昨年発表した「ベネチア周辺の珠玉とラグーナの島々」の旅。イタリアファンのお客様より「こんなベネチアの旅を待っていた」と大変ご好評をいただき、今年も自信をもって発表させていただきました。

　ベネチアを訪れる旅といえば、ベネチア本島に連泊し、日帰りでムラーノ島やブラーノ島を訪れる旅が一般的です。しかし、せっかくなのでベネチア島に暮らす人々の暮らしや、本来の素朴な雰囲気を感じていただきたいという思いから宿泊地にこだわりました。この度は、観光客の混雑を避け、ゆったりとした島時間の流れるムラーノ島にゆったり4連泊。もちろん本島の観光も含まれておりますが、「ベネチアのはじまりの地」とも呼ばれるトルチェッロ島も訪れるなど、一歩踏み込んだ内容でベネチアを体感していただけるでしょう。

　11月、3月のベネチアは観光客が少ないだけでなく、天候も落ち着いているため、混雑を避けてゆったりとベネチアの街並みを散策できるのも大きな見どころです。最高気温も15℃ほどと過ごしやすく、夏特有の湿気に悩まされることもございません。まさに、観光のベストシーズンとも言えます。

　また、旅の前半には古都ヴェローナにゆったり2連泊いたします。ローマ時代の繁栄を今に伝える古代円形劇場や、中世にいたるまでの複合的な街並みの散策をお楽しみください。パドヴァで訪れるスクロヴェーニ礼拝堂では、ジョットが手掛けたフレスコ画が堂内を埋め尽くします。聖母マリアの生涯を描いた一連のフレスコ画はまさに息をのむ美しさでしょう。こちらも必見です。

皆さまのご参加を担当者一同、心よりお待ち申し上げております。