【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2025年06月24日

【帰国レポート】チェコ・モラヴィア地方と世界遺産の美都プラハの旅 10日間

<2025年6月5日(木)~6月14日(土) 添乗員:東京支店 山田 梨絵>

チェコの東部モラヴィア地方は、のどかな田園風景と丘陵地帯に一面のぶどう畑が広がる風光明媚な場所です。モラヴィアは、アールヌーヴォーの巨匠アルフォンス・ムハ(ミュシャ)の故郷の町がある地域としても知られています。今回は、ムハの晩年の大作『スラヴ叙事詩』全20点を鑑賞し、チェコ南部の世界遺産を巡りながら、旅の最後はプラハで3連泊する、チェコの魅力を存分に堪能するツアーに添乗いたしました。

モラヴィア・ワインの一大産地 ミクロフ

今回の旅は、オーストリア、ウィーン空港からスタートしました。最初に訪れるミクロフは国境沿いにある人口8,000人ほどの小さな町で、幹線道路を通ってチェコ国境に近づくと、突如としてモラヴィアの丘陵地帯に姿を現します。丘の上に建つ優美な城と、オレンジ色の屋根の城下町のコントラストが美しいこの町は、モラヴィア・ワインの一大産地としてチェコ人に高い人気を誇ります。私たちが宿泊したホテルにも、大勢のチェコ人が国内旅行で訪れていました。城の反対側にはコペチェク(聖なる山)という小山があり、その上に建つ聖セバスチャン教会へのウォーキングが特に人気のアクティビティです。また、ミクロフはムハが若い頃に2年間滞在したこともある、ゆかりの場所でもあります。

お城から見たコペチェク(聖なる山)と城下町の様子
ホテルから見た ミクロフのお城

『スラヴ叙事詩』と一対一で対峙できる モラフスキー・クルムロフ

ムハの大作『スラヴ叙事詩』は、ムハの生まれ故郷であるイヴァンチッツェ近くの、モラフスキー・クルムロフにあるお城で展示されています。プラハに新しいミュシャ美術館がオープンしたことで、2027年頃にはプラハに移転するといわれています。モラフスキー・クルムロフは訪れにくい場所ということもあり、来館者の数はまばら。「スラヴ民族の団結」をテーマにムハが16年もかけて制作した全20点の壮大な作品を、独り占めするかのようにじっくり鑑賞できるのも今のうちです。

壮大な絵を、一対一で向き合うように鑑賞できます
ムハはこの梯子の上で一日10時間絵を描いていたそうです

宝石のような町「チェスキー・クルムロフ」でゆったりとした時間を

今回、世界遺産の町チェスキー・クルムロフでは2連泊し、朝晩の観光客の少ない時間帯や、場所を変えて様々な角度から移り変わるチェスキー・クルムロフの美しい景色を堪能しました。滞在中はお天気にも恵まれ、お城の庭園まで足を延ばしたり、旧市街をそぞろ歩きしたりと、ゆったりとした時間を味わえました。これも、チェスキー・クルムロフに連泊したからこそできる贅沢です。

自由食で訪れたレストランからの眺め
チェスキークルムロフ城で飼われている(?)ベンガル猫
ライトアップされたチェスキー・クルムロフ城の夜景

旅の最後は、プラハに3連泊し、プラハ城やカレル橋、旧市街広場などをたっぷりと観光しました。自由時間には、ヴルタヴァ川クルーズや旧市街広場の時計台などにご案内し、様々な角度からプラハの街並みを楽しみました。

青空の下にそびえる、聖ヴィート大聖堂
ヴルタヴァ川から眺めた、カレル橋

こちらのツアーは、9月30日発も設定がございます。6月23日現在、エコノミークラス、ビジネスクラス共に空きがございます。ぜひご参加をご検討ください。

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