【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2026年10月15日

【帰着レポート】秋のデナリ国立公園とアラスカ氷河湾クルーズの船旅 】

<2026年9月5日(土)~9月17日(木) 13日間 添乗員:稲田裕子>

<2026年9月5日(土)~9月17日(木) 13日間 添乗員:稲田裕子>

アラスカ氷河湾クルーズはワールドでも人気の訪問地ですが、限られた時期しか訪れることができない地でもあります。今回はクルーズ乗船の前に、アラスカの短い秋に合わせて内陸のデナリ国立公園を訪問するコースでした。国立公園のバスツアーに参加して、グリズリーやムースに出会うこともできました。乗船後には好天に恵まれて、氷河の数々や野生動物との出会いも楽しめ、緯度的には珍しいオーロラも見ることができ、盛りだくさんの船旅でした。

ハバード氷河に接近中。乗船したアイランド・プリンセスの今シーズン最後の訪問です。

アンカレッジ到着後、デナリ国立公園を目指します

アラスカ州の空の玄関口アンカレッジに到着した時から、船のツアーはスタートします。まだアイランド・プリンセスには乗船していませんが、長年アラスカツアーを手掛けているプリンセス社は、自社運営のロッジをアラスカ全土に数か所所有しています。今回はタルキートナ、そしてデナリでそれらのロッジに宿泊しました。

タルキートナ近郊のマウント・マッキンリー・プリンセスロッジ。園内にはデナリ国立公園ビッグ5のモニュメントや5つの散策トレイルが設置されています。
午後と午前の自由時間を使って、園内トレイルの散策にご案内しました。
デナリで宿泊したプリンセス・ウィルダネス・ロッジには、デナリ山で行方知れずとなられた、植村直己さんの写真が展示されていました。

デナリ滞在中の楽しみ方いろいろ

デナリ国立公園のすぐそばに位置するロッジに宿泊しましたので、楽しみ方はいろいろです。午前の自由時間にはホテルから出ている無料シャトルバスを利用して、ホースシュー湖のウォーキングや国立公園ビジターセンターにご案内しました。

ホースシュー湖は一周約1.6㎞。湖やネナナ川の景色を楽しみながら、約2時間のウォーキングを楽しみました。
デナリ国立公園のビジターセンター。こぢんまりとした展示ですが、動物の模型はサイズ感がわかり、とても興味深い展示でした。
いよいよツンドラ・ウィルダネス・バスツアーに出発です!
燃える台地に黒い点!グリズリーに出会うことができました。(添乗員撮影)
素晴らしいアングルで撮影されたお客様からいただいた写真です。

アラスカ鉄道に乗ってウィッティア港へ

デナリ国立公園での滞在を楽しんだ後、いよいよアイランド・プリンセスの待つウィッティア港へと移動です。往路アンカレッジからデナリまでは国道1号線や国道3号線「パークス・ハイウェイ」を北上しましたが、復路はアラスカ鉄道を利用して、デナリからウィッティア港まで約10時間の列車旅です。通常はアンカレッジ駅で乗り換えてウィッティア港へと向かうのですが、我々はプリンセス社運行の特別車両なので乗り換えもなく、好天に恵まれ、美しい車窓風景を楽しみながらの列車旅を満喫しました。

朝、デナリの駅でアラスカ鉄道の入線を出迎えます。
デナリ駅を出発してからしばらくは国立公園すそ野を走るので、美しい風景を楽しめます。
線路と道路は完全に並行しているわけではなく、また列車のほうが「高さ」もあるため、アラスカの秋景色を楽しめました。
アンカレッジの後は海辺の景色が広がります。列車内にはバーテンダーや、風景を説明してくれるガイドも乗車しています。

絶景、氷河湾クルーズ

ウィッティア港で乗船した翌日、アイランド・プリンセスはハバード氷河へ向かいます。さらに翌日にはグレイシャーベイ国立公園へ。アラスカ氷河湾クルーズのシーズンは5月頃に始まり、アイランド・プリンセスにとっては、今回が今季最後の氷河湾クルーズとなります(この後パナマ運河へ向かいます)。今シーズンはあいにくの天候不良が続いた年だったそうですが、最後の寄港となる今回はここ数週間なかった好天となり、とても美しい風景に出会うことができました。

ハバード氷河が近づいてきます。
ハバード氷河は、温暖化で縮小する氷河が多い中、今でも「前進」している、数少ない氷河です。
氷河だけではなく、周辺の3000~4000ⅿ級の山々も見どころです。夕暮れ時に撮影しました。
 
グレイシャーベイ国立公園はその名の通り、多くの「氷河」があります。そのうちの1つに接近中。
グレイシャーベイ国立公園にはほぼ丸一日滞在したので、船上からはいつでも美しい景色を眺めることができました。

珍しいオーロラも見ることができました

今クルーズでは、驚きの「船内アナウンス」が入りました。ハバード氷河を終え、グレイシャーベイ国立公園に向かって航行中の深夜01:15。操舵室のキャプテンから「皆様、ただいま本船左舷側にオーロラを観測することができます。貴重なこの機会を逃さないようにと思い、真夜中ですが、アナウンスを入れました」とのアナウンスが。オーロラが観測しやすいのは北緯60度から70度付近と言われていますが、我々が訪れていたハバード氷河がちょうど北緯60あたり。そこからグレイシャーベイ国立公園へ下っていたので、まさか今クルーズでオーロラチャンスがあるとは思っていませんでした。もちろん添乗員も皆様のお部屋に電話をいれました。就寝中の方がほとんどでしたが、数名の方がデッキに出てこられ、真夜中2時過ぎころまで、カーテンのようにゆらゆらと揺れるオーロラを楽しみました。

お客様撮影

ゴールドラッシュの面影残る可愛らしい町々

自然を満喫した後は、ゴールドラッシュの面影が残る可愛らしい町々の訪問です。スキャグウェイではホワイトパス・ユーコン鉄道に乗車。アラスカ州の州都ジュノーでは州立博物館を訪れ、アラスカの歴史にふれ、そして世界のサーモンセンターとあだ名されるケチカンでは遡上してくる大量のサケを見ることができました。年間通して雨の多い地域だそうですが、今回はとてもお天気に恵まれ、町散策も楽しめました。

スキャグウェイからカナダのクロンダイクの金鉱を目指すために1898年からわずか2年で敷設された「ホワイトパス・ユーコン鉄道」。
我々の鉄道旅はアラスカ州とカナダのユーコン準州との境界で終了。そこからUターンして、再びスキャグウェイに戻る、約3時間の列車旅です。
ゴールドラッシュ時代の面影を残すスキャグウェイの町並み。
州都ジュノーで訪れた州立博物館の展示品。720万ドルという破格の金額でロシアからアラスカを購入した際の一枚。
ケチカンのクリーク通り。9月のこの頃はサーモンが遡上を始める時期です。
「川面を埋め尽くす」という表現がぴったりの夥しい数のサーモンが泳いでいました。

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