【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年04月19日

【帰着レポート】手つかずの自然と独自の文化が残る島々を訪ねて 美しき奄美群島探訪の旅

<4月7日発 6日間・添乗員:名古屋支店 磯田啓太>

島から島へ旅をすると、各島の共通しているところ、異なっているところ、それぞれの発見がありました。今回は沖永良部島、徳之島、奄美大島そして日帰りで訪れた加計呂麻島と4つの島旅でした。

自然と文化のガラパゴス 奄美大島

マングローブクルーズ
高知山展望台から見る加計呂麻島

今回は午前中にマングローブクルーズへ。満潮と干潮のちょうど間の時間帯に訪ねましたので、汽水域の水の動きがほぼなく、静かな時間を楽しめました。

奄美大島の高知山展望台から加計呂麻(かけろま)島を眺める

午後に加計呂麻島へ渡る前に、展望台から海の先に浮かぶ島を眺めました。この地域の名前は瀬戸内。リアス式の海岸や浮かぶ島がまさに瀬戸内海のような多島美を作っていました。展望台へ向かう木道を歩いているとオーストンアカゲラやアカヒゲといった野鳥の声も聞こえてきました。

サンゴと石灰岩の沖永良部(おきのえらぶ)島

広大な昇竜洞内部
表面のキラキラしているのが方解石の反射

2021年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として世界自然遺産に登録されたことは記憶に新しいのではないでしょうか。一方、沖永良部島はすぐ隣の島でありながら、世界遺産の範囲からは外れています。では見所が少ないかといえばそんなことはありません。

石灰岩の地質が、雨の多い気候、つまり水の作用で大きく削られ、いたるところに鍾乳洞や洞窟といった広大な地下世界が広がっています。訪れた昇竜洞は全長3,500mという、秋吉台にも匹敵する巨大な鍾乳洞です。鍾乳石に囲まれた通路を歩くと、表面の方解石がキラキラと光り印象的でした。

温暖な気候 色とりどりの花々が旅を彩る

海を背に咲くえらぶゆり
散策する道には様々な花が

沖永良部島の特産「えらぶゆり」5月にかけてが見ごろですが、気が早い花がすでに綺麗に咲いていました。他にも各地で南国らしい色鮮やかな花々を見ることができました。

どの島も共通していたのは、住んでいる方が自分の島を愛し、島の自然と文化を大切にしながらのんびり暮らしているところ。旅の途中で感じた心地よさは、この愛情が要因だな、と思いながら本州行きの国内線に乗りました。

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