【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2024年01月26日

【帰着レポート】「京の年越し」ゆく年くる年

<2023年12月30日(土)~1月2日(火)4日間 東京支店 桂 智洋>

<2023年12月30日(土)~1月2日(火)4日間 東京支店 桂 智洋>

京都は何度でも訪れたい訪問地。今回の旅は年末年始の京都に出会う旅でした。

流石の京都 洗練されたお食事を楽しみました

京都には長い歴史と四季折々の豊かな自然の中で洗練されてきた京料理や、旬の野菜などを使ったおばんざいなど、さまざまな食文化が根付い ています。このたびは京都でおすすめの、祇園の隠れ家的なお食事処から長楽館でのフレンチ、木屋町通りの元老舗料理旅館「鮒鶴」、南禅寺の湯豆腐など幅広くご紹介しました。特に大晦日の長楽館でのフレンチ「FRENCH LE CHENE (ル・シェーヌ)」)が好評で、一皿一皿丁寧に解説付きでサーブされました。

長楽館でのフレンチ メインは丹波牛でした 京蕪に沁みて美味
ブールノワゼット・スケナ 長楽館の看板料理のひとつです
メインダイニングで手稲な解説付きでサーブしてくれました
食後のお楽しみは長楽館の非公開の間を皆様で見学しました

食事の後は通常非公開とされている3階へ館内見学にご案内しました。本館3階の長楽庵は、京都市上京の茶道流派・表千家にある茶室「残月亭」を模したといわれる部屋。正面の半月型の窓には明治時代の和ガラスが今も残されており、左右にある丸いステンドグラスは「桜」「紅葉」を表現しています。窓の外には円山公園の木々がひしめき、春には大きな枝垂桜も見下ろせます。本館3階の御成(おなり)の間は、床の間の脇に「違い棚」や「花頭窓」を備えた書院造りの大広間。天井のシャンデリアにはバカラ社製のクリスタルが。和洋折衷で独創的な空間でした。

煙草王と呼ばれた村井吉兵衛によって明治42年に建てられました。
ヨーロッパのあらゆる様式が組み込まれて「美」を追求していました
かつて京都中にその名を轟かせた「鮒鶴」 創業明治3年の元老舗料理旅館の圧巻の楼閣建築でした

好立地を活かして知恩院で「除夜の鐘」を聞きました

大晦日の夕食後、ご希望と知恩院へ。知恩院の除夜の鐘の見学へ参りました。大晦日の午後10時40分頃から年が明けた元旦0時30分頃まで続く「除夜の鐘」の一番の見どころは、17名の僧侶が撞くダイナミックな光景です。「えーい、ひとーつ」「そーれ」の掛け声と共に、全員が息を合わせ1分間に1打のペースで鐘を撞きます。親綱を持つ1名の撞き手が鐘に背を向け、全体重が撞木(しゅもく)にかかるように仰向けの状態で鐘にぶつかっていく様子はまさに圧巻でした。

雨の中、2時間半並んでいただき、ようやく境内にたどり着き、107つ目、108つ目の鐘をお聞きいただきました。皆様がよき2024年でありますように。

この迫力を動画でご覧ください。NHKの「ゆく年くる年」でも中継されました

好立地のホテルで
年末年始の京都の京の特別な雰囲気を堪能

ホテルが好立地でしたので、京都の年末年始を満喫することができました。大晦日は、郊外の宇治市の平等院へ向かいました。平等院は、平等院は、10円玉に描かれた「鳳凰堂」でその名が知られる世界遺産「古都京都の文化財」の1つです。永承7年(1052)に、時の関白藤原頼通によって開かれました。この世に極楽浄土を再現するために造られたとされ、その美しさは今も変わることなく残り続けています。
その後、京都市内に戻り八坂神社も参拝しました。古くから「祇園さん」と呼ばれ親しまれている八坂神社は、全国の祇園社の総本社。創祀は、斉明天皇2年(656)とされ、京の都に大流行した疫病を鎮めたといわれ、以来、厄除けの社として信仰を集めています。
午後に訪れた醍醐寺は、真言宗醍醐派の総本山。醍醐山全体を寺域とし、山上の上醍醐、山下の下醍醐からなる広い境内を持ちます。醍醐寺の見どころは、三宝院です。本坊的な存在の三宝院は、建物の大半が国の重要文化財に指定されています。中でも庭園全体を見渡せる表書院は、桃山時代の寝殿造り様式を伝える代表的な建造物であり、国宝に指定されています。

元旦の朝は各ホテルでゆっくりお過ごしいただき、上賀茂神社へ。古来より厄除・災難除け・必勝の神として信仰されています。皆様には本殿特別参拝にご参列いただき、神職の案内で本殿を参拝し、巫女による「賀茂の舞」を鑑賞いただきました。
南禅寺参道のお食事処で湯豆腐の昼食を挟み、午後は知恩院へ。知恩院の見学は僧侶の井口さんの案内で見学。知恩院は法然上人ゆかりの地に建立された浄土宗の総本山です。「御影堂」の内部の仏具は金装飾に彩られ、神秘的かつ荘厳な造りとなっていました。また、重要文化財であり大晦日の大鐘楼では、特別に鐘の下まで入れてもらいました。鐘楼は延宝6年(1678)、知恩院第38世玄誉万無上人のときに造営されたものです。釣鐘は高さ3.3メートル、直径2.8メートル、重さ約70トン。寛永13年(1636)、知恩院第32世雄誉霊巌上人の鋳造です。知恩院の釣鐘は、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大鐘として知られています。

僧侶の方のご案内は大変興味深く、僧侶となった経緯や、生活、普段の修行のことなどなかなか聞くことのできないお話もお聞きすることができ、充実の見学となりました。

極楽に築かれた宮殿を思わせる美しさは見る者全てを魅了します
上加茂神社は京都で最古のご聖域であり、境内ほぼすべてが檜皮葺。ユネスコ世界遺産に登録されています
釣鐘は高さ3.3メートル、直径2.8メートル、重さ約70トン。この釣鐘は、京都方広寺、奈良東大寺と並ぶ大鐘として知られています
醍醐寺の三宝院には天下の三大名棚のひとつも見学しました。
(ほかの2つは修学院離宮、桂離宮にあります)
五重塔は、951年創建の京都府下で最も古い木造建築物で、国宝に指定されています

このたびはお好みに合わせて2つのホテルからお選びをいただきました。
・THE HIGASHIYAMA HOTEL:「京の極み 東に宿る」をコンセプトに、文化・芸術施設が多く集積し多様な文化を感じられる京都・東山の地で、現代の日本人の心に引き継がれる美を様々な形で感じることができる全 168室の滞在型ホテルです。知恩院や平安神宮、青蓮院門跡が至近でした。

・セレステイン・祇園:東山悠遠の邸”をコンセプトとするホテル。衹園が織り成す風景と日本の伝統に現代のモダンなデザインを融合させた造りが魅力でした。二寧坂(二年坂) 、六波羅蜜寺が至近でした。

THE HIGASHIYAMA HOTEL
セレステイン・祇園

2024年が皆様にとりまして良い一年になりますようにお祈り申し上げます。

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