【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年03月04日

【帰着レポート】羅臼流氷クルーズと「青の絶景」摩周湖の旅 6日間

2022年2月27日(日)~3月4日(金) 添乗員:東京支店 金子 友里恵

<2月27日発・添乗員:東京支店 金子 友里恵>

北海道らしさが感じられる冬の季節、 豊かな自然と特有の特徴ある景観が楽しめる【十勝・帯広~釧路~羅臼~中標津】を行く道東エリアの旅より戻ってまいりました。

旅のハイライト「羅臼流氷クルーズ」、目の前に広がる景色は圧巻です。

広大な大地の東の果てで、独自の自然と生態系を持つことで自然遺産に登録される知床半島ですが、その自然を形作る大きな要素のひとつが、ユーラシア大陸を流れるアムール川から来る「流氷」の存在です。流氷とともに植物性プランクトンが流れ来、その豊かな海を求めてオオワシやオジロワシなどの猛禽類が訪れます。旅のハイライトは、やはり「羅臼流氷クルーズ」でしょう。目と鼻の先には国後島を望む羅臼港より、流氷を求めて出航いたします。

カモメたちと共に出航です!
海面と空の間に、うっすらと白く光り輝くものが見えてきましたら、それが「流氷」です。
だんだんと流氷の中へと船が入っていきます。

船員がエサとなる魚をまくと、数えきれないほどのオオワシやオジロワシがやってきます。普段は縄張り意識の強い2種の猛禽類ですが、餌の確保が難しい冬の季節は譲り合いながら肩を並べて過ごしていました。翼を広げると約2メートルにもなるワシが宙を舞う姿には、思わす見とれてしまいます。私たちが訪ねたこの日は、山々の景色や流氷の状態が、今年に入って最高の状態だったとのことです!

知床連山を背景に翼を広げて飛ぶオオワシの姿

羅臼1泊の特権。国後島の背後から昇る朝日は、息を呑む美しさ。

羅臼に宿泊すると、北海道の果てにいることを実感します。対岸には肉眼でもしっかりと確認できるほどの距離に、 ロシア領とされる国後島 が見え、様々な思いが頭を巡り、ノスタルジックな思いがこみ上げてきました。天気が良ければ、「国後島の背後から昇る朝日」がご覧いただけます。少しずつ朝日に照らされる羅臼の町は、日中とはまるで違う町に来たかのようです。

道民に大切に守られる「丹頂(たんちょう)」を間近で。

つがいや親子の丹頂が飛んだり歩いている姿は、道東の冬の風物詩です。バスでの移動中も、ひょっこりと現れることがあるので、窓の景色から目が離せません。探すのもまた楽しいのですが、「給仕場」に足を運べば、沢山の丹頂に遭遇することができます。この季節はちょうど繁殖期にあたり、声を上げて求愛のダンスを踊る丹頂の姿や、雛を連れて優雅に空を舞う姿、親離れをして子供たちだけで群れをなす姿など様々で、いくら見ていても全く飽きることがありません。

「摩周ブルー」の名は、本物でした。

”霧の摩周湖”の名で有名な摩周湖。冬は凍結することもありますが、空気が澄んでいて周りは白銀の世界になります。透き通った水の碧みが増していて、まるで異国の世界に来たのかと思わせるような景色が広がっていました。

対岸に国後島が望める野付半島では”氷平線ウォーク”を楽しみました。

全長26km にもおよぶ日本最大の砂の半島「野付半島」。一番狭い部分の幅はわずか50mほどで、両側に海がみられる細長い地形は「北の天橋立」とも呼ばれます。国後側は深いので流氷がやってきますが、湾側は浅いため冬はすっかり凍ってしまい、一面が氷の世界となって氷上を歩いてお楽しみいただける場所です。

対岸に国後島がくっきりと見える野付半島。雄鹿の群れに遭遇しました。
どこまでも続いて見える氷平線の姿は、ウユニ塩湖を思い出しました。
ガイドさんがお客様のトリックアート写真を撮影中!
全員でパシャリ☆ まるでバナナに乗っているような写真が撮影できました!とても良い記念になりました。

緑豊かな夏の季節も楽しい知床ですが、冬は全く違う姿で私たちを楽しませてくれます。それぞれの季節を味わうため、また訪ねてみたい気持ちになりました。ご参加いただき、ありがとうございます。

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