日々是旅立

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2021年05月26日

「北の国から」(その3)仁木ヒルズ(余市の南)

松本 佳晴

ゴールデンウィークを利用して、札幌の真島所長と再び北海道の各地を下見。今回は、念願のワイナリー「仁木ヒルズ」に泊まってきました。最近「十勝ワイン」の十勝エリアに迫るワイン生産地として脚光を浴びる仁木は、余市とニセコの中間に位置して、なだらかな丘陵が続くぶどう栽培に適した土壌として注目を集めています。ここに2020年10月にオープンしたばかりの新しいワイナリー「仁木ヒルズ」が頑張っています。

実は、この仁木ヒルズの新たな支配人が、舟津圭三さんです。
ワールドの南極クルーズや北極点クルーズで、延べ500名以上のお客様にレクチャラーとして同行した世界的に知られる冒険家のひとり。懐かしいお客様もきっとたくさんいらっしゃることと思います。仁木ヒルズのオーナーの石川和則社長と、ワールドの2001年8月第1次の北極点クルーズで出会ったのが縁で、仁木ヒルズのオープンに合わせて支配人の声がかかったとのこと。私も久しぶりの再会を心から喜びました。旅のとりもつ縁は不思議なものですね。

舟津圭三さん(中央)と久しぶりの再会。現「仁木ヒルズ」の支配人です。左から真島札幌所長、松本(4/29)
2020年にオープンしたばかりの「仁木ヒルズ」ワイナリー。ご覧のようにとってもお洒落な建築です。

この仁木ヒルズには泊まることもでき、11室を全て下見しましたが、新しくまた、内装、家具なども極めて上質な造りで、ホテルではないので広々とした客室ではありませんが、快適で高級感たっぷりです。「シモンズ」のベッド、何気なくダイニングには「ベルナール・ビュッフェ」の真筆が飾られていました

ダイニングには何気なくブッフェの真筆が。驚きました。
グランドピアノと暖炉のあるラウンジ
何気なくヨーロッパからの家具が。
雨のため霞んでいますが、ワイナリーハウスからの田園の眺め(余市方面を望んで。4/29)

ディナーは期待を大きく超えるものでした。北海道で最高峰のフレンチを提供する町田翔シェフのこの日(4/29)のメニューはご覧の通りです。

  1. 寿都産桜鱒 山北農場のゆめぴりか
    鵡川産ししゃも 蕗の薹 山わさび
  2. 厚岸産ツブ貝と海藻
  3. 羽幌産縞海老とホワイトアスパラガス
  4. 室蘭産帆立貝 越冬熟成メークイン
  5. 松前産ホッケ 函館産グリーンアスパラ
  6. 赤平産ワインラム 三野農園の人参
  7. 桜とタカラのレタラ
  8. 珈琲または紅茶

北の大地の山海の新鮮な食材と、シェフが繰り出す技によって生まれた、素晴らしい芸術作品と感じました。

(仁木ヒルズに宿泊するツアーは、これから発表の8月下旬の「涼やかな北の大地 希望のコンサートの旅 in新生キタラホール」(全16コース)でご用意しました。)

北海道最高クラスのフレンチディナーの始まりです。
上のメニューでご確認ください。
仁木ヒルズのハウスブランド「ハツユキ」。コクがありますが、飲みやすく、特に女性におすすめです。
このデザートにもちろん紅茶かコーヒー、エスプレッソがサーブされます。

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