【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2024年09月06日
【帰着レポート】青蓮院大日堂観覧席から楽しむ 五山送り火観賞の旅
〈2024年8月15日(木)~2024年8月17日(土) 添乗員:大阪支店 吉田千笑〉
京都の夏の風物詩「五山の送り火」。祇園祭とともに京の夏の風物詩として観光名物となり、全国各地から一目送り火を見ようと多くの人が集まるようになりましたが、本来の意味は、先祖の霊を供養しお見送りすること。京都では、親しみを込めて先祖の霊を「おしょらいさん」と呼び、毎年8月16日には美しい夜景のなかに送り火の灯が鮮やかに浮き上がります。このたびは送り火特別観覧席を確保し、京都の美しい夜景とともにお楽しみいただきました。
青蓮院大日堂の特別観覧席より、観賞をお楽しみいただきました
通常、夜間は閉まり一般の方は入場できない青蓮院の大舞台ですが、「五山の送り火」の日に特別に用意される観覧席を確保。当日は天候に恵まれ、普段は見ることのできない京都の夜景と、夜の山肌に浮き上がる送り火を楽しみました。
五山のなかで最初に点火されるのは、最も有名な東山如意ヶ嶽(にょいがたけ)の「大文字」。続き、「妙・法」「船形」「左大文字」「鳥居形」と順に点灯され、肉眼で見る力強く燃える灯に、観覧席からは歓声が。夜空に映える道しるべである灯りをゆったりとご覧いただくことができました。
嵯峨野嵐山では京豆腐を堪能
『平家物語』の舞台にもなった嵯峨野。現在は住宅、観光名所が増え、賑わいを見せていますが、由緒を誇る寺々は静かに残り、現在も物語や詩歌の跡を辿って訪れる人々が絶えません。今回は、福田美術館、嵯峨嵐山文華館の2箇所の美術館を訪れ、円山応挙をはじめとする江戸~明治にかけて活躍した日本画家の作品をご覧いただきました。
昼食は、「湯豆腐嵯峨野」にて京都伝統の嵯峨豆腐をつかった湯豆腐をご用意。名勝嵯峨野の地に溶け込んでいる数奇屋風の純日本建築にて、京料理をご堪能いただきました。
日本画家橋本関雪の理想郷「白沙村荘」を訪ねて
「白沙村荘」は、大正~昭和期の京都画壇で活躍した日本画家の橋本関雪の別荘です。30年かけて創り上げた文人の理想郷とされており、国の名勝に指定される庭園は7400平方メートルにも及びます。このたびは、白沙村荘でのお食事をご用意。庭園を眺めながらゆったりとした時間をお過ごしいただきました。
宿泊は「THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel」にて
京都市内の観光名所、平安神宮、京セラ美術館、近代美術館、京都市動物園が徒歩圏内に位置するホテルにて2連泊。ホテル内のフレンチレストラン「ナナノイチ」での夕食は、地元食材を使用した京フレンチのコース。送り火観賞の舞台となった青蓮院は、ホテルの南側に位置し、朝の散歩では日が暮れてからの雰囲気とはまた異なった景色をお楽しみいただくことができました。
京都は季節によって異なる顔を持ち、様々な楽しみ方ができる訪問地であることを改めて実感しました。観光のみならず京料理も堪能し、お盆で賑わう京の街の散策をゆったりとお楽しみいただきました。
このたび、ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございます。
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