【国内】注目の旅
【国内】注目の旅
2021年10月19日
日本のはじまりの地 飛鳥探訪の旅
古代と呼ばれる縄文時代、弥生時代から古墳時代(大和時代)を経て飛鳥時代へ。それまでは、小さな集落を造り、狩猟や小規模の農耕を営んでいた人々の中から中心となる人物が現れ、新しい国づくりを始めてゆく時代。そして、日本最初の国家が生まれたのが、飛鳥時代でした。
古墳時代に多く造られた古墳群や、飛鳥時代の宮都(宮室、都城)の残る飛鳥エリアを、専門ガイドの解説、特別参観を楽しみながら、橿原に2連泊してじっくり訪問。もうひとつの奈良の魅力をご覧いただきます。
日本で最初の国家が生まれた地に残る、
飛鳥京・藤原京2つの宮都の遺構を解説付きで丁寧に巡ります。
飛鳥探訪の初日は、飛鳥京と藤原京の2つの宮都を中心に訪ねます。「宮都」とは、「宮室」と「都城」のことを指しており、宮室は天皇が住む宮殿、都城はその宮殿を中心に広がった町のことをいいます。飛鳥京は現在の明日香村のほぼ中心、石舞台遺跡に近い場所にあり、まさにここが日本の中心となって日本国家が初めて生まれた地です。およそ1世紀続いた飛鳥京ののち、藤原京に遷都されますが、わずか16年でその役目を終え、都は平城京へと移っていきます。飛鳥・藤原時代のわずか120年の間に国家が形成されてきますが、そのお手本となったがのが、隣国の百済であり、その間に多くの渡来人が新しい文化をもたらしてきました。
今回は、国家の産声をあげた2つの宮都を訪問する前に、飛鳥研究の中心となっている橿原考古学研究所の付属博物館を訪問し、当時の時代背景や流れを分かりやすく解説いただきます。2021年11月にリニューアルオープンを控え、新しく、そして見やすくなった博物館にて知識を深め、1400年前の都に思いを馳せながら訪ねることができるでしょう。
通常は非公開の古墳内部へも特別見学。点在する名高い古墳群をご案内します。
飛鳥探訪の2日目は、「古墳」をテーマにしてご案内します。古墳は時代によって形状や副葬品、壁画などが異なり、古墳の状況によって、当時の生活や、権力者の影響力、地方や国などのつながりが分かります。中でも日本最大級を誇る方墳、石舞台古墳には巨石が50個も使われており、建造方法や隣国百済とのつながりなど、とても興味がそそられます。そして、近年「日本のピラミッド」と称され注目されている都塚古墳へもご案内します。ここでは、通常、内部は非公開となっていますが、今回はワールド航空サービスのお客様の為に、特別に内部の見学もお願いすることができました。是非、この機会に貴重な内部の見学をお楽しみください。
午後からは、日本を代表する極彩色壁画古墳、「キトラ古墳」と「高松塚古墳」を訪問します。両古墳とも、保存のため内部に入ることはできませんが、遺跡に隣接して建てられている壁画館にて、専門のガイドとともに巡ります。壁画から分かる物語を一緒に読みながら、古代日本の文化を紐解いてまいりましょう。
日本と百済の繋がりを感じる最古の寺、飛鳥寺へ。
いまだに多くの謎が残る日本の歴史。特に3世紀前半の「邪馬台国 親魏倭国王卑弥呼」の記載ののち、倭国は文献から姿を消し、その後の約150年間は「空白の4世紀」と言われ、謎に包まれています。そして5世紀に入り、百済の武寧王(461~523年)が佐賀県唐津沖の加唐島で生誕し、日本と百済との交流が続いていたという史実があり、空白の4世紀の間にも、何かしらの文化交流があったことが分かっています。
6世紀中ごろになると、百済の聖明王によって釈迦如来像と仏具、経論が日本に贈られ、仏教が日本で華開いていきます。その最初の仏教寺院が訪れる飛鳥寺です。実際の建立にあたっては、仏舎利や僧侶、寺工などの専門技術者が百済から派遣され、日本仏教に大きく貢献されました。
他の寺院にある仏像とは違って、草創期の大陸文化を感じる仏像の顔を拝むと、自ずから百済とのつながりを感じられることでしょう。是非、直接ご覧いただき、顔の作り、表情の違いを見つけてみてください。
百済とつながる宮都を行く 飛鳥探訪の旅 4日間
【京都駅集合・4日間】
1月18日(火)、26日(水)、2月8日(火)、22(火)、3月1日(火)、8日(火)、15日(火)
旅行代金¥135,000~155,000 (1名室利用追加料金¥22,000~27,000)
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