【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年09月30日

【帰着レポート】九州一周「36ぷらす3」の旅 5日間

<9/21発 添乗員:東京本社営業部 桂智洋>

2020年秋、JR九州では約3年半ぶりとなる新しいD&S(デザイン&ストーリー)列車がデビューしました。それが、このたびのツアーで乗車した「36ぷらす3」です。コンセプトは「九州のすべてが、ぎゅーっと詰まった“走る九州”」です。
快適なグリーン車の座席で4日間で九州を一周。車内放送で流れる沿線の説明や各地の歴史に耳を傾け、各駅では地元の方のおもてなし、途中駅で下車しての散策や、土地の味覚も満喫した5日間でした。旅の様子をお伝えします。

電光掲示板に「36ぷらす3」が表示されると、いよいよ列車が入線します。

鉄道の旅ならではの楽しみが詰まった「36ぷらす3」
思い思いの車内時間を満喫できました

JR九州は「36ぷらす3」の他にも、「或る列車」、「指宿の玉手箱」、「A列車で行こう」など数々のユニークな観光列車を運行しています。いずれも沿線の魅力を最大限に引き出していて感心するのですが、36ぷらす3は沿線はもちろんのこと、九州をひとつの島として捉え、5日間に分けてルートを組み、連日乗車することで九州を体感することができる仕掛けとなっています。不思議な「36ぷらす3」というネーミングについても乗車早々に説明があり、いわく「世界で36番目に大きい島、九州全県を巡る。この列車で、驚き、感動、幸せ(3)をお届けし、お客様、地域の皆さま、私たち(3)でひとつになって、39(サンキュー)=感謝の輪を広げていく」という意味があるそうです。これは納得でした。

旅の楽しみ① グリーン車仕様の快適シートで寛ぐ車内時間

シートの配列は1席‐2席のゆったり設計。日々、席替えにご協力をいただき車内時間をお過ごしいただきました。ゆっくりと車窓の景色(不知火海や東シナ海の風景、霧島連山、桜島などが見事でした)を眺めたり、隣席の方とおしゃべりしたり、乗車時に配られる地図やリーフレットを読んだり、また車内の凝った内装やショップカーで記念品を探したりと思い思いにお過ごしいただきました。今回ご乗車いただいた6号車は畳敷の車両でした。靴を脱いで我が家のような気持ちで寛いでほしいという願いが込められていました。

幅広のシートは快適そのものでした
車内のエンブレム 高級感があります

旅の楽しみ② 車内イベントや各駅での温かいおもてなし

車内ではその地域にまつわるイベントが行われました。九州のお茶や黒酢の紹介、特に皆様に人気だったのが「金平糖体験」。作り方の説明や実際の試食やクイズなどで盛り上がりました。これらのイベントを通して地元の工房の熱意を感じられる機会となりました。
また、36ぷらす3は途中の停車駅が多く設けられ、列車の到着を待ちわびた地元の方々がホームに集まり地元の特産品の販売や横断幕での歓迎をしてくれました。田舎の小さな駅舎が36プラス3が到着すると賑やかに盛り上がり、乗客も特産品を買い求めたり、しばしリラックスしたりととてもよい時間が流れていました。

車内のイベントの様子
地元の方が横断幕で歓迎
即席の青空市が開催されます
添乗員もぱちりと一枚撮影
深い緑の中で絵になる「36ぷらす3」の車体

旅の楽しみ③ 観光もお食事も「九州の旅ならでは」

一度に九州の見どころを多く回ることができることもこの旅ならではの魅力です。博多、鹿児島、宮崎では効率よくタクシーを使って市内の観光も楽しみました。また、せっかくですので九州ならではの「味覚」も楽しみたいところです。車内では料亭の仕出しお弁当を毎日お召し上がりいただきました。また、ホテルは鉄道の旅の利便性を考えて駅直結か駅近のホテルですので、夕食はその土地の名物お料理をご紹介しました。

門司港駅に停車の際はレトロ地区の散策や関門橋を望めるスポットにご案内しました
鹿児島市内を一望する城山展望台
国の有形文化財に指定される宮崎県庁
日本料理の老舗 なだ万の「扇弁当」をご用意しました
老舗小川屋の花の舞弁当 12仕切りで華やかでした
宮崎の自夕食では、地鶏の炭焼きをご紹介しました

※「36ぷらす3」は、西九州新幹線開業後、現行の博多~長崎ルートを9月19日(月)の最終運行をもって終了し、新ルートとして10月3日(月)より博多~佐世保間を運行します。こちらの新ルートにもご注目ください。

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