視察レポート

視察レポート
2025年03月25日
【視察レポート】「大河・揚子江の船旅」乗船体験レポート
<2025年3月11日(火)~3月15日(土) 視察者:東京支店 福森 崇>
<2025年3月11日(火)~3月15日(土) 視察者:東京支店 福森 崇>
大好評につき、好適な秋10月発のコースも発表しました
昨年10月、2018年を最後にしばらくお休みしていた「大河・揚子江の船旅」を発表、お陰様でこの4月に催行する同コースは84名様(3/13現在)にお申込みをいただく大盛況となりました。これまで何度となく船をチャーターしてご案内してきたとはいえ、7年を経て現地の事情も大きく変わっていること、何よりこれだけ大勢のお客様にお申込みをいただいたことを受け、万全を期すべく現地視察を行いました。
実際のツアーでの乗船区間は上海から重慶間、長江を上る11泊12日。今回の視察は重慶から宜昌までの下り区間の3泊4日とルートや各地の到着・出発時間は異なりますが、利用するセンチュリー号(全室バスタブ付、利用するデラックスキャビンでも28㎡と川船ながら抜群の広さ)の乗船体験も得、4月のご案内がいっそう楽しみになりました。
ここでは主に船内設備や過ごした様子をご紹介します。

センチュリー社の船が欧米の観光客を中心に人気の理由も納得。日本の方にも嬉しいポイントを発見!
今春4月と10月に利用するのはセンチュリー・レジェンド号。この度視察で乗船したのは同型のセンチュリー・パラゴン号です。写真の多くはパラゴン号ですが、姉妹船のため設備、サービスはほぼ同じ内容になりますのでご参考にしてください。
ヨーロッパの河川を行く一般的なリバークルーズ船の客室は20平米に満たないことが多く、そのため客室内もシャワーのみがほとんどです。ですがセンチュリー・レジェンド号は日本のお客様方には有難いバスタブ付き。しかも浴槽が深めでゆったりサイズなのは、11泊12日の長い滞在には大きなポイントと実感。船内は地下1階から6階までの7階構造で1~5階はエレベーターがあり、行き来に不安もありません。スパやシアター、屋内プール、階層別に利用する2カ所のレストランは外洋客船を思わせる施設。今回はドイツ、フランス、メキシコなどからの乗客と乗り合わせましたが、欧米を中心とした外国人客に選ばれる理由がよくわかりました。




驚きの変化、進化を実感した各寄港地の様子
実は私が長江を航行するクルーズ船に最後に乗船したのは1996年11月。以来、幾度も中国へ訪問機会を得てもこのエリアを再訪する機会がなかったので、約30年振りとなりました。30年近い年月が経過すれば変化は当然ですが、寄港する観光地における環境の進化も目を瞠るものがありました。今回訪れた寄港地は重慶、豊都、奉節、神女渓、茅坪(稊帰港)の各所。下船観光の方法はそれぞれでしたが、エスカレーター、ロープウェイ、電気カートやエレベーターなど、様々な乗り物を上手く利用しながら見学できるようになっていました。寄港する場所により見学地が山上にあるためです。
とはいえ、時に山上は多くの階段の上りもあります。三国志の英雄・劉備玄徳が亡くなった白帝城は山上で、昔ながらの「籠屋」さんが待機していました。これは昔と一緒で懐かしくもあり、これぞ中国と再認識。




上海~重慶間を航行できる限られた船の1つ「センチュリー・レジェンド号」
実は長江を航行するどの客船でも、上海~重慶間を航行できるわけではありません。途中、5段式の三峡ダムは許可を得た船しか航行できないためです。この春、そして秋に利用するセンチュリー・レジェンド号はその少ない運航許可船です。
センチュリークルーズでは現在長江クルーズの船を12隻を保有、その中で唯一このレジェンド号のみが運航許可船になっています。しかもその運航は年に数回のみですから、実はこのロングコースの乗船は相当貴重な機会といえます。
ちなみにセンチュリー社ではヨーロッパはライン川やドナウ川にも船を運行し、今年はナイル川にも5隻準備中とのこと。中国最大のクルーズ会社が誇る船なのです。視察初日に表敬したセンチュリー社では副総経理(クルーズ部門副社長)の謝氏と会話、「大事な日本からのお客様、できることは何でもします」と心強いお言葉もいただきました。ぜひご期待ください。

視察時に撮りためた写真を、ご参考までに掲載します









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