【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2022年07月08日
【帰着レポート】貴重な摩崖仏や石仏群をたっぷりと鑑賞神仏習合の地 国東半島と臼杵の旅【4日間】
2022年6月28日(火)~7月1日(金) 添乗員:小川 伸
好評につき追加設定が決まりました
大分県の北東、瀬戸内海に突き出た国東半島。古くから「神仏習合」という独自の宗教観が根付いた地を訪ねました。まだ梅雨の影響が残る事を心配しながらの出発でしたが、現地は例年より早く梅雨明けとなり、連日の快晴と真夏日の中ではありましたが古い町並みを歩き、貴重な摩崖仏や石仏群をたっぷりと鑑賞しました。別府湾を望む温泉リゾート3連泊で滞在感とゆとりを感じさせる旅でした。地元の名産、日出の城下かれいや臼杵のふぐもお召し上がりいただきました。
「神仏習合」の歴史を物語る熊野摩崖仏
大分県には全国の摩崖仏の約7割が現存します。今回は、鬼が造ったとされる荒々しい階段を上がった先に鎮座する平安時代の作とされ日本最大級の熊野摩崖仏へご案内しました。皆さん無料の杖を片手に、緩やかな斜面と階段の山道をゆっくりと歩く事約15分、最後の約99段はゴツゴツとした岩が置かれた急な斜面です。手すりと杖を使いながら登る事約10分、階段を登りきると荒々しい山肌を利用して作られた熊野摩崖仏群の不動明王像と大日如来像が出迎えてくれました。木陰に腰かけて見るそのお姿は、1500年前からずっとこの地で人々に信仰されてきた長い歴史と信仰心の厚さを感じさせます。
日本唯一の「サンドイッチ型城下町」杵築を散策
杵築は、高台に築かれた武家屋敷とその高台と高台の谷間に伸びる商人の町。この光景が「サンドイッチ型城下町」と呼ばれる所以です。ツアーでは番所の坂を上り、酢屋の坂を上から眺め北台武家屋敷を歩き勘定場の坂を下りる約1時間の観光を楽しみました。
歴史を感じる国宝・富貴寺
平安後期に建てられた富貴寺は、総素木(榧かや)造りで中央に四天柱で内陣が区切られ阿弥陀如来像が安置されています。現在、本堂が修復中の為に本堂の2体の阿弥陀象も富貴寺に安置されています。戦後の荒れ果てた状態でしばらく放置されていたことにより内部の色彩はかなり傷みが激しいですが、所々にうっすらと残る色彩は往時の華やかさを忍ばせます。(内部は写真撮影禁止となっております)
整備された遊歩道で訪ねる国宝・臼杵石仏
臼杵石仏は、平安後期から鎌倉時代にかけて彫られた摩崖仏群です。良く整備された敷地内の4ケ所で見事な彫刻技術と仏の数は他に類を見ることがなく、文化遺産として高く評価されています。
神仏習合の発祥地 国宝・宇佐神宮
うっそうと繁るイチイガシの杜に囲まれた宇佐神宮は、全国八幡社の総本宮です。
上宮本殿には3つの御殿があり、八幡大神(応仁天皇)と比売大神と神功皇后を祀っています。八幡神の化身といわれた仁聞菩薩は国東半島に多くの寺院を建て六郷満山の仏教文化を広げました。
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