【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2020年09月18日
雲仙観光ホテルに泊まる天草・畳の教会と島原半島の旅
2020年9月8日~9月11日 4日間 添乗員:東京支店 原 悠希
祈りの地 天草・島原地方へ行ってきました。
台風10号が過ぎ去った直後の熊本は天草と、長崎県の島原半島に行ってきました。心配していた台風の被害は全くなく、毎日真夏日を思わせるほどの好天に恵まれました。
旅の舞台はキリシタン大名や隠れキリシタンなど、キリスト教に関わりの深い天草・島原地方。この地域にキリスト教が伝来したのが、1566年のこと。その後、1612年に禁教令が発令され、虐待や差別によって虐げられ、やがては天草四郎を総大将とした島原・天草一揆にまで発展し、その後日本は鎖国の時代を迎えました。
こうした史実は歴史の教科書で学んでおりましたが、その後明治を迎え、信仰の自由が認められるまで、なんと250年以上もの間、この地では信仰が守られ続けていたことに、とても感銘を受けました。
中でも、先般世界遺産に登録された崎津教会の内部には畳が敷かれ(内部の撮影は禁止のため写真はありません)、東洋と西洋が混じる独特な感覚を味わいました。
クラッシックな佇まい 雲仙観光ホテルに宿泊
また、ツアーの最終日は、昭和天皇皇后両陛下をはじめとする世界の賓客も宿泊した雲仙観光ホテルに宿泊。
コロナ禍のため、宿泊客は私たち10名を含めて全13名にと聞いてびっくり、そして部屋のドアノブに手をかけて、またびっくりです。ドアノブの位置が異常に高いのです。それは、外国人観光客誘致の国策として建設されたがゆえの高さでした。
また、ネコ足のバスタブなど、日本に居ながら、まるで外国へ旅したかのような、それでいてどこか懐かしさを感じる宿でありました。
まだまだ海外旅行の見通しが立ちませんが、またバチカンやヨーロッパなどのキリスト教文化圏を訪れることがあれば、きっとそれはまた新たな発見があるだろうね、とお客様と話しながら帰ってきました。
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