帰着しました。添乗員レポート

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2022年06月11日

縄文を旅する 道南・洞爺とアイヌ文化

2022年6月7日~6月11日 5日間 添乗員:東京支店 中屋雅之

<6/7発 添乗員:東京支店 中屋雅之>
 

この度、6月7日より【縄文を旅する】「道南・洞爺とアイヌ文化」5日間のツアーに添乗員として同行させていただきました。このコースは数多くの縄文遺跡やアイヌ文化をご覧いただくのと共に、美しい洞爺湖や支笏湖の自然の景観や温泉も楽しめる旅です。

 ツアーのテーマの一つは、この地域に点在する数多くの縄文遺跡です。昨年の7月、北海道と北東北の17の縄文遺跡群がユネスコの世界遺産に登録されました。登録の遺跡群は北海道に6遺跡、青森県に8遺跡、岩手県に1遺跡、秋田県に2遺跡の合計17遺跡から成りますが、その中で今回は北海道に位置する6つの遺跡のうち、「垣の島遺跡」、「北小金貝塚」、「大船遺跡」、「入江貝塚」、「高砂貝塚」の5つの縄文遺跡を訪問しました。更に、ウポポイ(民族共生象徴空間)やアイヌ民族の多く住む二風谷などを訪問し、アイヌ文化に触れることができました。見どころ満載のツアーと言えます。

 

アイヌの民族舞踊(中屋撮影)
北黄金貝塚(中屋撮影)

旅は函館から始まります。

 このツアーでの最初の訪問地は函館です。ホテルは「函館国際ホテル」に連泊し、函館市内の博物館や遺跡を訪問しました。函館の中心部には「市立函館博物館」や「函館北方民族資料館」などがあり、少し郊外の南茅部地区には縄文遺跡である「垣の島遺跡」とそれに付属する 「縄文文化交流センター」 があります。縄文文化交流センターはこの地域で発掘された縄文の遺物を集めた博物館であり、様々な縄文土器や石器、土偶などが収められています。中でも北海道唯一の世界遺産である「中空土偶」や「足型付土板」には感動しました。中空土偶は 1975年に農作業中の住民によって発見されたもので、2007年に北海道唯一の国宝となりました。南茅部の茅(かや)と中空土偶の空(くう)を合わせて「茅空(かっくう)」という愛称で親しまれています。また、穏やかな表情や美しいボディーラインと複雑な模様などから茅野市尖り石縄文考古館に収めらえた「縄文のヴィーナス」に対して「北の縄文のヴィーナス」とも呼ばれています。

中空土偶茅空(かっくう)くん
これは1975年に農作業中の住民によって発見されたもので、2007年に北海道唯一の国宝となりました。(中屋撮影)
足型付き土板
これは亡くなった子供を供養するために足型を取って部屋の中に飾り、親が亡くなった時に一緒に棺の中に埋葬されたと言われています。(中屋撮影)
 

世界遺産の縄文遺跡群

  「縄文文化交流センター」 のすぐ裏手には「垣ノ島遺跡」、少し離れたところに「大船遺跡」、更に伊達市にには「北黄金貝塚」が、そして洞爺湖町には「高砂貝塚」と「入江貝塚」があります。これらはすべて世界遺産の「北海道と北東北の縄文遺跡」を構成する17の遺跡の一つです。いずれも縄文時代を知る上で重要な遺跡群です。

大船遺跡 北海道最大級の縄文遺跡です。(中屋撮影)
大船遺跡に復元された縄文時代の住居(中屋撮影)
大船遺跡の竪穴は2メートル以上も掘られています。(中屋撮影)
北黄金貝塚の復元された住居(中屋撮影)
北黄金貝塚の貝塚 かつての貝塚にはホタテ貝が敷き詰められ、昔の貝塚の様子がイメージできました。(中屋撮影)

アイヌ文化を訪ねて

 このツアーのもう一つのテーマはアイヌ文化を訪ねることです。まず函館では「北方民族資料館」を訪ね、学芸員さんの説明でアイヌ民族をはじめとする北方民族の歴史や文化、服装、装飾などを理解することができました。そして何より白老町にあるウポポイ(民族共生象徴空間)は危機に瀕したアイヌ文化を復興・発展するために作られた広大な施設です。その博物館にはアイヌに関する様々な道具類などが展示されているとともに、映像でアイヌの神話も知ることができました。また、「体験交流ホール」ではアイヌの民族舞踊なども見ることができました。また奥に行くとアイヌの住居が再現された伝統的コタン(集落)になっています。ここには「チセ」と呼ばれる茅葺屋根のアイヌの住居が5軒再現されています。建物の中にはアイヌの人々が使っていた道具類や乾燥した鮭も見学することができました。また、屋外ではアイヌを解説するショーもご覧いただくことができました。

アイヌの服装の独特の文様(中屋撮影)
アイヌの木の皮で作った衣装(中屋撮影)
アイヌの民族舞踊(ウポポイ)(中屋撮影)

ホテルの宿泊や食事も楽しみです。

このツアーでは函館で2泊、洞爺湖と支笏湖でそれぞれ1泊します。それぞれのホテルは特徴的で、変化に富んでいます。函館の国際ホテルは近代的な高級ホテルで洋室の部屋になります。サービスも行き届き、朝食も新鮮なイクラやイカ、マグロなどが食べ放題。私も朝からご飯にたっぷりとイクラとイカを盛って、「イクラ・イカ丼」をいただき、しっかりお替りもしました。ほかにもウポポイではアイヌの伝統料理である蝦夷鹿の焚火焼きや二風谷では有名な和牛・びらとり牛のすきやき御膳など、変化に富んだお食事をいただきました。この地域を訪問する際にはどうぞ食べすぎにご用心ください。

 洞爺湖のホテル「洞爺湖万世閣レイクサイドテラス」は文字通り洞爺湖畔に建つホテルであり、露店大浴場の温泉も楽しめました。また、4月末から10月末までは毎日「洞爺湖ロングラン花火大会」が湖上にて行われ、ホテルの部屋やロビーから眺めることができます。また、ホテルから湖を眺めると、湖の向うには蝦夷富士こと羊蹄山が聳え、まさに絶景です。

 支笏湖のホテルは伝統的な「丸駒温泉旅館」です。また、秘湯としても知られ、かつてここに行くためには船で湖を横断するしか方法がありませんでした。先代女将はその船が見えなくなるまで見送っていたそうです。また、この旅館の温泉は日本有数の秘湯でもあり、温泉マニアにとっては垂涎の的です。旅館のご主人は「日本秘湯を守る会」の会長でもあります。 また、旅館のシンボルマークはエーデルワイスの花です。6月〜7月はエーデルワイスのシーズンでもあり。庭の湖沿いにはエーデルワイスの花が咲いていました。

函館のホテルの朝食。ビュッフェスタイルでイクラやイカ、マグロの刺身も食べ放題・盛り放題。「いくら・いか丼」をいただきました。(中屋撮影)
ウポポイのレストランでいただいた蝦夷鹿の焚火焼き。(中屋撮影)
ホテルの庭に咲いていたエーデルワイス(ミヤマウスユキソウ)(中屋撮影)
丸駒温泉旅館のご主人は「日本秘湯を守る会」の会長でもあります。このホテルの温泉は日本有数の秘湯です。(中屋撮影)

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