【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年03月18日
【帰着レポート】神戸で感じるヨーロッパの香り
2021年3月9日(火)~2021年3月10日(水) 2日間 添乗員:大阪支店 山本卓朗
<3/9発 添乗員:大阪支店 山本卓朗>
2020年の春以来、海外への旅ができない状況が続いておりますが、そんな中でも海外の空気を感じていただくべく、神戸の旅へご案内してまいりました。
初日はJR神戸線の須磨駅にご集合いただき、ジャンボハイヤーに分乗して早速洋館巡りのスタートです。
洋館体験①
連続テレビ小説『べっぴんさん』撮影地のジェームス邸で昼食
初めに訪れたジェームス邸は関西の子供服ブランドをモデルとした朝の連続テレビ小説で、撮影の舞台となった洋館として有名です。イギリス人貿易商ジェームス氏が建てたスペイン風の建築で周囲にはかつて多くの洋館、保養施設があったと言われています。
ジェームス氏から三洋電機、現在のウェディングなどを手掛ける会社へ所有が移り、支配人からその歴史や館内の部屋をご紹介いただき、一室から神戸の海を眺めながら昼食をお召し上がりいただきました。


洋館体験②
映画『スパイの妻』の舞台に選ばれた洋館でオルガンコンサート
午後、続いて神戸・塩屋の旧グッゲンハイム邸へ。塩屋はかつて北野に次いで多くの洋館が建てられていた所で、旧グッゲンハイム邸もその一つとして残されています。今回はその邸宅内で、洋館の保存に携わる方からお話を聞き、紅茶を飲みながら午後のひと時をお過ごしいただきました。約100年前に建てられた洋館の中で、ほぼ同じ年代のオルガン演奏を聞いていただき、同じく約100年前神戸・北野の町創業洋菓子店の味でその雰囲気に浸りました。
洋館体験③
北野ホテルでの宿泊と有名な朝食
三宮や元町など神戸の中心地区から少し山手に上がるとまばらに洋館を目にするようになり、北野では古い洋館がレストランやたまに空き家となって並んでいます。中には現役の住宅として活躍中のものも。そして北野の洋館の代表格が今回宿泊する北野ホテルです。北野ホテルでは朝食も有名で、宿泊者は『世界一の朝食』体験ができます。たっぷり1時間ほどかけての朝食はパンの種類も豊富で、食べきれない分は紙袋に入れてお持ち帰り用として渡してくれました。


洋館体験④
旧西尾邸・神戸迎賓館のVIPルームでアフタヌンティー
洋館体験の締めくくりは旧西尾邸・神戸迎賓館でのアフタヌンティーです。大正時代の皇族保養所、須磨離宮のすぐ隣に邸宅を建てる程の社会的地位にあった西尾類蔵邸で、支配人の方がお出迎え。その後、庭や内部見学もさせてもらいました。


国際色豊かな洋館・寺社散策
神戸・北野がユニークなのは洋館、異人館だけでなく様々な国や地域の宗教施設が集まっている点もあります。北野ホテルから歩くとイスラム教のモスク、カトリック教会、東方正教、プロテスタントの教会や少し山手にはジャイナ教寺院やユダヤ教シナゴーグが共存しています。神戸八社巡りのひとつ一宮神社も見られ、日本にいながら洋館と世界中の宗教施設が入り混じる散歩ができるのも神戸・北野ならではの体験でした。


旧居留地の洋館散策
神戸が国際港となった約150年前から人や物が行き来した旧居留地にも洋館が残されていて、今でもオフィスやレストランとして使われていたり、震災後修復されたビルの一部として活躍しています。朝、ゆっくりとホテルを出発し旧居留地の散策へご案内しました。注目は神戸に残る最も古い異人館、コロニアル様式の十五番館です。その後建てられた石造りの洋館に比べると小規模ですが、保存状態も良く今ではカフェとして更に歴史を重ねていました。その後も港湾、貿易関係のかつての社屋が洋館として残る様子を見ながら歩き、最後はパールミュージアムへ。かつて神戸で世界の90%以上の真珠が扱われ世界とつながっていた事など、興味深い話も聞けました。
神戸ならではの異国情緒とレトロな情景を、様々な場所で感じる体験ができた2日間でした。


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