【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2023年02月22日
【帰着レポート】2度の流氷クルーズを楽しむ 知床・紋別の旅【4日間】
2023年2月19日~22日 4日間 添乗員:本社営業部 矢澤 高宜
例年より若干遅れて流氷の接岸初日を迎えた北海道・オホーツク海沿岸に行ってきました。厳寒期のツアーでしたが、現地は大勢の観光客で賑わい、香港や台湾からのインバウンドも大勢戻ってきており、ほぼコロナ前と同等の活気が戻っていたのが印象的でした。
北海道は流氷の南限。遠く北のオホーツク海で生まれた流氷が約1,000キロ旅を続けた果ての地がオホーツク海沿岸です。
前日の欠航から一転、好条件に恵まれた網走流氷クルーズ
網走の流氷クルーズ「おーろら号」は、折からの吹雪により私たちが乗る最終便のみ欠航となってしまいました。通常振り替えは難しいのですが、翌日初便に振り替え、再チャレンジ。前日の荒天が嘘のように晴れ渡り、念願の流氷クルーズができました。オオワシやオジロワシなどの姿も見ることができ、流氷もまた大きな生態系の中で重要な役割を担っていることがよくわかりました。自然相手の流氷観測はオーロラ観測に似たものがあるな、と同名の船に乗り、安堵しながら感じた次第です。
紋別のガリンコ号で見る流氷は青空のもと、一層鮮やかでした
行程変更により、奇しくも同じ日に2度流氷クルーズを行った今回は午前の網走に引き続き、午後は紋別のガリンコ号に乗船しました。網走よりも更に好天に恵まれ、青空で一層鮮やかになった流氷の色が印象的でした。一面の流氷世界は全く飽きることなく、いつまでも見ていたいロマン溢れる景色でした。ガリンコ号Ⅲは昨年就航したばかり。2つのドリルで流氷を削りながら進む様は網走のおーろら号とまた違った趣があります。
流氷だけではないこの時期ならではの冬景色
ツアーのメインは流氷でしたが、立ち寄ったいくつかの地では冬ならではの風景に出会えました。例えば、知床半島・ウトロ近くのオシンコシンの滝。半島観光の玄関口にあるこの滝は道路脇にあり、冬でもアクセスしやすいのが特徴です。知床八景にも選ばれており、結氷せずに流れる凛々しい様を見る事ができました。また、網走郊外の能取岬はオホーツク海に突き出た約40mの断崖。そこに大正6年に建てられた白黒の灯台が聳えます。灯台が二色なのは寒冷地ならではの視認性を高める工夫なのだとか。両方とも寒々しい景色ですが、この時期ならではの厳しく、美しい風景は心を打ちます。
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