【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年12月22日

50周年特別企画Eコース 京都ゆったり滞在と大津の旅

2020年12月11日~12月16日 6日間 添乗員:東京支店 相澤満弘

弊社創業50周年、大津「びわ湖ホール」でのスペシャルコンサートの旅。私は大津でのコンサートの後、府県境に位置する天台宗の総本山・比叡山延暦寺を経て、「京都ホテルオークラ」に3連泊して、京都の町を歩きました。

何より外国人の姿がほとんどなく、30年前の京都の様子を見ているようだとお客様の声。ここ数年で当たり前になっていた大混雑や長蛇の列はなく、京都通のお客様にもゆったりと本来の京都を味わっていただくことができました。

五重塔がライトアップで淡く輝いていました

京都を代表する名門「京都ホテルオークラ」に3連泊

皆様にお泊りいただいた「京都ホテルオークラ」は、誰もが知る名門ホテルです。1888年創業のホテルは1994年に全面改装をおこない現在の高層ビルの姿となり、ホテルオークラの運営となり20年が経ちました。

現在もクラシックな佇まいときめ細やかなサービスは健在で、京の風情とヨーロッパの趣が調和する館内には上質な空間が演出されていました。今回はクリスマスシーズンということもあり、ロビー大階段の前にはクリスマスツリーが飾られていました。

河原町と御池通の交差点に威風堂々とそびえ、鴨川や三条大橋までも歩いてすぐ、また京都市役所前の地下鉄やいくつものバス停が至近距離にあります。徒歩圏内にも見どころは凝縮していますが、バスや電車の利用にとても便利な立地です。

河原町から眺めるホテル外観
ツリーが飾られたロビーと大階段
客室は37平米で広々

世界遺産 東寺のライトアップ特別拝観

京都滞在の初日に、東寺の夜間特別拝観へご案内しました。世界遺産・東寺の五重塔は、木造建築としては日本最高峰の55メートル(京都市内では第6位)は、京都を象徴する歴史建築です。この日は紅葉シーズンのライトアップと夜間特別拝観の最終日でした。

ご希望の方と、ホテルから地下鉄と近鉄を利用して訪問しました。近鉄東寺駅を出て九条通を歩くとやがて前方に金色に輝く五重塔が見えて、その美しさに歓声が上がりました。歴史建築が冬の空に凛と佇む姿は美しく、境内の庭園にはしっかり紅葉が見られました。混雑なく、歩きながらいろいろなスポットからシャッターを切りました。

帰りには京都駅に立ち寄って、クリスマスイルミネーションを鑑賞。東広場から地上45メートルの空中径路を渡って、15000個ものLEDライトが点灯する西の大階段へ。東寺とは対照的な光スポットでした。

東寺の本堂・金堂もライトアップ
京都駅・東広場のイルミネーション

細見美術館とリニューアルオープンした京セラ美術館を訪ねました

また、別の日にはホテルからも近い岡崎で、美術館巡りをしました。2つの美術館を訪ねましたが、どちらも企画展が多いことが特徴で、季節によって展示はがらりと変わります。

初めに訪ねた細見美術館は、実業家の細見亮市から三代にわたって収集された縄文時代から江戸時代までの、絵画、彫刻、工芸など1000点ものコレクションを有します。私たちが訪れた時期には「琳派と若冲」をテーマとした特別展が開催されていました。桃山時代から江戸にかけて隆盛した琳派画家の、あらゆる時代の絵画を見て回りました。

次に、今春、「京セラ美術館」として生まれ変わった旧京都市美術館へ。美術館は1933年開館、現存する日本最古の公立美術館でもあります。今回のリニューアルで創建当時の和洋折衷の意匠を保持しながら、正面に配されたガラスリボンや東山キューブなどのモダンな要素が加えられ、見事に歴史建築に融合しています。

近代以降の「京都の美術」を収集した美術館は、3700点ものコレクションを有します。12月にあわせて、冬の京都の美しさを描いた絵画などの作品が100点展示されており、博物館の意向を凝らした建築や裏手の美しい日本庭園などと合わせて、京都の新名所を楽しみました。

3月にリニューアルした京セラ美術館
館の裏手には、美しい日本庭園もあります

何度も京都に足を運んでいらっしゃるお客様とは比叡山麓の里山・大原を一緒に歩いたり、また馴染みの店でお食事をしたり、久しぶりに京都を訪れたお客様は清水寺や伏見、宇治の平等院鳳凰堂を見学したり。皆様で気ままな町歩きと名門ホテルでの寛ぎのひとときをお過ごしいただきました。

紅葉のピークが落ち着いて来た時期ということもあり、混雑のない、本来の京都風情を感じられる3日間でした。

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