【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年10月07日

【帰着レポート】庄内ガストロノミー 鶴岡・酒田の旅 3日間

<10月4日(火)~10月6日(木) 添乗員:本社営業部 渋江 恭子>

2020年から19本催行している人気のツアー、庄内ガストロノミーの旅に添乗いたしました。庄内地方を象徴する風景である水田に佇むホテル「スイデンテラス」に2連泊し、鶴岡を代表するイタリアン・レストラン「アルケッチャーノ」での夕食をお楽しみいただきました。

2022年7月リニューアルオープンした「アルケッチャーノ」での夕食

庄内地方・鶴岡にある「アルケッチャーノ」は移転し、今年7月にリニューアルオープンしました。以前は奥田シェフのご両親が営まれていたドライブインをモチーフにした店構えで、カジュアルな雰囲気が特徴でした。今回、新しいレストランを訪ねてみると、シンプルな佇まいに落ち着いた雰囲気が印象的でした。シェフのお話を伺うと、「奥田」姓の発祥地である奈良の正倉院に着想を得ているとのこと。「ここは庄内を創る『庄創院』なんだ」という言葉には庄内地方とともに発展を続けていくシェフの姿勢が凝縮されていると思いました。奥田シェフの料理の主役は庄内地方で採れた食材。ソースは使わず、素材の味を最大限に引き出す料理の一品一品がお客様に大変好評でした。

スズキのハーブロースト 香草のむせるような香りが食欲をそそります。
庄内豚のグリルとアルケ風山形だし 絶妙な塩加減で、肉本来のうまみを堪能できました。
リニューアルオープンしたレストラン 落ち着いた雰囲気でゆったりとお食事を楽しめました。
お客様に挨拶に来てくれた奥田シェフ。サービス精神旺盛で、お料理教室の見学もさせてくれました。

山の恵みを体に取り入れるのも「修行」の一つ。羽黒山の精進料理

2日目の昼食は出羽三山の一つ、羽黒山参籠所「斎館」にて精進料理をお召し上がりいただきました。山伏の食文化から独自の発展をした精進料理は、野山で採取した山菜や茸など自然の素材の良さを生かす料理法です。「奥の細道」行脚で出羽三山を訪れた際、松尾芭蕉をもてなしたともいわれています。今回は干しわらび、あけびの皮、ずいきの胡麻味噌和え、茗荷の漬物などをお召し上がりいただきました。このように山の恵をいただき、山と一体化することが修行にもなるとのこと。これもガストロノミーと自然の共生=ローカル・ガストロノミーの一つだと感じました。この後の夕食がアルケッチャーノでのイタリアンでしたので、食事のバランスが良かったのも好評でした。

厳かな佇まいの羽黒山参籠所「斎館」
「斎館」の精進料理。見た目は地味ですが、滋養豊かなお食事です。

展示種類60以上、世界一のクラゲ水族館

今回の旅では、これまでの同ツアーでは組み込んでいなかった鶴岡市立加茂水族館を訪問しました。常時60種類以上のクラゲを展示しており、水槽の中でキラキラと輝きゆらめくクラゲは幻想的。特に当水族館自慢の水槽「クラゲドリームシアター」は約1万匹のミズクラゲが漂っており、展示方法によって、これほどにクラゲを芸術的に演出できるのかと感動しました。水槽の中を妖精のように舞うクラゲを見て、「癒された」と鑑賞をご満喫いただけたようでした。

まるで現代芸術のようなクラゲドリームシアター
多種多様なクラゲが展示されています。
水族館から鳥海山も望めました。

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