【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年09月26日

【帰着レポート】アルプス絶景展望テラスとホテルグランフェニックス奥志賀2泊の旅 3日間

<9月19日発 添乗員:本社営業部 渋江 恭子>

奥志賀高原に建つホテルグランフェニックスに2連泊する旅に添乗いたしました。ツアーの発表から間もなく満席になった人気の旅です。台風14号の影響もあり、天候には恵まれませんでしたが、居心地の良いホテルでの滞在をお楽しみいただけました。

ゲストへの思いやり 大きな窓と木の温もり

ホテルグランフェニックスはスキーウェア・メーカー「フェニックス」の社長である田島氏が手掛けました。田島氏はホテルの建築に際し、宿泊客が居心地よく滞在できることを追求しました。ホテルに居ながらにして自然を存分に感じられるように窓を大きくとったり、木の温もりを感じられるように木材を多用したりしています。客室やレストランだけではなく、浴室の天井やエレベーターのドアにまで木材を利用しており、田島氏の快適なホテルを作ることへのこだわりの強さを感じました。「家にいるみたい」というお客様の言葉がホテルの居心地の良さを表しているのでしょう。

レストランの窓も大きくとられており、食事と共に白樺や高原の風景を味わえます。
客室の家具や柱は木材、床は暖色を利用。奇を衒わず、居心地の良さにこだわった設計です。

天皇陛下・皇后の即位を記念した植えられた木々。皇太子時代に幾度もグランフェニックスに宿泊されています。
台風が過ぎた後、ホテル周辺を散策。長野県花のりんどうが見頃を迎えていました。

2つのレストランを備え、変化に富んだ食事を楽しめました。

ホテルグランフェニックスは客室数が35室と多くはありませんが、2つのレストランがあり、それぞれイタリアンと和食・中華を提供しています。今回の旅では1日目の夕食はイタリアンのフルコース、2日目の夕食は奥志賀会席をお召し上がりいただきました。そして、朝食は洋食のバイキング、和定食をお客様のお好みで選ぶことができます。宿泊客がバラエティに富んだ食事を楽しめるように、お客様の希望に添うようにサービスを提供しようとする姿勢に感銘を受けました。ホテルの設計、レストランのサービスなど、様々な面でゲストへの思いやりを感じられることがお客様に人気の理由なのだと感じました。

黒毛和牛のステーキ。抵抗を感じることなくナイフで切れ、柔らかくておいしいと特に好評でした。
和食レストラン「篝火」での奥志賀会席

台風のおかげで巡り合ったユニークな美術館 志賀高原ロマン美術館

ツアーの2日目は標高2307mの横手山山頂にある満点ビューテラスにご案内する予定でしたが、山頂までの交通手段であるスカイレーター(動く歩道)やリフトが台風14号の影響を受けて運休となってしまいました。その代替としてご案内したのがホテルから山道を下った場所にある「志賀高原ロマン美術館」です。日本の建築界の巨匠、黒川紀章が設計しました。明かりを落とした吹き抜けには円錐のガラスケースが12個並び、その中にローマン・ガラスが1つずつ並び、幻想的な雰囲気が感じられました。企画展では世界遺産を描く画家・松田光一さんの作品が展示されており、お客様は海外旅行の思い出に浸りながら、鑑賞されたことと思います。アルプス絶景展望テラスに行けなかったのは残念ですが、個性的な美術館に出会えたことは台風がもたらした奇縁だったように思います。

コレクション展では円錐のガラスケースの中にローマン・ガラスが展示。古今の芸術のコレボレーション。
世界遺産を描く画家・松田光一による富士山と東京タワー

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