【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年04月13日

【帰着レポート】京都トレイル東山コースと春の京都の旅 3日間

<2023年4月 9日(日)~11日(火) 添乗員:大阪支店 中村美香>
<2023年4月11日(火)~13日(木) 添乗員:大阪支店 谷村咲衣>

 大阪支店の山ガール、中村と谷村がご案内する「京都を歩く旅」。昨年ご案内させていただいた秋の京都を歩く旅に引き続き、第2回「春の京都を歩く旅」を企画させていただき、添乗してまいりました。

今回は京都トレイル東山コースが舞台です

 京都トレイルの中でも京都観光を代表する寄り道ポイントが沢山あり、一番人気が高いのが東山コースです。今回は東山コースを2日間に分けてご案内しました。

 1日目は蹴上付近、京の七口の一つに数えられた粟田口からスタートです。山道を登っていくと早速到着するのが将軍塚。将軍塚には将軍塚青龍殿があり、その飛地境内には京都市内を一望できる大舞台があります。清水寺よりも大きな木製のステージです。ここからの景色が好きでこのコースを決めた次第ですが、やはり何度訪れても個人的に好きな場所です。眺望をお楽しみいただいた後は、清水寺の山頂を経由し清水寺へ。清水寺は子安の塔から本堂の方へと近づいて参りましたが、清水寺の観光客の賑わいには非常に驚きました。見渡す限り外国人がいて、すっかりコロナ前の京都の姿に戻っておりました。

粟田口~将軍塚までは非常に歩きやすい山道です。
京都市内が一望できる大舞台。
やはり春の陽気は歩くのにちょうど心地よい気候です。
京都トレイルはこのような標識に従って歩きます。

 2日目は京都トレイルの始点ともなっている伏見の伏見稲荷大社より歩きます。この日はひたすら鳥居をくぐり稲荷山の巡拝道を登っていきます。暫く階段を上ると三つ辻、そして京都市内を一望する四つ辻へと辿りつきます。ここで少し京都の銘菓「阿闍梨餅」を食べながら休憩。その後再びトレイルの看板に添って歩くと、皇室の菩提寺ということで、御寺(みてら)と呼ばれる泉湧寺に到着です。境内に新しい泉が湧き出たことにちなんで改名されたという泉涌寺。京都御所から移築された「大門」、世界一美しいと言われる「楊貴妃観音像」の安置、運慶作の三尊仏の安置、皇族の方々が御陵へご参拝される際に休息される場所として利用される御座所(庭園)など大変見所が多いお寺の一つです。

一体何本の鳥居を潜ったのか確かめてみたいものです。
泉湧寺は大門を抜けると「降り参道」と珍しい創りになっています。

 今年は桜の開花が例年より早く、葉桜になってしまっていたのが残念でしたが、何度京都に通っていても通常歩かない道を歩くことで、京都の魅力を再発見できるのが京都トレイルを歩く魅力です。

沢山歩いて、沢山美味しいご飯を食べるのが歩く旅の醍醐味です。

 初日の夕食はホテルより徒歩3分程の「スコルピオーネ吉右」へ。京都らしい町家の落ち着いた雰囲気でいただくイタリアン。京野菜も上手に取り入れたお食事は前回から好評のレストランです。

 2日目の昼食は、泉湧寺の近くで京都トレイルの道中にあるレストラン「澤正」にて。建物は貿易商の旧迎賓館と使用されていたレトロモダンな趣ある空間です。2時間以上かけゆっくりといただく創作そば会席は、全ての料理に蕎麦粉が使われていて、一つ一つの器にもこだわりがあり素敵です。明治42年創業の澤正は『そばぼうろ』の登録商標を持っています。

京の風情を感じる佇まいで和を組み合わせたイタリアンレストラン。
「スコルピオーネ」にてからすみのパスタ。
「澤正」のそれぞれ異なる京都にちなんだ柄が描かれた美しい器。
蕎麦粉を使用した料理にこんなにもレパートリーがあるのかと驚きました。

「京都歩く旅」第3段も企画いたします。

 今回も沢山の方にご参加いただき、大変嬉しく思います。本当にありがとうございました。また今年の秋に向けて皆様と一緒に楽しく歩ける旅を企画中でございますので、是非ご参加お待ちしております!

ホテル「空庭テラス京都」屋上からの眺め。足湯に浸かり、ドリンクを飲みながら東山が一望できます。

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