佳景・名景・絶景

佳景・名景・絶景

2022年10月26日

砂漠の蜃気楼?(サウジアラビア)

思わず砂漠の蜃気楼かと思わせるこの不思議な写真。

久しぶりのこのコラムで紹介する国はサウジアラビア。「これは何?」「建物?」まさに目を疑うような、まるで砂漠の蜃気楼かと思わせるこの写真。これはサウジアラビアに建築された全面鏡張りのコンサートホールです。

このコンサートホールは「マラヤ・コンサートホール」といい、マラヤ(Maraya)は、アラビア語で反射や鏡を意味するそうです。サウジアラビア北部のアル・ウラにあり、近くには世界遺産にも登録されている、ナバテア人の岩窟墳墓が点在する隊商都市マダイン・サーレもあります。
外壁を覆う鏡の総面積は9,740㎡。(ピンとこないかもしれませんが畳でいうと6,000畳を超えます)「世界最大の全面鏡張りの建物」としてギネス世界記録®に認定されているそうです。席数は最大500席。その内部も相当豪華だそうです。しかも何とたった10週間ほどで建てられたというから驚きです。

自然と文化、人類が融合した建築物として、コンサートはもちろん、様々なイベントなどに使用される予定だそうです。ワールド航空のサウジアラビアツアーでも訪ねますので、ぜひ皆さんユニークな写真を撮ってみてください。

マラヤ・コンサートホール Maraya Concert Hall(Google Map)

上記写真3点はサウジアラビア政府観光局提供

サウジアラビアの「最新」の観光事情もわかりますのでご興味のある方は、ツアー紹介のページもぜひご覧ください。

サウジアラビアを訪ねる旅はこちらから↓

~開かれた神秘のヴェール~
アラビアの源流 サウジアラビア周遊の旅【9日間】



【上釜一郎】プロフィール
1964年奈良県生まれ。旅行誌(マガジンハウス/ガリバーほか)からファッション誌(集英社/ COSMOPOLITAN JAPANほか)、広告写真等のカメラマンとして活躍。また、『南オーストラリアのユートピア アデレード』(弊社菊間著・新潮社)『マカオ歴史散歩』『新モンゴル紀行」(ともに弊社菊間著・新潮社とんぼの本)の写真等も撮影。現『旅のひろば』編集部で、各地の視察も行っている。過去には紛争地や、対人地雷問題の取材などの取材経験も多数。1997年にノーベル平和賞を受賞した地雷廃絶国際キャンペーン(International Campaign To Ban Landmines=(ICBL))の日本キャンペーン(JCBL)元運営委員。
現在ワールド航空サービスの知求アカデミー講座で、写真講座の講師も務める。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111