【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年04月30日

【帰着レポート】「鳥取、大山、奥出雲」海と山の絶景グルメ旅

2022年4月25日(月)~4月29日(金)(5日間) 添乗員:八百屋 健太(大阪支店)

 今回の旅は、姫路駅にご集合いただきバスで播但山地を越え日本海へ突き抜けます。北近畿地方から鳥取、島根、さらに中国山地を走り、再び広島県の瀬戸内沿いに戻ってくるという一筆書きのルートです。山陰地方の海と山の絶景、歴史のある街並みをバスと鉄道で巡るのがツアーのポイントですが、ツアータイトルにもあるように「食」もひとつのテーマになっています。今回のレポートでは各地のお食事を中心にご紹介します。

兵庫、岡山、鳥取…県境をまたぎ中国山地の山里「大江谷」へ。

 高速道を西に進み、龍野から中国横断道を北上、宮本武蔵の郷、岡山県の大原を越えて鳥取県へ。八頭の手前、流し雛の郷“用瀬(もちがせ)”で自動車道を降り山間に分け入ります。田んぼが広がる田舎道を進むとかつて小学校だった建物が見えてきました。「OOE VALLEY STAY〈オオエバレーステイ〉」、今回の最初のお食事処です。児童数の減少で小学校が統廃合というのは全国の田舎でよく聞きますが、この大江小学校もそのひとつです。使わなくなった建物をホテル、レストランとして一般のお客様に提供し第二の命を与えているのです。さっそくお昼ごはんをいただきましたが、地元でとれたタケノコや山菜、川魚など素朴ながらもしっかりした味付けで、炭火焼の岩魚はホクホクでとても美味しかったです。

「OOE VALLEY STAY」大江小学校の校舎をリノベーション
ホテル&レストランとして営業しています。
炭火で焼いた岩魚や地元大江の山菜を使った料理
たけのこご飯が美味しかったです。

山陰ジオパークの岩美町では日本海のお魚を中心にしたお昼をいただきました。

 鳥取県岩美町は、京都府京丹後市から鳥取市に至る日本海沿いの山陰ジオパークの一部で、「西の松島」とも呼ばれる浦富海岸遊覧が有名です。今回も奇岩を見ながらの遊覧を楽しみましたが、この船を待つ間にいただいた海の幸の定食は刺身の盛合せ・煮魚・揚物が一度にお楽しみいただけます。新鮮な刺身はプリップリでした。

肉厚で弾力のある日本海の海の幸
あいにく雨の中の浦添海岸遊覧でした。

山陰本線ローカル鉄道の旅も楽しみました。

 山陰本線は京都駅から福知山、豊岡、鳥取、米子、松江、浜田、萩などの主要駅を経て下関へと至るJRの路線です。今回は鳥取駅から浜坂(新温泉町)を経由し餘部までの上り区間で鉄道の旅をお楽しみいただきました。本線とは言え田舎の鉄道のこと、私たちの乗車する列車は1両編成のワンマンカー、隣のホームにはTWILIGHT EXPRESS 瑞風」も停車しており、そのギャップもまた面白かったです。

鳥取~浜坂のローカル線
こちらは「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」

旅のラストを飾るのは奥出雲の新鮮で味わい深い旬の味。

 さて、その瑞風の食事を「食の匠」として監修するのが、今回のツアーの食事の大トリを飾る「和彩空間たち花」の立花秀明さんです。四季の食材に手間をかけ目・舌・心で味わう懐石風の食事をお楽しみいただけます。奥出雲の食材を使った料理が評価され、2018年には料理マスターズブロンズ賞を受賞されました!

ご主人の立花秀明さんが本日の料理についてお話してくださいました。

兵庫北部、鳥取、島根の見どころをたっぷりご覧いただきました。

 実は今回ご参加いただいたお客様、鳥取砂丘、鳥取城、倉吉、松江城には過去に行ったことがある方が多かったのですが、個人旅行とは違い地元ガイドさんの地元ならではの話や、その町に暮らす方々との触れ合い、旅を共にしたお客様同士の会話などグループ旅行ならではの楽しみが満載でした。

鳥取砂丘では風紋もきれいに見えました。
全国的に珍しい鳥取城の球型石垣
白壁土蔵の町「倉吉」
国宝「松江城」

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