【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年04月03日

【帰着レポート】流氷の絶景宿・日の出岬と層雲峡・氷瀑まつり 3日間

2023年2月11日~13日 3日間 添乗員 小川 伸

道東のオホーツク海に面した紋別での流氷クルーズと道央・層雲峡での氷瀑まつりを楽しみ帰着しました。残念ながら雄武(おうむ)にあります絶景宿・日の出岬ホテルの窓の外に広がるオホーツク海には、半日前には流氷が見えていたとのホテルスタッフの話ではありましたが、我々が到着したころには南風に流されて沖合へと移動してしまい、期待した流氷の光景は見ることが出来ませんでした。今回の旅は、あえて札幌からは航空機を使わずに陸路バスでの移動とすることで、雄大な北海道の各地の雪景色もお楽しみいただきました。2月中旬は北海道の季節の中でも最も寒い時期ではありますが、幸いにも天気が良く深夜の最低気温も-7℃と例年は-20℃以下が普通なので寒さに悩まされることがなく、幻想的なライトアップした夜の氷瀑まつりはとても印象的でした。

道東オホーツク圏の深き森の欧風リゾート、マウレ山荘にてフレンチのランチに舌鼓。

札幌から旭川へ道央自動車を北上し、旭川からは旭川紋別道を走ります。快晴の下、車窓の両側には一面の白銀の世界が広がります。約3時間のドライブで遠軽町の丸瀬布(まるせっぷ)の山中にある北欧の洋館を思わせるマウレ山荘に到着です。吹き抜けのロビーの大きな暖炉が暖かく迎えてくれました。ここでは、我々の為だけにアレンジしていただいたフレンチの昼食を楽しみました。地元道東の食材を生かしたお料理にレストランお勧めの、仁木ヒルズ(ワールドでも利用し、宿泊とお料理がとても好評なワイナリー)のワインやジュースなども楽しみいただきました。

マウレ山荘 吹き抜けのロビーの中央にある暖炉
前菜 南瓜のムースとスモークサーモンのサラダ仕立て
釧路産 ソイのソテー アイナメのフリット添え

2021年に新造船として就航したガリンコ号IMERU(イメル)にて約1時間の流氷クルーズを満喫。

今年の紋別は例年よりも流氷の接岸が遅くて、出発日の1週間前に初観測となり流氷の規模や厚みを心配しながらの出発でした。流氷は北風と海流に運ばれて極東のアムール川から時間をかけて到着しますので、天候に大きく左右されます。今回のクルーズでは、まだまだ厚みはありませんでしたが、それでも広く流氷が海面を覆い厚さ約10~15cmの流氷を船首に取り付けられたドリルが砕いて進む迫力の光景は必見の価値ありです。流氷を砕く音と船側を流れていく流氷の塊の光景を左右に大きく配置された窓や、屋外の展望デッキからたっぷりとご覧いただきました。

2021年就航 ガリンコ号IMERU(イメル)
船側に浮かぶ流氷の光景

北海道三大冬まつりの一つ 幻想的なライトアップした層雲峡氷瀑まつりに感動

層雲峡は道内でも寒さが厳しいところで、例年ですと夜は-20℃以下が普通です。出発の前から流氷の接岸とこの寒さが最大の懸念ではありましたが、幸いにも-7℃と暖かくやや風が強く時折雪も舞いましたが、ライトアップした幻想的な光景とフィナーレの花火を楽しむことが出来ました。会場内には、様々な氷像が造られその内部の天井から垂れ下がる氷(つらら)の光景はとても幻想的で各自のペースでたっぷりとお楽しみいただきました。

氷瀑(HYOUBAKU)の氷で作られたオブジェ
幻想的な氷像内部の天井からの氷(つらら)極寒の地ならではです
約10分間、フナーレで打ち上げられる花火には歓声があがりました

北海道の厳しい大自然に見せられた後藤純男美術館では快晴の下、雄大な十勝岳連山が出迎えてくれました。

後藤純男美術館は、旭川からやや南下した上富良野にアトリエを建てたのが始まりで、現在は個人美術館として多くの方が訪れます。首相官邸のエントランスホールを飾る事でも知られ、ここの美術館から毎年貸出を行っております。この日は、快晴で車窓からは旭岳などをご覧いただきながら美術館へ向かいました。美術館に近づくと目前には雄大で複数の山々が連なる十勝岳の素晴らしい光景が出迎えてくれました。バスを降りてしばらくはその雄大な光景に皆様目が釘付けです。昼食と作品の鑑賞をゆっくりとお楽しみいただき帰路へとつきました。

目が釘付けとなった、美術館前に広がる雄大な十勝岳の光景
3/13から首相官邸に飾られる「春映長谷」もご覧いただけました

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