先取り 旅の四季ごよみ

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2022年04月11日

長岡京・錦水亭のたけのこ料理(京都)

長岡京は平城京と平安京の間、わずか10年ですが都が置かれていた地。
長岡天満宮は四季の花々が美しいことで知られています。天満宮の大鳥居をくぐって大きな八条ケ池があり、加賀藩前田家が寄進した太鼓橋が架かっています。

池の左手に風情溢れる姿で佇んでいるのが、1881(明治14)年創業の老舗料亭、錦水亭。水に浮かぶように建てられた実に趣のある建物で、日本遺産にしてしまいたいほどですが、錦水亭はたけのこ料理でとても知られています。京都西山の第一流のたけのこコースで、様々な料理にして出してくれます。京都の食文化の高さを感じさせる逸品ぞろいで、3月下旬からスタートするたけのこシーズンになると、必ず思い出される日本の旬料理の代表がここにあります。

いよいよシーズン。出掛けたいものです。

八条ヶ池のほとりに建つ錦水亭。たけのこ会席は例年3月下旬~5月下旬まで供しています
長岡天満宮 菅原道真公は生前、この地で在原業平らとともに詩歌管弦を楽しんだと伝わります
花の名所として名高く、春の梅や桜、初夏のツツジ、さらにアヤメや菖蒲と次々に見頃を迎えます

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