【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2026年05月05日
【帰国レポート】隊商の道 サマルカンド、ブハラ、ヒワの旅
<2026年4月28日(火)~5月5日(火)8日間 添乗員:東京支店 長田俊平>
<2026年4月28日(火)~5月5日(火)8日間 添乗員:東京支店 長田俊平>
ゴールデンウィークといえば、各地の観光地が一年で最も賑わう時期。今回は人混みからひととき距離を置き、はるかシルクロード、中央アジアの中心ともいえるウズベキスタンの添乗へ行ってまいりました。
砂漠の只中に青いタイルが煌めく古都の数々は、東西交易が織りなした壮大な歴史の道そのもの。ヒワ・ハン国(16〜20世紀初頭)の首都ヒワ、サーマーン朝(9〜10世紀)以来「聖なる町」と称されるブハラ、ティムール朝(14〜15世紀)の首都サマルカンド――この世界遺産三都に宿泊し、日常から遠く離れた静謐と煌めきを心ゆくまで味わってまいりました。
なかでも今回は、ヒワ、首都タシケントでの観光に焦点を当てて現地の様子をお届けします。

世界遺産ヒワ 城壁の中で時が止まる、イチャン・カラの散策
ウズベキスタン西部、キジルクム砂漠の縁に佇む世界遺産ヒワ。その心臓部にあたる城壁都市イチャン・カラは、二重の城壁にぐるりと囲まれ、一歩足を踏み入れた瞬間、あたかも数百年前に迷い込んだかのような感覚に包まれます。城壁内にはムハンマド・アミン・ハーン・メドレセ、213本の木の柱が林立するジュマ・モスク、タシュ・ハウリ宮殿、イスラム・ホジャ・ミナレットなどが密集。クフナ・アルク城の見張り台から眺める夕景のイチャン・カラは、空と土壁が茜色に染まり、月が昇る頃にはまさに幻想という言葉がふさわしい光景でした。

宿泊ホテルがイチャン・カラのすぐ近くという抜群のアクセスを活かし、早朝6時の誰もいない時間帯の散策と、10時頃の活気あるお買い物中心の散策と、二つの異なる表情をご案内いたしました。早朝のイチャン・カラはまさに貸切状態。観光客の足音も土産物屋の呼び声もない静謐な石畳に、隊商時代の風だけが吹き抜けます。一方、日が高くなれば工房や市場が次々と扉を開け、スザニ(伝統刺繍)や陶器を求めるお客様で街は華やぎ、城壁都市が「生きた世界遺産」であることを改めて感じさせてくれます。今もイチャン・カラの中には約4,000人の方々が暮らし、その多くかつて時の貴族や富裕層の子孫であるとのこと。住民の生活と歴史遺産が分かちがたく結ばれた稀有な町並みを、二つの時間帯で堪能する滞在となりました。


遠いシルクロードの地で日本と出会う、タシケントの日本人墓地
首都タシケントの郊外には、第二次世界大戦後に旧ソ連へ抑留され、この地で亡くなられた日本人の方々が眠る墓地があります。整然と並ぶ墓標のひとつひとつに、故郷への想いを胸に異国の土となった方々の人生が刻まれており、墓地全体は地元の方々によって今日まで大切に守られてきました。併せてご案内したナヴォイ劇場もまた、抑留された日本人の方々が建設に携わった建物として知られ、1966年のタシケント大地震の激震にも耐え抜き、今日まで美しい姿を保ち続けています。ウズベキスタンでは「日本人が建てた建物だから倒れなかった」と語り継がれており、これを機に両国の友好の象徴として大切にされてきたといいます。


サマルカンド・ブルーの煌びやかな世界遺産の数々とは異なる、もう一つのウズベキスタンと日本との深い縁を静かに感じさせてくれる、旅の中でも忘れがたいひとときとなりました。
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