日々是旅立

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2021年08月04日

歴史建築が語りかけてきます。新潟山里の名旅館「嵐渓荘」

社長 松本佳晴

 5月中旬、この圧巻の歴史建築に惹かれて、新潟三条市の在、山紫水明の里の「嵐渓荘」を訪ねました。国登録の有形文化財の貫禄は流石に見事。

嵐渓荘の本館「緑風館」

 昭和8年(1933年)、燕駅前に建てられた小川屋旅館の建物を取り壊さずに昭和30年(1955年)にこの地に移築した本館「緑風館」。小川屋は、明治時代、新潟との蒸気船によって開かれた燕の河港に業を興し、その後、新潟電鉄の開業に伴って、燕駅前の南口にこの緑風館を建てたという。こんな時代の変遷とともに刻まれた歴史を訪れる人々に語りかけてくるようです。

 今も本館としてここが玄関とロビーラウンジで、2階と3階に合計5室がありますが、こちらはバス、トイレは共同なので、お客様には大きな一枚窓から渓谷美を臨む渓流館(新館 バス・トイレ付)の稀少な8室のうちの7室を確保しております。舐めると昆布茶のような味がする、日本屈指の強食温泉。もちろん、新潟の山海の幸を手間ひまかけてお造りする自慢の山里会席。
 秋景色が待ち遠しい。そんな渓流沿いの一軒宿です。(日本秘湯を守る会 会員)

広い敷地には水車も。
お庭のビューテラスから渓流美を楽しみます。
本館「緑風館」のロビーラウンジ
ロビーラウンジには、筆卓とポストが。
渓流館(新館)の渓谷側の客室をご用意。

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