【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2022年08月03日
【帰着レポート】2つのねぶた祭りを楽しむ弘前・青森の旅【4日間】
2022年7月31日(日)~8月3日(水) 4日間 添乗員:東京支店 本社営業部 若生春香
<7月31日発・添乗員:東京本社営業部 若生春香>
夏の弘前・青森の旅より戻りました。 コロナの影響で3年ぶりの開催となった、東北三大祭りのひとつである青森県のねぶた祭り。県内各所で7月下旬から8月上旬にかけてお祭りが開催されますが、同じねぶた祭といっても地域によって大きく特色が異なるのもその見どころです。7月下旬から8月上旬という夏真っ盛りの時期のご旅行でしたが、どちらの街も最高気温は毎日30℃を超えることはなく、心地よい涼やかな夏の滞在をお楽しみいただきました。この度は藤沢営業所・ルートイン弘前宿泊(添乗員:近博之)のグループと合わせて、2団体での出発でした。
300周年の節目を迎えた弘前ねぷた祭り
3年ぶりの開催、さらにはお祭りが始まってから300年祭という区切りの年ということもあり、普段とはまた違う活気に包まれた弘前ねぷた祭り。観客席での飲酒・食事の自粛要請、また参列者の方もマスクやマウスシールドを着用しているなど、きちんとコロナ対策がなされていたので安心です。扇形の山車が特徴で、青森ねぶたと違って「ハネト」と呼ばれる踊り子もいないので、弘前は「御淑やかなねぶた祭」と言われています。台風の影響で雨天が予想されていましたが、雨に降られることもなく、開催初日のお祭りをお楽しみいただけました。
観光地各所には手作りの金魚ねぶたが置いてありました。お店の方からは「ぜひこの金魚ねぶたを持ってお祭りに参加してくださいね」とプレゼントに頂いたお客様も。津軽地方において飼育され継承された金魚は地金魚と呼ばれ、「幸せを呼ぶ魚」として、お祭り期間になると各所でご覧いただけます。
こちらも3年ぶりの開催となった、青森ねぶた
続いて3日目に訪れたのは、青森ねぶた祭りです。大雨警報が発令されておりましたが、運良くお祭り中は雨に降られることもありませんでした。扇形の弘前ねぷたと比べて立体的な人形型のねぶたが中心です。お客様からは「同じねぶた祭りでもこんなに違うのね」と驚きのお声を多く頂きました。笛太鼓のお囃子の音楽に合わせ踊るハネトたち。今年はコロナの影響で規模が縮小されていましたが、中には人一倍元気よくハネトもいて、お祭りをより一層盛り上げてくれました。
お祭りだけではなく、観光も充実していました。
◆村興しから始まった「田んぼアート」
今回、行程には含まれておりませんでしたが、特別にご案内したのが田舎館村にて開催中の「田んぼアート」です。毎年、2つの田んぼアート作品が描かれますが、今年は昨年「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されたことを祝し、「縄文から弥生へ」をテーマに作成されました。5月の下旬から10月上旬の期間、時期によって稲の色づき方が異なるのも見どころです。今回は、7月~8月中旬にかけての1番の見頃の時期に合わせてご覧いただきました。
◆重伝建の町並、黒石の散策
かつての城下町時代、秋田から蝦夷・松前へ抜ける街道の中間にあった黒石の街。その立地から、物資の交流など商業が大いに栄えました。「日本の道百選」にも選定されており、ラインが雪国独特の木のアーケード「こみせ」から、この通りの名が付けられています。
◆フランス料理の街・弘前では贅沢ランチも
今回は、両グループとも弘前駅前と立地の良いホテルに3連泊。観光だけではなく、城下町・弘前を代表するフレンチ料理の名店「シェ・アンジュ」と「ポルトブラン」にて、それぞれお食事をお楽しみいただきました。「シェ・アンジュ」でのお食事を中心に報告させていただきます。
◆八甲田丸メモリアルシップでは、実際に機関士として勤務されていた葛西さんにお話を伺いました。
青森では、かつて青森と函館を結ぶ青函連絡船として活躍した「八甲田丸メモリアルシップ」の船内見学へ。1908年に就航して以来、80年にわたって1億6千万人の乗客と物資の輸送に欠かせない役割を果たしました。実際に船の機関士を務めた葛西さんより、当時の様子なども絡めて案内をしていただきました。天候にも恵まれ、甲板からは津軽半島、また北海道も一望することができました。
3年ぶりの開催となった、弘前・青森のねぶた祭り。ご参加いただいたお客様からは、五所川原の立佞武多祭りに行ってみたいとのお声を多くいただきました。来年は、お客様のお声をもとに迫力溢れる、高さ26メートル(建物の7階相当)に及ぶ立佞武多祭りのツアーを催行できるよう、計画しております。乞うご期待ください!
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