旅の3つ星

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2021年07月26日

鹿児島の竹入り芋焼酎

菊間潤吾

焼酎の世界には、「3M」という言葉があります。
森伊蔵(森伊蔵酒造)、村尾(村尾酒造)、魔王(白玉醸造)の3つの頭文字をとったもので、いずれも鹿児島産の芋焼酎ですが、伝統的な製法を守っているため生産量が少なく、あまりに入手が困難なため、幻とも呼ばれるプレミアム焼酎です。

私が気に入っているのは森伊蔵なのですが、普通に購入しようと思ってもびっくりするような価格がつけられていますし、そもそも品物が出回っていません。ですがJALの国際線で機内販売しているので、JALで帰国する際にはいつも森伊蔵を注文し、大事に持って帰ります。

3Mをはじめ、芋焼酎の本場といえば鹿児島です。焼酎蔵の数は100を超え、芋焼酎の銘柄は2000以上を数えます。その鹿児島産の芋焼酎で、面白いものを見つけました。「薩摩翁」という名の芋焼酎なのですが、大きな竹の節の間に焼酎を封じ込めてあって、飲むにはアイスピックで穴をあけなければなりません。
グラスに注いでみると、ほのかに竹を思わせる香り、まろやかな口当たりで、珍しいだけでなく味もよく、楽しませてもらいました。竹に含まれている竹酢液には200種類以上の成分が含まれており、それらのミネラルが焼酎に溶け込むことで、甘くまろやかな飲みごたえになるそうです。

鹿児島県は竹林面積が全国一位の竹の産地。日本人の生活に欠かせない伝統素材である竹を、特産の芋焼酎と組み合わせる。竹の良さと実力を、改めて実感しました。

「竹焼酎専門店 皇徳寺」の芋焼酎、「薩摩翁」
竹に詰めてから5日目以降が、竹の香りが移り飲み頃に

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