【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年07月22日
【帰着レポート】ホームページ限定ツアー 祇園祭宵山 山鉾搭乗と屏風祭 特別参観の旅
2022年7月19日(火)~7月22日(金) 4日間 本社営業部 相澤 満弘
<7月19日発 添乗員・本社営業部:相澤 満弘>
新型コロナウイルスの影響により2020年より日本各地の夏祭りが中止に見舞われてきましたが、今年、多くの地域で祭りが3年ぶりに開催されたことは地元の方々にとって明るい報せでした。
京都では7月、日本三大祭のひとつである「祇園祭」が1か月にわたり開催されますが、去る7月の3連休には祇園祭・前祭(さきまつり)の「山鉾巡行」が3年ぶりの開催となり、14万人が訪ねたと現地の賑わいが報じられました。
私が添乗でご案内したのは、祇園祭・後祭(あとまつり)の宵山で、ニュース映像で見たほどの混雑はないものの、京都現地の方が祭りを楽しむ様子がよく感じられ、本来の祇園祭の風情を体験できたと思います。

祇園祭・後祭 宵山を散策。特別な体験尽くしでした
祇園祭は、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)に分かれ、私たちが訪ねたのは後祭が始まって11基の山鉾が町中に設置される宵山の時期(21日~23日の3日間)です。前祭の山鉾の数は23にもなり、各地に屋台が並び多くの人々で賑わいますが、後祭の賑わいはそれほどでもなく、祭りの風情を感じることができます。とはいえ、京都の他のエリアが人気の少ないコロナ禍でも、山鉾の多く並ぶ四条新町から三条新町の辺りは活気にあふれていました。
今回は、山鉾の並ぶ町中を「株式会社らくたび」代表の若村亮さんの案内のもとに巡りました。それぞれに歴史、特徴の異なる山鉾の説明を聞き、途中に見える寺社をご参拝。通常のお祭り鑑賞では知ることのできない祇園祭の歴史、京都の人々の思いをたっぷりと聞くことができました。
また、町巡りの最後には南観音山の曳山に実際に搭乗して、祭り気分を存分に体験することができました。


祇園祭・宵山は別名「屏風祭」とも呼ばれますが、これは周辺の町屋が所蔵する秘蔵の美術品や調度品を祭りの期間のみ、家々で展示する機会を指します。
今回は、百千足(ももちたる)館にて開催される屏風祭を訪ねました。「豊国祭礼図屏風」、2つの「洛中洛外図屏風」が飾られ、屏風と襖の違い、屏風の役割や利点といったお話から、屏風に描かれた細やかな描写から読み取る当時の京都の町の様子などを、京都国立博物館の学芸員をつとめる福士雄也さんに解説してもらいました。話を聞いてから実際に屏風を間近に眺めることができ、これも祭りならではの体験でした。


宵山も特別体験はまだまだ続きます。
午後には宿泊したホテル「京都東急ホテル」より徒歩圏内にある、浄土真宗の総本山・西本願寺を訪ねました。生憎の雨降りとなってしまいましたが、通常非公開の飛雲閣を訪ねることができ、そしてその日の夜には提灯に明かりがともる夜の宵山を見学。ちょうど大船鉾の脇を通りかかったときに祭り囃子が奏で始まり、京の町に「コンチキチン」と祇園囃子の音色が響き渡りました。縁日のように屋台が並ぶものではありませんが、町屋と提灯が灯る様子は昼とは異なる趣がありました。


東山に新しい 東急のホテルがオープン
このたびの宿泊先に選んだのは、東急ホテルズが手がける2軒のホテルでしたが、そのうちのひとつは今年7月7日に開業したばかり、東山に位置する「THE HOTEL HIGASHIYAMA by Kyoto Tokyu Hotel」です。
東海道、中山道の京の入り口にあたる粟田口に開業したばかりのホテルで、和のテイストと機能性を両立させたホテルです。
東山地区の散策や、徒歩圏内にある京の老舗「瓢亭本店」での朝粥、山形有朋の別荘・無鄰菴や南禅寺など、東山の見どころはここを拠点としじっくりと味わっていただきました。






当ツアーは弊社ホームページなどウェブ配信限定の企画でしたが、お蔭様で大変好評をいただき、多くのお客様にご参加いただけました。
次回に乞うご期待! またもぜひ、特別な京の旅をご紹介して参りたいと思います。
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