視察レポート

視察レポート
2025年01月29日
【視察レポート】中国湖南省 張家界・鳳凰古城・芙蓉鎮へ
【中国視察】<2025年1月9日~1月14日・東京支店 相澤 満弘>
<2025年1月9日~1月14日・東京支店 相澤満弘>
2025年新春、中国の湖南省、弊社でも人気の訪問地である武陵源を訪ねて参りました。私個人にとっては約8年ぶりの訪問でしたが、改めて「中国大陸の大自然のスケール」に驚嘆させられました。
今回は、こうした変わらぬ悠久の大自然がありながらも、新たに整備され訪れやすくなった各地を視察。武陵源だけでない、新しい大自然の絶景スポットや、鳳凰、芙蓉鎮などといった古街、最新のホテル、レストランなどを回ってまいりました。
当ツアーは『WORLD 旅のひろば』2月号にて発表していますが、本誌では掲載しきれなかったことをレポートします。ページ下部には、インタビュー動画も掲載しています。ぜひ、ご覧ください。(写真はすべて1月の視察時に相澤が撮影)

世界自然遺産「武陵源の景観」 ツアーでは2日に分けてご案内します
見どころ尽きない中国大陸でも、「桂林」「黄山」などは山紫水明の地として有名ですが、今回視察した「武陵源」も屈指の景勝地。国内外からの観光客を魅了しています。
広大な359平方キロメートルのエリアに、3000本という巨大な石柱が林立する様子は圧巻。「さすが中国」というスケールの大きさです。ツアーで訪問する5~6月には雲海が出現して、まさしく「水墨画の世界」になるかも知れません。
1992年にはユネスコ世界自然遺産に登録。以前より326メートルの断崖を駆け上がる百龍エレベーター(屋外のエレベーターとして世界最長)、高低差700メートルをつなぐ天子山ロープウェイなどの移動手段が整っていて、さらにそうした移動手段の間にいくつもの絶景ビューポイントがあります。
ツアーでは園内シャトルバスをチャーターしてご案内しますので、混雑を回避、待ち時間を省いて効率よく、また皆様それぞれの歩くペースに応じて途中で観光をパスすることもできるように巡っていただきます。



天門山の訪問は、往復ともロープウェイを利用して便利に!
張家界の市内からアクセスできる有名な景勝地・天門山も訪問しました。天門山は山肌にぽっかりと開いた巨大な「天門洞」で知られ、世界最長の観光ロープウェイが開通した2006年より多くの観光客が訪ねる人気スポットとなっています。
これまでは片道を99のカーブの連なる山道を通行しなければ辿り着けませんでしたが、2024年にはもうひとつのロープウェイの道が開通。市内から往復、別のロープウェイを利用してアクセスします。
天門山の代表的な999段の階段も、かつては歩くしかなかったのですが、脇道に長いエスカレータが整備されましたので、以前に増して訪ねやすくなりました。



絶景ポイントはほかにも! 矮寨(あいざい)大橋景区も訪ねます
湖南省の中でも少数民族が多く暮らす鳳凰や芙蓉鎮。トゥチャ(土家)族、ミャオ(苗)族などの少数民族の伝統建築が見られる場所で、これらの古街は日中とライトアップされた夜景の雰囲気が大きく異なります。そこでツアーでは各地に完成した新しいホテルに宿泊して、日中も夜も訪ねる行程でご案内します。
そして、鳳凰~芙蓉鎮の間にある、矮寨大橋景区も訪ねました。名になる「大橋」が完成したのは10年ほど前のこと。この近くにある少数民族の村や近年完成した自然景観の桟道、そして橋自体もあわせて風景区として誕生、武陵源とはまた雰囲気の異なる自然景観がご覧いただける場所です。
視察をした1月にはほとんど誰もいない貸し切り状態でしたが、まだまだ知られざる場所のため、春~夏のシーズンになっても観光客の姿はそう多くないのだとか。早速、この場所も新・武陵源の旅の訪問地としてご案内することとしました。


ほかにも、2020年に開館した「鳳凰中華パンダ園」も訪ねました。四川省より8頭のパンダがやってきて、自由気ままに暮らしています。大きな場所ではないので、成都や臥龍、雅安にあるパンダセンターとは異なり、比較的じっくりと愛らしいパンダの姿をご覧いただけることと思います。

武陵源、鳳凰、芙蓉鎮 いずれも昨年開館の新ホテルを利用します
今回の視察では、各地で数カ所ホテルを訪ねてきました。
人気の観光地である武陵源には、10数年前から高級ホテルはいくつも完成していますが、今回複数視察した中で、2024年オープンの「張家界瑞景縵山ウィンダムホテル」がベストと判断しました。客室は40平米ほどある広々とした造りで、海外では珍しいシャワートイレが全室に付いています。USDポートがいくつもあるのでベッドサイドでスマートフォンやカメラを充電しやすく、モダンすぎず使いやすいインテリアです。ツアーではバスタブ付きの客室を用意してくれることとなりました! 朝食メニューが豊富な点も嬉しく、3連泊の滞在中も中華、洋食を選んで飽きが来ないラインナップです。




鳳凰も同じく、ウィンダムホテルを利用。丘の上に建つ「鳳仙境ウィンダム至尊豪廷温泉ホテル」にご宿泊いただきます。全室バスタブ、バルコニー付き、客室は60㎡以上の広々とした造りです。
※ホテル名の通り温泉施設はありますが、屋外のプール施設のようなものです。ご利用の場合は有料となります(約2,500円/1名様)。
近年話題の芙蓉鎮のホテルも最新ホテル。古街より車で5分の好立地に、快適にお過ごしいただけるホテルがオープンしました。かつての鳳凰や芙蓉鎮のホテルは、なかなか宿泊に難儀するものでしたので、変わりようには驚くばかりです。




各所で快適なホテルにご宿泊していただきながら、湖南省の絶景と古街風情をお楽しみください。
【視察者インタビューもご覧ください】
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