筒煙火「大三国」の火の粉を浴びながら威勢よく桶を振り上げる「裸祭り」です。七つの平(地区)から一人ずつ選ばれた七人の若者は、男の中の男として氏子中の憧れの的、人々の熱気が寺の境内に溢れ見物人も大興奮でした。

選ばれし桶振りの青年が境内に登場し渾身の雄姿を披露
社殿に上りお祓いを受けていよいよ会場内に入ります
選ばれた若者が花火の火の粉を浴びながら勇壮に桶を振ります
周りを取り囲む人々も威勢よくはやし立てます
七つの平の桶振り青年が集結し、いよいよクライマックス
連合大三国が点火され、大迫力の光景が繰り広げられました

スローな一日! 飯田線各駅停車の旅

天竜川に沿って形作られた急峻な谷間を縫うように走る「飯田線」。鉄道ファンに人気がある路線です。今回は飯田駅を出発し為栗(してぐり)までの1時間弱のローカル鉄道の旅、周りに人家もない秘境駅で下車し、地元のガイドさんと飯田線の旧線の遺構を巡りました。

12:20飯田駅発-13:17為栗駅にて下車
駅からの道はこの吊橋のみ
ガイドさんと一緒に飯田線の旧線巡り

長野県は縄文王国、2体の国宝土偶を鑑賞

縄文時代の中期に八ヶ岳山麓では多くの集落ができ、縄文人たちの繁栄はピークに達しました。今回は、「縄文のビーナス」と「仮面の女神」と呼ばれる2体の国宝土偶を見るため茅野市尖石縄文考古館を訪ねました。

土偶には様々な解釈があり未だ謎だらけ、そこが面白い!
専門の先生に解説していただきしっかり見学しました

飯田市とゆかりのある人物の建築、美術館も訪ねました

金沢21世紀美術館やディオール表参道で有名な建築家ユニットSANAAの妹島和世さんは伊豆木小笠原家に由縁の方です。旧小笠原家書院とSANAA設計の小笠原資料館を訪ねました。また、飯田と言えば人形、NHK人形劇三国志や平家物語でおなじみの川本喜八郎さんの人形美術館も見学しました。

SANAA設計の小笠原資料館から旧小笠原家書院を望む
三国志の登場人物の人形たちが並ぶ川本喜八郎人形美術館

地元の方々とのふれあいに心温まりました

南信州を訪れるたびに感じるのが地元の方々の温かさ、どこに行っても笑顔で旅人を迎えてくれるおもてなしの心です。五平餅を焼いて食べたり、地元の方々とお話ししたり、このような交流が旅の楽しさ面白さですね。

炭火で焼く五平餅、素朴な味でとても美味しかったですよ
お茶をふるまってくれた小笠原書院の皆様

今回の旅は、飯田を中心に南信州の伝統的なものと新しいものを見てきました。七久里神社の裸祭りはこれまでに見たことのない変わった祭りで大興奮、ローカル鉄道乗車や地元の食べ物、人々との交流がとても心地よい旅となりました。また季節を変えて南信州を訪れたくなりました。

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