【海外】帰国しました。添乗員レポート
【海外】帰国しました。添乗員レポート
2022年08月31日
海外旅行再開 現地ツアー日記
8月23日発 世紀の大発見 ギョベクリ・テペ遺跡とガズィアンテップの旅【8日間】
添乗員:本社営業部 相澤満弘 【8月30日帰国しました】
【 🕐 現在の日本とトルコとの時差は、6時間です。日本の方が、2時間進んでいます。】
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8月29日(7日目), 30日(8日目) いよいよイスタンブール滞在最終日、帰国の途へ
ついに旅の最終日を迎えました。夕刻までは自由行動。ご希望の方はトラムを利用して、旧市街、新市街の散策にご案内しました。
ホテルから歩いて最寄りの「スルタンアフメット駅」から、3駅。美しいタイル装飾で知られるリュステムパシャ・モスクとエジプシャンバザールを見学しました。
トルコ再訪のお客様が多いツアーでしたが、エジプシャンバザールは整然と整備されていて、「雑多な印象がなくなった」、「ずいぶん、きれいになったわね」というお言葉。決して観光客向けだけでなく、トルコの方も買い物に訪ねる場所なので、散策も楽しく、お土産探しにもぴったりです。
ホテルに戻った昼下がりに、PCR検査結果が届き、皆様「陰性」の通知。ほっとして、夕刻は早めのディナーで乾杯をして、暮れなずむボスポラス海峡のクルーズを楽しみました。
深夜、イスタンブール国際空港より、ターキッシュエアラインズにて帰国の途へ。
定刻より10分ほど早く、夜7時10分に羽田空港に到着しました。
皆様、8日間ありがとうございました。
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8月28日(6日目) イスタンブール旧市街を散策。町には賑わいが戻っています
イスタンブールでは旧市街に宿泊しているため、歴史的な見どころは徒歩圏内です。まずはホテルを出て徒歩でトプカプ宮殿方面へ。宮殿の第1庭園北に位置するイスタンブール考古学博物館を訪ねました。博物館内部には、豊富なギリシャ、ローマ時代の石像のコレクションがあり、時間をかけてゆっくりと訪ねても見切れないほど。
今回の旅ではほとんどの方が、以前にトルコを訪問されていました「展示の仕方がこれまで以上によくなっていた」「明日もまた(自由行動で)見に行きたい」とおっしゃっていて、喜んでいただけました。
(※現在、考古学博物館のうち、新館、東方オリエント館は修復工事のため閉館しています。)
博物館を後にし、トプカプ宮殿へ。オスマン帝国の支配者たちの居城として400年以上もの間、政治、文化の中心であり続けた場所です。ご存知のようにイスタンブール最大の見どころですので、ガズィアンテップ、シャンルウルファを見てきた私たちにとっては驚くほどの賑わいでした。
皆様でハレムを見学。次から次へと登場する美しい装飾タイルの数々に、再訪であっても感動のため息が漏れてしまいます。
その他にも、2020年に博物館から再度、モスクとして用いることが決まったアヤ・ソフィアや、古代の巨大貯水池で、ライトアップがリニューアルした地下宮殿も訪問しました。
旅もいよいよ終盤。
帰国が近くなりましたので、出国前のPCR検査(9月7日以降の帰国については、PCR検査が不要となります)。トルコの場合は、ホテルまで検査スタッフが出張してくれます。
少し不安はありましたが、ものの数秒で検査は終了しました。
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8月27日(5日目) 聖都シャンルウルファを巡りました。
ガズィアンテップとシャンルウルファ。これまではゼウグマ・モザイク博物館や、ギョベクリ・テペ遺跡、シャンルウルファ考古学博物館など、古代史に関連する場所を訪ねていましたが、本日はイスラム教の聖地巡りをしました。
というのもこの地は南東アナトリアにあり、シリアとの国境が近いアラブとの関連の深い場所で、イスラム教にとっても重要な預言者であるアブラハムの生誕の地として信じられトルコ国内外から巡礼で訪ねる方も多いのだとか。
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8月27日(5日目) 聖都シャンルウルファを巡りました。
ガズィアンテップとシャンルウルファ。これまではゼウグマ・モザイク博物館や、ギョベクリ・テペ遺跡、シャンルウルファ考古学博物館など、古代史に関連する場所を訪ねていましたが、本日はイスラム教の聖地巡りをしました。
というのもこの地は南東アナトリアにあり、シリアとの国境が近いアラブとの関連の深い場所で、イスラム教にとっても重要な預言者であるアブラハムの生誕の地として信じられトルコ国内外から巡礼で訪ねる方も多いのだとか。
町を見下ろすシャンルウルファ城を下りて、まず清らかな湧き水をたたえた「聖なる池」へ。アイン・ゼリハ・ギョル、バルクル・ギョルという名前が付けられた池が水路で繋がっています。
当時の王ネムルートは娘ゼリハが預言者アブラハムの教義を信じたために、自らの娘を火あぶりにしたと伝えられています。また、預言者アブラハムのことも火あぶりの刑に処そうとしたところ、神の力によって火は水に、薪は魚に姿と変えたと言い、現在までもこの池に暮らす鯉は聖なる魚と信じられているそうです。
池の近くにはひと際目立つモスクがあって、脇の礼拝堂の奥にある洞窟が預言者ムハンマドの生誕地とのこと。
巡礼者が普段は多いとのことでしたが、人混みもなくシャンルウルファの聖地巡りをしていただけました。
シャンルウルファ出発前に、かつての隊商宿「チェヴァヒラハン」でお食事。青麦のスープに、ザクロシロップのサラダ、シシケバブや甘いトルコデザート。
あまり知られていない町々でしたが、百聞は一見にしかず。実際に訪ねて感じた町の風情、歴史の深さをしっかりと脳裏に焼き付けて、イスタンブールに戻りました。
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8月26日(4日目) 旅のハイライト! ギョベクリ・テペ遺跡へ。
早いもので、旅は中間地点となりました。
本日は、ツアーのハイライトであるギョベクリ・テペの遺跡へ! 滞在しているシャンルウルファの町より北東へ約20キロの場所に、歴史の定説を覆した驚異の神殿遺跡が佇みます。
私たちはまずエキジビションセンターで、レプリカ、プロジェクションマッピングや映像などの遺跡に関する資料展示を見た後、実際に遺跡に足を踏み入れました。
祭事に使われたと見られるギョベクリ・テペ。遺跡は木道や天井で保護され、さらには麓から遺跡行きのシャトルバスが頻繁に運行しており、しっかりと整備されており、Tの字型の巨大石柱やそこに刻まれた人間や動物を象ったレリーフをよく眺めることができました。
改めて、今から1万2千年前、まだ人類は狩猟採集の暮らしで定住をしていない時代に、これほどの巨石建造物が築かれたとは驚きです。
午後、市内に戻り昼食と、ギョベクリ・テペに関する展示も多い、シャンルウルファ博物館を訪ねた後は、旧市街にあるハン(隊商宿)にてお茶休憩をしました。ガズィアンテップでも旧市街を訪ねましたが、雰囲気が異なります。シリアの国境に近い町、アラブの文化が色濃く反映されているからでしょうか。
トルコと言えば「チャイ(茶)」、またはどろっとしたトルココーヒーが有名ですが、この町では珍しいピスタチオを入れたディベックコーヒーというものがあります。体験してみると、ピスタチオの香りはふわっと香って、ミルクの入った優しい味付けでした。
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8月25日(3日目) ユーフラテス川を越えて、シャンルウルファの町へ
長い空の旅の後の1泊とあって、皆様ぐっすりとお休みになられました。
午前中は歴史の町ガズィアンテップの博物館めぐり。2011年にオープンした、ゼウグマ・モザイク博物館は、かの有名なチュニジアのバルドー美術館よりを超える規模の世界最大級のモザイク博物館です。
午前8時30分の開館にあわせて出かけたため、貸し切り状態で周辺の遺跡から発掘された数々の美しいモザイク展示をゆっくりと眺めることができました。
モザイクの粒石が通常は6~7色の使用に対して、ゼウグマに展示される画は最低でも13色を使用しているとのこと。鮮やかさが断然に違います。
ガズィアンテップを離れて、午後は東にあるシャンルウルファへおよそ150キロのバスの旅。
途中、中間地点でユーフラテス川を越えました。水量多く、清らかな流れ。もともとの予定では入れておりませんが、この川を眺められる場所にあるビレジクの町で、チャイ(紅茶)休憩。ここはムスタファという男性が絶滅しかけたハゲトキ(トルコ語で「ケライナク」)の保護に力を入れて、わずか10羽ほどに減った個体数は現在321羽にまで増えたそうです。 大人数で外国人が訪れることまずないことなのか、かなり珍しそうな目で見られましたが、記念撮影をしあって、お茶を飲んで、ユーフラテスの滔々とした流れを眺めて、なんとも体験しがたいひとときを過ごせました。
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8月23日、24日(1日目、2日目) イスタンブールを経由し、トルコ南東部ガズィアンテップへ
いよいよ、出発の日を迎えました。
これまでもヨーロッパの現地ツアー日記を掲載しておりますが、ヨーロッパ以外の海外旅行再開は、このトルコの旅が初めてとなります。
羽田空港では久しぶりに国際線ターミナルへ。利用するターキッシュエアラインズは盛況で、エコノミークラス、ビジネスクラスともほぼ満席でした。
国内線もほぼ満席で、およそ1000キロの空の旅で南東部の町ガズィアンテップへ。シリアとの国境に近く辺境地というイメージが先行しますが、人口100万人を超す大都市で活気にあふれています。
まずは石壁に囲まれたガズィアンテップ城周辺から観光をスタート。旧市街のあちこちに開かれたバザールを巡ると、町は彫金細工が有名で金物屋が多く、一本路地に入るとカンカンカンと工房から金槌の音が聞こえてきます。
あちこちに「○○ハン」と名のつく隊商宿跡があり、名産のピスタチオを売るナッツの店、ケバブや革製品の店が軒を連ねる様子はあまり観光地化されておらず、かえって往時の風情が感じられました(トルコ国内では今や人気観光地になっているとのことです)。
主にトルコ国内、またはアラブ(?)からの外国人観光客の姿が見えましたが、アジアからの観光客は私たち以外まったくおらず…という状況でした。
ガズィアンテップは、トルコ国内で「美食の町」として有名で、この日のディナーは女性市長さんの肝煎りで始まったMSM(台所研究センター)という名前のレストランでいただきました。
駐車場には巨大スプーンのオブジェ、外観や内装は豪華に設えられており、洗練された「美食の町」でトルコ料理をいただいていると、南東トルコという辺境地にいることを思わず忘れてしまうほどでした。
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