【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2021年03月05日

【帰着レポート】知床・紋別 流氷の旅

2021年2月15日(月)~2月18日(木) 4日間 添乗員:河野誠弥

<2/15発 添乗員:東京支店 河野誠弥>

年にわずか2か月だけ、冬の道東でしか見られない流氷を望む旅より帰国しました。船上から見たオホーツク海一面が流氷に覆われたその姿は、まさに言葉にならないほどの感動を味わいました。北こぶし知床ホテル&リゾートでの宿泊やそのほか観光につきましては、2月22日発の添乗員、田中弥也子から詳しくお伝えしますので、このレポートでは流氷をお楽しみいただいたお客様の様子をお伝えします。

アムール川の河口より押し寄せられた流氷はオホーツク海を埋め尽くします。
凍てつくオホーツク海、ウトロ港

流氷に覆いつくされたオホーツク海を進む砕氷船に乗車

この旅では観光砕氷船に乗船し、見渡す限りのオホーツク海を埋め尽くす流氷を間近にご覧いただきました。港を出航し流氷帯に向かうこと約30分、船の周りが流氷で真っ白に埋め尽くされました。流氷に手が届きそうなくらい近い1階のサイドデッキ、流氷の海をグングン進んでいく様子がわかる2階デッキ前方や後方、そして360度どこまでも続く流氷を眺める3階展望デッキと移動しながら流氷を観察し、写真や動画を撮っているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。もちろん船内は暖房がしっかりと効いているので、体が冷えてきたら船内に戻り椅子に座ってゆったりと外を眺める方もいらっしゃいましたね。イギリスからフランスにかけてのエリアと同じ緯度の網走や知床ではありますが、このような低い緯度にもかかわらず流氷が訪れるのは、オホーツク海の特殊な環境によるものです。日本でもこの時期この場所だけで見ることが出来るこの光景は、一生忘れることはないでしょう。

1階のサイドデッキから間近見る砕かれた流氷は大迫力でした。
暖房の効いた暖かな船内からもゆったり流氷を見ることが出来ます。
分厚い船底の重さで砕氷しながら進みます。

観光施設で流氷の仕組みについて学びました。

オホーツク流氷館や流氷科学センターに立ち寄り、流氷はなぜ出来るのか、流氷はどこから出来るのかなどを、館内スタッフからのお話や、最新技術を用いた映像、展示などから詳しく知ることが出来ました。館内スタッフからのお話や、最新技術を用いた映像、展示などから。2015年にリニューアルオープンされたオホーツク流氷館では、映像に包み込まれるほど大きなスクリーンがあるシアターでの映像やプロジェクションマッピングをご覧いただきました。また、マイナス15℃を体感することが出来る流氷体感テラスでは、昨年採った流氷を触ることができました。除湿された部屋なので触っても安心です。

オホーツク流氷館にて、流氷についての仕組みをスタッフの方よりご説明いただきました。図や映像を使っての解説は分かりやすかったですね。
マイナス15℃の流氷体感テラスでは、借りたタオルを持って中に入って激しく振り回すことでタオルを凍って逆さまに立つしばれ実験も楽しみました。
流氷科学センターでは、流氷がどこにあるのかレーダーを使って知ることが出来ました。
流氷とともにオホーツク海に姿を見せる流氷の天使クリオネとの出会いもありました。

流氷を望む絶景スポットもにも立ち寄りました。

流氷が着岸していれば流氷を一望する絶景スポットではありますが、今回は残念ながら暴風の影響で遠くに遠望する形となりました。能取岬は、堺雅人主演の映画「南極料理人」や、JALやTOYOTAなどのCMのロケ地でもあり、ブランドイメージを大事にする企業が選ぶ美景の地という面では、訪れる価値が十分にあったかのように感じました。プユニ岬ではウトロ港に押し寄せ、すぐそこまでに迫っているのを目視で確認することも出来ました。

江戸末期に来日したフランス人技師ヴェルニーの影響が残るとされる黒と白の八角形灯台が印象的です。
写真を撮っている約15分の滞在でしたが、流氷がますます岸に近づいてくるように見えました。

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