トルコ東部は「肥沃な三日月地帯」の中央部にして文明揺籃の地。このたびは「カラハン・テペ」や「ネムルート遺跡」など、考古学的な魅力あふれるトルコ東部を一息に巡る11日間の旅を、夏から秋のの好シーズンに設定いたしました。真夏は気温30度を超える地域ですが、湿度が低く、思いのほか快適に旅できるのが特長です。

古代史を覆した大発見。考古学の最先端です

1万2千年前、トルコ南東部、シャンルウルファの北東約20キロの丘の上には世界最古の神殿だとされているものが造られていました。「ギョベクリ・テペ」と「カラハン・テペ」の両遺跡が注目されるのは、その建設年代で、エジプトのピラミッドやメソポタミアの都市国家遺跡よりなんと7千年も古い時代の遺跡ということになります。これを見ずして、「歴史好き」は名乗れません。

神秘の巨像が皆様を出迎えます

19世紀後半に、オスマン帝国軍が山頂付近を行軍した際に偶然発見されたネムルート山頂遺跡。巨大な神像は紀元前1世紀にこの地方に栄えたコンマゲネ王国時代のもの。ツアーでは最もドラマチックに見える朝日の時間に合わせ、早朝に山頂を目指します。また、紺碧のヴァンの湖や、見渡すばかりの緑の草原、荒涼たる旧約聖書の舞台、アララト山の雄姿など、美しい自然の風景も目に焼き付いて離れません。歴史の面白さを再認識させる旅へ、お出掛けください。

ツアー内容等、ご不明な点がございましたらお気軽にトルコ担当までお申し付けください。お問い合わせを心よりお待ちしております。