【国内】注目の旅

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2021年12月24日

下鴨神社 王朝の舞と音楽の一夜

 

 京都左京区、賀茂川と高野川が交わる地に広がる「糺(ただす)の森」。街中に古の風情を残す京都の中でも、縄文時代からの歴史ある自然の姿を今に残す京都の原点であり、二千年以上にわたり京都の歴史を見守ってきた場所でもあります。その姿は、『源氏物語』の中でも光源氏が「憂き世をば、今ぞ別るる とどまらぬ 名をば糺の 神にまかせて」と詠むなど、平安文学にも度々登場しています。その森に守られるように鎮座するのが、平安時代から京の都の守り神として、また皇室の氏神様として祀られた「賀茂御祖(かもみおや)神社(下鴨神社)」です。
 世界遺産にも登録されている下鴨神社の境内にて、特別コンサートの開催が実現いたしました。舞台は日本の伝統を活かしつつ、発展を遂げる京都の地に相応しい内容となるよう、琵琶とサクソフォンの演奏者によるコラボレーションセッションという形式といたしました。演奏者はイタリア、ボローニャ国際音楽祭でも独奏経験を持つ琵琶奏者清水えみこさんと女性サクソフォニストの新星と注目される住谷美帆さん。「琵琶」と「サックス」和と洋の楽器が織りなす特別コンサートをご堪能下さい。

コンサートの舞台となる下鴨神社
琵琶:清水えみこ
サクソフォン:住谷美帆

下鴨神社の貸切参拝もお楽しみいただきます。

 コンサートの舞台は下鴨神社境内の「橋殿」です。古くは里神楽や倭舞(やまとまい)が行われていた重要文化財の社殿をライトアップし、特別な風情と共にお楽しみいただきます。橋殿の下には「みたらし団子」の由来ともなった「御手洗川」が流れ、その袂には尾形光琳が描いた「紅梅白梅図屏風」に描かれた光琳の梅が佇む、歴史的な社殿です。
 参拝とともに、通常非公開の大炊殿(おおいどの)の特別拝観、京都三大祭りのひとつ「葵祭」でも実際に使われている「十二単(ひとえ)」の王朝の舞など、通常拝観はご覧いただけない特別プログラムもご用意。一般拝観終了後の貸切拝観で、ごゆっくりお楽しみください。

『魏志倭人伝』の「一支国」を体感できる原の辻一支国王都復元公園
原の辻遺跡の復元したジオラマや実物の展示資料などみどころ満載です。
「十二単」の王朝の舞をお楽しみいただきます

ツアーの詳細に関しましては、ページ下部の「関連ツアー&記事」をご参照ください。≫

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