【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年12月17日

なごみとグランクラスで優雅に楽しむ 最高峰の鉄道旅 北陸冬の味覚 富山編

2020年12月7日~12月10日 4日間 添乗員:東京支店 松本岳

初日は一般に運行していない、皇室の方が移動の際に使用するお召し列車「なごみ(和)」に乗車、最終日は新幹線のグランクラスを使用する、富山の海の幸を楽しむ鉄道旅に行ってまいりました。

憧れの「なごみ(和)」乗車体験を楽しみました

旅の始まりは新宿駅から。「なごみ(和)」が駅のホームに入ってくると、新宿駅にいた鉄道ファンの方でしょうか、一斉にフラッシュが瞬き、まるで貴賓が現れたようでした。

お客様とともにその「なごみ(和)」に乗車。長野駅まで約6時間40分の旅をお楽しみいただきます。鉄道ファン垂涎の列車に、ワールドで貸し切り乗車できたことは、なんとも誇らしい気持ちになりました。

立川、甲府、茅野など中央線、篠ノ井線の路線を使用し、外の景色をお楽しみいただきながら長野駅へと向かいました。

新宿駅に到着した和(なごみ)

長野県から富山県へ移動

2日目に長野県から富山県の高岡市に移動。移動前には、善光寺に訪れ、旅の成功を祈願しました。本殿の奥行きは54メートルとあり、圧巻。私は秋にも別のツアーで訪れたのですが、冬のこの時期は人がより少なく、静寂な雰囲気の中、訪れることができました。

善光寺を後にするとバスで富山に移動。長野オリンピック開催に向けて建設されたオリンピック道路を通過し、白馬にて昼食後、北アルプスを抜け日本海に。日本海沿いを走って高岡に到着。道中は生憎の雨でしたが、それでも長野オリンピックの際に使用されたスキーのジャンプ台や、雲間に隠れながらも途中顔を出す北アルプスの山々、そして日本海と、移動中も外の景色を楽しむことができました。

翌日は木彫りの町、井波や城端町(じょうはなまち)を観光。人も少なく、各町の現地ガイドが丁寧に現地の説明をしてくださいました。

井波の町には繊細に彫られた木造の建物が多くあり、なかでも最大の見どころ、瑞泉寺の木彫り彫刻は素晴らしかったです。城端はけっして大きい町ではありませんが、絵になるような裏路地散策や城端曳山会館の見学など、楽しむことができました。

井波の各家には繊細に彫られた木彫り彫刻が

絶景の雨晴海岸から望む立山連峰

めったに晴れることのない雨晴海岸から見る立山連峰は絵葉書のよう

旅のハイライトの一つが、雨晴海岸から望む立山連峰。ガイドの話によれば、日本海沿いのこの地域が晴れることは少なく、実際に海岸から立山連峰を望めるのは年間40日前後とのこと。前日が雨だったため、正直難しいと思っていたのですが、なんとも素晴らしい、絵葉書のような絶景を眺めることができ、皆様と感動を共有することができました。

雨晴海岸からはローカル鉄道の氷見線に乗って高岡まで戻りましたが、この氷見線からも素晴らしい絶景を望むことができました。ちなみにこの日の翌日は新湊でのクルーズをしましたが、快晴とまではいかないものの、この日も前日に引き続き、立山連峰を望むことができました。

ローカル鉄道、氷見線にも乗車
氷見線の停車駅、雨晴駅からも立山連峰が見えました
新湊から見た立山連峰

紅ズワイガニをいただく

新湊では珍しい、カニの昼セリが行われており、その見学も楽しみました。富山湾で捕れる紅ズワイガニは、名前のとおり茹でていなくても紅色をしており、この紅ズワイガニが何千匹と並びます。昼セリは12時からスタート。活気溢れるセリの様子を、皆様と見学しました。また、見学後はこの紅ズワイガニをいただいたのですが、身はけっして大きくないものの、茹でたてで熱々の紅ズワイガニを味わっていただきました。

真っ赤な紅ズワイガニが並ぶセリの様子

昼食後は、近くにある大きなお店でお買い物の時間を楽しみ、富山湾で捕れる白エビやホタルイカなどを買われているお客様が多くいらっしゃいました。

帰りは北陸新幹線グランクラスに乗車して優雅な帰路に

観光を終え、東京に向け戻りました。通常のツアーと異なり復路がグランクラスだったため、軽食やオールインクルーシブの飲み物など、グランクラスのサービスを堪能しながら最後まで旅を楽しむことができました。

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